AI、IoTなどの新たなスマートテクノロジーが進化する中で、マーケティング手法も大きくかわってきています。本稿では、今月話題になっているグロースハック関連の情報をご紹介します。

ソフトウェア開発戦略 ウォーターフォールモデルとは?

ウォーターフォール・モデルとは、1970年にウィンストンW.ロイス博士の論文が原型になったと言われているシステム開発のプロセスのモデルです。線形で表され、後戻りできないモデルという特徴があります。

ウォーターフォール・モデルは大きく5つフェーズで分かれます。最初は、「要件の定義」です。この段階では、システム要件を確立します。そして、最終的な目標・ロードマップ・スコープを規定したシステム仕様書の完成を目指します。続いては、「ソリューションの設計」です。システム仕様書にあわせて、最も効果的なプログラミング言語、テクノロジーを規定します。

その後実際のコードを記述する「実装」のステージです。実装が済んだら、バグがないか確認をする「品質保証」をし、出荷をします。その後は出荷後、何か問題が起きたときに対応する「メンテナンス」が最後のステップです。この5つのステップのウォーターフォール・モデルで進みます。

このように進めるウォーターフォール・モデルでは、複数の階層がある大企業において有効と考えられています。最初に要件をしっかり設計するため、計画外のコストが発生しなかったり、正確なプロジェクト管理ができるというメリットがあります。このように完璧に見えるウォーターフォール・モデルですが、進捗状況を確認できないといったことや修正が必要な際にはすべてのスケジュールが変更し、プロジェクトの納期が伸びしてしまうケースもあります。

そのため、ウォーターフォール・モデルは、複雑な階層がある大企業にて、要件が確立している短いスケジュールのプロジェクトに向いているでしょう。

Linkedinアウトリーチキャンペーンを自動化する5つのステップ

Linkedinほど人材のBtoB領域のプラットフォームはありません。しかし、そこで自動化されているアウトリーチキャンペーンは誤字があったり、適切な内容じゃなかったり上手く機能していないケースがほとんどです。しかし、ちょっとした工夫でLinkedinのキャンペーンも効果的になります。

第一に重要な点はプロフィールを整理することです。プロフィールが明記されていない人からは誰も認証をしません。その際、重要なのは、プロフィール写真、背景写真、タグライン、サマリーです。たとえば、タグラインでは、自分の役職だけでなく、誰が、どのような成果をあげたのかなどを明記するといいでしょう。

続いては、適切な顧客を探すことです。その際活用できるのが自動化ツールです。自動化ツールには、Linkedin自動化ツール、クラウドベースのツール、Facebookグループからスクレイピングするといった方法などがあります。

Linkedin自動化ツールの多くは、Chromeのエクステンションのため、いつ使用できるのかわかりないことやChrome起動時しか利用できないなど限定的ですが、それに対してクラウドベースのツールは24時間常に機能することが出来ます。また、Facebookからのリテンションもツールによっては簡単にできます。そのツールの一つがExpandiです。

顧客情報を入手できたら、次は送付テンプレートと送付条件を設定します。正しいテンプレートに、正しいルールで設定しているのかをしっかり確認しましょう。その後、システムでつながった人の管理には、CRMシステムで管理し、Zapierなどでキャンペーンを自動化します。

最後はキャンペーンを実施したら、結果を確認し、分析しなければならなければなりません。何ができるかしっかり確認しながら、常に改善を行いましょう。

ちょっとした工夫でLinkedinのアウトリーチキャンペーンは効果的になります。ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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Googleの凋落?マーケティングの未来とは!

マーケティングの未来を占うことほど難しいことはありません。インターネットが普及し、新聞・雑誌が衰退したようなことを誰が予想できたでしょうか。しかし、マーケティングは常に未来を想像しようとしています。難しいですが、本記事では筆者が想像するマーケティングの未来を紹介しています。

1つ目は、Google(グーグル)の凋落です。Googleは現在世界中のあらゆる商品・サービスの世界最大のプラットフォームです。そして、GoogleがAmazon(アマゾン)やApple(アップル)などの企業とは違うことも理解しなければなりません。Googleはオンライン広告で巨額な利益を稼いでいる巨大な広告代理店ともいえます。

しかし、消費者はこのような状況に違和感を持ち始めています。AngelList(エンジェルリスト)CEO Naval Ravikantも今一番脅威なのはアルゴリズムを設計している人だと語っている。実際、Expedia(エクスペディア)はGoogleが自社の航空予約システムを優先した検索結果を表示していると訴えを起こしている。Quora(クオラ)にも同様の疑いが起きている。

また、Alphabet.Incの幹部がアメリカの上院に召喚されアルゴリズムの非倫理性に関して問い詰めた。このようにGoogleを取り巻く環境が変わってきており、Googleが取り巻くマーケティング環境は近いうち終わりを告げ、この状況を利用した新たなライバルが出てくるであろう。

2つ目は、今のマーケティングがなくなるということだ。消費者は現在のマーケティングの抵抗感を抱き始めています。いままで消費者とビジネスの架け橋をつなげるだけのマーケティングから消費者との会話を重視するようになってくるだろう。すでに、BtoBビジネスの57%で顧客は相談をする前に自分たちで検索を始めています。今までのプッシュ型のマーケティングは通用しなくなるでしょう。これからは、透明性があり、会話型の、もっとニッチなマーケティング担っていくと考えられます。

3つ目は、コミュニティーマーケティングの拡大です。すでにReddit(レディット)のコミュニティーなどが盛んになり、様々な情報を求めて人がきています。Twitterも興味ベースに繋がれるようにアルゴリズムが変わってきています。もし、必要な情報があればコミュニティーでトピックを検索するだけで有効な肉厚な情報を得られます。今後このようなマーケティング担当者には、このようなコミュニティーへのリーチが重要になるでしょう。ニッチが富となるのです。

今後10年は、プライバシーの問題やリモートワークの進捗など状況が激変する中でマーケッターにとって試練の期間となります。その期間にちょっとしたことに気づかないことで時代遅れになるかもしれません。常に状況をフォローして、新たな困難に立ち向かいましょう。

AIや機械学習の普及などEC業界のデジタルマーケティングの2020年トレンド

ビッグデータ、IoT、機械学習など様々なスマートテクノロジーが進化している中で、ECにおいても同じようにテクノロジーの波が来ています。今回は2020年のデジタルマーケティングトレンドに関してご紹介します

まず、ご紹介するのはオムニチャネル・マルチチャンネル戦略です。今までEC業界で主流になっていたのは、メールマーケティングやSNSだけでした。しかし、現在70%の顧客はすでに3つ以上のサービスを活用しているなど顧客へのタッチポイントが増えています。

例えば、Instagram(インスタグラム)のストーリーやWhatsapp(ワッツアップ)、Facebook(フェースブック)のメッセンジャー、ポッドキャストなど様々です。この様々なタッチポイントを組み合わせて、顧客にコミュニケーションをするのがマルチチャンネル・オムニチャンネル戦略です。すでに、Aberedeen(アブレディーン)は、マルチチャンネル戦略を取ることにより売上を9.5%伸ばしています。このように今後、ECにおいてマルチチャンネル戦略が主流となってくるでしょう。

今後AIや機械学習などが更にビジネスに浸透していくでしょう。今まで、AIや機械学習は、生データやインプットされたデータを解析することにより、人間の仕事のバックアップに活用されています。しかし、今後さらに、カスタマーサービスやコンテンツマーケティングの領域にも進出してくるでしょう。実際、すでにAIでビジネスニュースやスポーツニュースを作成することも可能になっています。

もちろん、人間ほどのクオリティーではないにしろ、ある程度の情報を読み取るには十分でしょう。このように2020年にはAIが更にコンテンツマーケティングなどに活用されることにより、時間・コスト節約にいかされるでしょう。

すでにビデオマーケティングは大きな潮流となっていますが、今後更に動画によるコミュニケーションが重要になるでしょう。実際、Instagramでも静止画と比較して動画のほうが2倍のエンゲージメントがあるというデータもあります。しかし、動画が増えているため、消費者の集中力が衰えています。そのため、今後注目されているのは、60秒以内のショートビデオです。今後ECにおいても、Howto動画やイベントのレポートビデオ、お客様の声などのショートビデオを活用する事が大事になってくるでしょう。

消費者はいま、ブランドに双方向の即時対応を求めるようになっています。しかし、そのためには時間、労力の両方が必要です。そこで活躍するのがチャットボットです。チャットボットが現在様々なビジネス課題を解決するためにカスタマイズが可能になっています。例えば、人材募集、購入支援、サイトのガイダンスなどです。以前まではプログラミングに数ヶ月かかるものもありましたが、現在は様々な3rdパーティーアプリも増えており、今後さらなる有効活用が見込まれるでしょう。

その他、次世代SEOや音声検索なども2020年に大きなムーブメントとなる可能性があります。EC関連マーケッターは常にこのような情報をフォローしながら、新たなソリューションを試していきましょう。

まとめ

テクノロジーが進化することにより、デジタルマーケティングでも新たな潮流が出てきています。ビデオマーケティング、AIの活用やLinkedInの自動化キャンペーンも可能になっています。しかし、その一方でいままで大きなプレーヤーであったGoogleが凋落やマーケティングの意味合いが大きく変わることも予想されています。このように激変の時代においてしっかり最新のニュースをフォローするように意識してみてはいかがでしょうか。