Facebook,Instagram広告でiPhoneユーザーだけに広告出稿したいときの設定に少し苦労したので、その具体的な設定方法についてご紹介します。

iPhoneユーザーだけに広告を出稿したい具体的なケースとは?

最も多いケースとしては、iPhoneアプリ用広告が考えられます。

AppStoreへダイレクトに送客する広告を出稿する場合であれば、Facebook広告(Instagram広告)側で該当のアプリ広告を作成すれば、iPhone端末だけを対象に出稿することができます。

一方で、一度ランディングページ(LP)を挟んで送客をしたい場合には、それが出来ません。

間違えた設定をしている場合はAndroidユーザーにも多く広告が出稿されてしまい、極めて無駄が生じます。

その他にも、iPhoneユーザー向けのキャンペーン実施や、iPhoneユーザーへのターゲティングが考えられます。(iPhoneユーザーの方がAndroidユーザーよりも課金に向いていると言われています)


具体的なFB,インスタ広告アカウント(広告セット)の設定方法

以下は、全て広告セットレベルでの設定となります。

1.詳細ターゲティングの必須要件として、iOS端末でアクセスしているユーザーを追加する

以下のようにiOS端末からFacebookにアクセスしている人を”次の条件にも一致(必須)“の条件として追加しましょう。上の”次の条件に一致する人を含める“ではないので注意してください。

Facebookにアクセスしている人、とありますがインスタ用は特にないのでインスタも含まれていると思われます。

注意点としまして、”興味・関心”ではないので注意してください。”行動”に紐づくものを選択してください。

Facebook,Instagram広告でのiPhoneユーザーターゲット出稿のための設定1

2.除外ターゲティングで、Android端末アクセス者を除外する

Facebook広告及びInstagram広告では、除外ターゲティングを設定する事ができます。これを用いて、Androidユーザーへの出稿を回避することができます。

具体的には、以下のように全てのAndroid端末に紐づく行動を除外していきます。

1と同様に”行動”に対して除外設定を行ってください。

Facebook,Instagram広告でのiPhoneユーザーターゲット出稿のための設定2

3.ターゲットの拡大を”しない”

また、ここが最も重要なのですが、”パフォーマンスを向上できそうな場合は、現在の詳細ターゲット設定よりも広い範囲の人にリーチする。” は、外してください。

なぜかというと、上の詳細ターゲティングを一部無視して広告が出稿されるためです。

このターゲットの拡大は、Facebook担当者がついているとチェックした方が良いとおすすめされる項目ですが、本ケースにおいてはAndroid端末への余分な広告出稿を防ぐために外しておくべきです。

Facebook,Instagram広告でのiPhoneユーザーターゲット出稿のための設定3

iPhoneユーザーのみにFacebook、インスタ広告を出稿する場合のまとめ

iPhoneユーザーのみに広告を出稿したい場合は、広告セットレベルにおいて以下の設定をおすすめします。

1.詳細ターゲティングの必須要件として、iOS端末でアクセスしているユーザーを追加する
2.除外ターゲティングで、Android端末アクセス者を除外する
3.ターゲットの拡大を”しない”

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