国内事例 | INFOHUB-media https://infohub.jp/media 国内ビジネスリーダー向けメディア Tue, 26 Apr 2022 05:58:36 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.7.11 https://wp.infohub.jp/wp-content/uploads/2020/10/cropped-icon_logoA_2-32x32.png 国内事例 | INFOHUB-media https://infohub.jp/media 32 32 競合と差をつけるブランディング会社20社を厳選-企業詳細から必要な準備までを解説 https://infohub.jp/media/2021/01/08/3428/ https://infohub.jp/media/2021/01/08/3428/#respond Thu, 01 Jan 1970 00:00:00 +0000 https://infohub.jp/media/?p=3428 自社のブランディングをどのような会社に依頼すべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。...

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自社のブランディングをどのような会社に依頼すべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

ブランディングを支援している会社は、会社によって得意な領域やサービスの範囲が大きく異なります。

そこで本稿では、編集部が厳選したブランディング会社20社の特徴からブランディング会社に依頼するまでに準備しておくべきことをご紹介します。是非参考にしてください。

そもそもブランディングとは?

ブランディングとは、ブランド独自の「らしさ」を創造し、消費者に認知してもらい、その価値を感じてもらうための活動です。

ブランドという言葉は農場で牛を識別のために焼印を押す(Brand)からきています。

ブランドを構築することで競合との優位性や差別ポイントが明確となります。

その結果、企業側はロイヤリティの高い顧客の獲得につながります。顧客側も品質の基準ができることで、購買時の意思決定が効率化できることや、満足度の向上につながります。

このようにブランディングは企業側、顧客側のどちらにとっても重要な要素です。

ブランディングは「らしさ」を創造することが重要

ブランディングで最も重要な点は、自社のプロダクトやサービスのらしさを創造することです。

「らしさ」とは、企業のアイデンティティを具現化したものであり、既存顧客、潜在顧客に対して自社のストーリやユニークさを伝えるものです。

このらしさを確立することで、上述したようにロイヤリティの高い顧客を獲得したり、顧客が意思決定の効率化ができるようになります。

ブランディングを依頼する会社の選び方

ブランディングを支援している会社をご紹介する前に、会社の選び方のポイントをご紹介します。

自分の事業に見合った価格帯で選ぶ

ブランディングを支援している会社の予算はピンからキリまであります。自社の予算に合う価格帯の会社を選びましょう。

ブランディングを依頼する会社の「得意分野」で選ぶ

ブランディング会社はそれぞれ得意領域があります。例えば、ロゴなどのCI設計、UX設計、WEBデザインなど、得意分野はいくつも存在します。自社が依頼したい内容を整理した上でそれにあった企業を選びましょう。

制作だけでなく、戦略立案をしてくれるか

ただデザインの制作作業するのか、それともそもそものブランディング戦略の立案からしてくれるのかなど、ブランディング会社により、業務範囲も異なります。

自社が制作だけを依頼したいのか、それとも戦略の検討まで依頼したいのかを明確にして会社を選びましょう。

クラウドソーシングはなるべく控える

現在クラウドソーシングサービスが普及しております。

しかし、クラウドソーシングでは実績が足りなかったり、一部分しか対応できない場合があるためなるべく控えるのがおすすめです。

十分な実績があるか

最後は十分な実績があるのかを確認しましょう。

様々な事例があるのか、自社に近い業界の事例があるのか、施策が成果につながっているのかなどを確認しましょう。

ブランディングが強い会社20社を厳選紹介

本稿では国内企業でブランディングに強い企業をご紹介します。

WOW(ワウ)株式会社

WOW(ワウ)株式会社は、東京・仙台・ロンドンに拠点があるデザインスタジオです。UX設計からプロダクト開発、ユニークなブランドキャンペーンなどを手掛けています。

おすすめのポイント

  • 国内外の企業からアーティストのブランディングなど幅広い実績
  • メディアにこだわらない幅広い領域でのデザインワーク

主な実績:MAZDA DESIGN TOUCH

Wow株式会社のブランディング事例

MAZDAの「デザインを五感で楽しむ」イベントTokyo Midtown DESIGN TOUCHにおいて新型クロスオーバーSUV「MAZDA CX-30」の展示空間、アート映像を担当されています。先進的なユニークな空間作りとデザインの美しさを制作されました。

詳細情報

企業サイトhttps://www.w0w.co.jp
電話番号東京オフィス (03)5459 1100
仙台オフィス(022)216 5525
所在地東京オフィス 東京都渋谷区神南1-14-3
仙台オフィス 宮城県仙台市青葉区中央1-3-1
設立2010年4月28日
実績一覧ISSEY MIYAKE BAOBAO・POLA リンクルショット・LINE DAY2020 など
お問い合わせhttps://www.w0w.co.jp/en/contact/

株式会社RISKYBRAND

RISKYBRANDは大手企業を中心に行っているブランド戦略会社です。戦略立案から制作まで大手企業で多くの実績があります。

おすすめのポイント

  • ポジショニングやリブランディング含めて戦略提案から行ってくれる
  • 大手企業にて多くの実績がある

主な実績:XEBEC BtoBブランディング

株式会社RISKYBRANDのブランっディング事例

XEBECのBtoB事業のブランディング戦略からブランドガイドライン作成、WEBサイトやカタログなどのブランディングツールの作成などを担当されております。ヒアリングからワークショップの開催などでブランドの強さの整理からロゴデザインや商品ムービーを制作し、現在海外シェア約8割までに大きく成長しました。

詳細情報

企業サイトhttps://www.riskybrand.com
電話番号03-5720-5280
所在地東京都渋谷区恵比寿南1-9-4
設立2001年4月2日
実績一覧西武プロパティーズ・ヒルトン東京・野村不動産 マスターブランド など
得意領域不動産・BtoB
お問い合わせhttps://www.riskybrand.com/contact/

ミニラ・クリエイティブ

ミニラ・クリエイティブは、ブランディングからパッケージデザインまでを行なう制作会社です。特にお酒やスイーツなど食品で多くの実績があります。

おすすめのポイント

  • ブランディングを起点としたコミュニケーションデザインの設計
  • 大手企業にて多くの実績がある

主な実績:田苑酒造「エンヴェレシーダ」ブランディング

ミニラ・クリエイティブのブランディング事例

田苑酒造の新製品焼酎エンヴェレシーダのブランドコンセプト立案からネーミング、ロゴ、パッケージデザインやプロモーション動画などのマーケティング施策を担当されました。

詳細情報

企業サイトhttps://minira.co.jp
電話番号03-5468-0878
所在地東京都港区南青山6-12-3 南青山ユニハイツ903
設立1996年8月8日
実績一覧田苑酒造・ブルドッグソース・ニンベン など
得意領域酒・食品など
お問い合わせhttps://minira.co.jp/contact/

株式会社TCD

株式会社TCDは50年近い歴史があるデザイン・クリエイティブ会社です。103種の業種の経験など幅広い経験があります。グローバルブランディング、ネーミング開発、パッケージデザインなどをワンストップで対応できます。

おすすめのポイント

  • 103種以上の幅広い業種経験
  • ネーミング開発からパッケージデザインまでのワンストップ対応

主な実績:アシックス グローバルブランディング

株式会社TCDのブランディング事例

アシックスのリブランディングとは、ブランドマークや提供価値の再定義、ブランドスローガン制定を担当されました。アシックスブランドが海外に展開していく上での競争力の源泉を展開しました。

詳細情報

企業サイトhttps://www.tcd.jp
電話番号東京オフィス 03-6263-8330
神戸オフィス 0797-34-4300
所在地東京オフィス 東京都中央区銀座7丁目5-4 毛利ビル4・5F
神戸オフィス 兵庫県芦屋市春日町7-19 TCDビル
設立1977年
実績一覧アシックス リブランディング・パナソニック エイジフリー・
試着シェアアプリ「fitom(フィットム) UI開発 など
お問い合わせhttps://f.msgs.jp/webapp/form/15628_cdx_27/index.do

BOEL株式会社

BOEL株式会社は、「デザイン・ブランディングを通じてコミュニケーションをきもちよさ・ここちよさから考える」をミッションとするブランディングデザイン会社です。マーケティング戦略から、UI/UX設計、 グラフィックデザインまでカスタマーエクスペリエンスを追求し問題解決を行います。 

おすすめのポイント

  • 地域ブランディングの実績あり
  • WEBデザインやグラフィックデザインなど幅広い対応

主な実績:函館空港 WEBサイト

BOEL株式会社のブランディング事例

函館空港の地域ハブとしてのWEBブランディングからUI、UXなどのカスタマーエクスペリエンスを整理しました。フライト情報だけでなく、函館の観光情報や鉄道情報などをまとめ情報ハブとしての機能を充実させました。

その結果、観光客だけでなく、地元の人からのアクセスも増えて、多くの人に利用されるようになりました。

詳細情報

企業サイトhttps://www.boel.co.jp/
電話番号03-6452-4222
所在地東京都目黒区鷹番3-23-10 パークジオ学芸大学 103
設立2010年5月13日
実績一覧函館空港・トマムウェディング・Robotic Biology Institute など
得意領域地域ブランディング
お問い合わせhttps://www.boel.co.jp/contact/

株式会社フラクタ

株式会社フラクタは、長年EC経験の蓄積からECを中心としたブランディングを得意としています。ECサイトや化粧品関連のブランディングの実績が多いです。

おすすめのポイント

  • ECサイトの経験豊富

主な実績:Shopify

株式会社フラクタのブランディング事例

Shopifyの日本版公式ホームページやパンフレットのデザインを担当されています。本国サイトの雰囲気を崩さずに、ピクトグラムやイラストを使用してポップに分かりやすいデザインを開発しました。

詳細情報

企業サイトhttps://fracta.co.jp
電話番号03-4530-3788
所在地東京都渋谷区桜丘町22-14 N.E.Sビル N5F
設立2013年11月
実績一覧土屋鞄製作所・ネイチャーズウェイ・ANNA SUI など
得意領域EC・化粧品
お問い合わせhttps://fracta.co.jp/contact/

FICC株式会社

UCCやP&Gなどのナショナルクライアントを多く抱えているマーケティングエージェンシーです。デジタルマーケティングからインナーブラディングなど多数な事例があります。

おすすめのポイント

  • UCCやP&Gなど業界No1,2のブランディングを担当

主な実績:UCC ブランディング

FICC株式会社のブランディング事例

UCCの歴史的をブランド資産に変換。UCC上島珈琲内に眠る歴史的資料やコーヒーにまつわる知見、プロフェッショナル向けの情報などを動画化されました。動画は顧客ロイヤルティの段階に応じて段階的に接触させ、ロイヤリティの向上につなげました。

詳細情報

企業サイトhttps://www.ficc.jp
電話番号東京オフィス 03-6427-1324 京都オフィス 075-741-8899
所在地東京オフィス 東京都港区赤坂3-11-3 赤坂中川ビルディング 2F
京都オフィス 京都府京都市下京区河原町通松原上る2 富永町338
       京阪四条河原町ビル 8F
設立2004年2月3日
実績一覧ELCジャパン株式会社・江崎グリコ株式会社・株式会社NTTドコモ など
お問い合わせhttps://www.ficc.jp/contact/

バニスター株式会社

消費者のインサイト探索からブランディング戦略までをワンストップで対応する企業です。大手メーカーの実績も豊富です。

おすすめのポイント

  • ナショナルクライアントの実績が多い

主な実績:メルシャン ギュギュッと搾ったサングリア

バニスター株式会社のブランディング事例

メルシャン株式会社のギュギュッと搾ったサングリアのリブランディングプロジェクトにおいてパッケージデザイン、ブランドロゴデザインなどを担当されています。ブランドアイコンの可視化、差別化ができるようなパッケージデザインを制作。

詳細情報

企業サイトhttps://bannistar.com
電話番号03-5478-7004
所在地東京都渋谷区上原3-43-1 東高代々木上原ペアシティアネックス2F
設立2008年7月1日
実績一覧アサヒビール株式会社・株式会社大塚製薬工場・楽天株式会社 など
お問い合わせhttps://bannistar.com/contact/

BREST株式会社

ブランド構築からWEBサイトデザインまでを社内で一気通貫で対応出来ます。クリニックなど医院関連の事例が多いのが特徴です。

おすすめのポイント

  • コンセプト検討からブランドデザインまでを一気通貫で対応
  • クリニック、医院関連の事例が多い

主な実績:株式会社アリミノ ADIMINO

BREST株式会社のブランディング事例

新カラー剤ラインADIMINOなどを発売にあわせてコンセプト作成からロゴ作成、キービジュアルまでを担当されています。またSNSマーケティングにも協力しています。

詳細情報

企業サイトhttps://www.brestbrand.com
電話番号0120-255−874
所在地東京都目黒区上目黒2丁目36-2
設立2012年1月
実績一覧株式会社アリミノ・NITORI・水野歯科浜町クリニック など
得意領域クリニック
お問い合わせhttps://www.brestbrand.com/contact/

株式会社F&S CREATIONS

F&S CREATIONSはWEB、グラフィック制作などを行なうデザイン会社です。特に採用サイトなど多く手掛けており実績があります。

おすすめのポイント

  • 採用マーケティング事例が多い

主な実績:DHC 新卒採用向けサイト

株式会社F&S CREATIONSのブランディング事例

サイトの回遊性や早期退職を防ぐためを目的としてサイトを制作。ハッシュタグ検索機能追加などUIも様々な工夫を行っております。

詳細情報

企業サイトhttps://www.fands-c.com
電話番号03-5738-2460
所在地東京都 目黒区大橋2丁目22番6号 唐木ビル2階/5階
設立2012年1月
実績一覧DHC・株式会社キャリアデザインセンター など
得意領域採用
お問い合わせhttps://www.fands-c.com/contact/

株式会社アプリコットデザイン

長野県のオフィスを中心に活動しているデザイン会社です。ブランド構築だけでなく、ブランド・マネジメントまでも対応可能です。また、価格帯が手頃なプランも用意されています。

おすすめのポイント

  • 手頃な価格プラン

主な実績:トゥモローウェディングホームページ

株式会社アプリコットデザインのブランディング事例

ブランディング検討時点からターゲットが求めている情報をクリアにした上でWEBサイトデザインを実施し、結婚式に悩んでいる人でもわかりやすいホームページになっています。

詳細情報

企業サイトhttps://apricot-design.com
電話番号長野オフィス 026-217-2184
東京ブランチ 03-6670-5177
松本ブランチ 0263-87-7486
金沢ベース 076-252-7566
所在地長野オフィス 長野県長野市丹波島1-805
東京ブランチ 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-10-5 3F
松本ブランチ 長野県松本市大字島内4619-3 QuintetDoor 1階南室
金沢ベース 石川県金沢市東山1丁目10-1 103
設立2013年11月
実績一覧森永製菓株式会社・味の素株式会社・株式会社CHINTAI など
お問い合わせhttps://apricot-design.com/contact/

株式会社ドングリ

「デザインの未来を定義する」というビジョンのブランディング会社です。ワークショップ、クリエイティブ開発、インナーブランディングなど幅広い領域に対応してくれます。

おすすめのポイント

  • 企業ブランディングからインナーブランディングまでの幅広い対応

主な実績:オーストラリア大使館のスポーツ外交キャンペーン「AUS+RALLY」

株式会社ドングリのブランディング事例

「AUS+RALLY」コミュニケーション戦略の策定、コンセプト・ネーミング・コピー開発、ロゴデザイン、Webサイト開発、PR戦略、オフラインイベントのコミュニケーションデザインを担当しています。ヒアリングワークショップからイベント実施まで全体をプロデュースしています。

詳細情報

企業サイトhttps://www.don-guri.com
所在地東京都渋谷区代々木1-3-1
設立2012年2月
実績一覧亀屋食品・Groxi・オーストラリア大使館 など
お問い合わせhttps://www.don-guri.com/contact/

パドルデザインカンパニー

一つひとつ丁寧に、クライアントの声を聞き、課題を見つけ、デザインすること。誠心誠意、持てるスキルの全てを常に発揮していくことを目的としたクリエイティブ企業です。本音でお客様と議論を尽くし、クライアント及びステークホルダーが幸せになるサービスを提供し続けることを目指しています。

おすすめのポイント

  • 企業ブランディングからインナーブランディングまでの幅広い対応

主な実績:CONGRATS HOTEL 京都

パドルデザインカンパニーのブランディング事例

「行きつけの、遊び場をつくる。」をコンセプトに、CONGRATS HOTEL 京都のウェブサイト、ウォールアート、コミュニケーションスペースを制作。

詳細情報

企業サイトhttps://www.paddledesign.co.jp/
電話番号03-5411-2202
所在地東京都港区南青山2-18-2 竹中ツインビルA-3F
設立2000年
実績一覧株式会社LINX・株式会社大林組・山口不動産 など
お問い合わせhttps://www.paddledesign.co.jp/contact/

株式会社フィールビー

ウェブサイトを中心としたVI・CI、グラフィックデザインを行っているデザイン会社です。ホームページ制作からパッケージデザインまで様々なデザインプロジェクトに対応。

おすすめのポイント

  • ウェブサイトからパンフレットまで幅広いデザイン業務に対応

主な実績:LINECUBE SHIBUYA パンフレット

株式会社フィールビーのブランディング事例

LINECUBE SHIBUYAがアーティストやパフォーマー達の才能や情熱の結晶(塊)が集まり、生まれる空間というコンセプトのもとでパンフレットを制作を対応されております。

詳細情報

企業サイトhttps://www.feelbee.jp/
電話番号03-6416-3903
所在地東京都渋谷区宇田川町2-1-220
設立2009年3月
実績一覧PLAYGROUND GINZA・南洋貿易 など
お問い合わせhttps://www.feelbee.jp/contact

ILY.(アイリー)株式会社

代官山・シンガポールに拠点をおく国内外に活躍するデザイン会社です。提案だけでなく、クライアントとともにワークショップを開きながらブランディングを進める伴走型サービスも提供しています。

おすすめのポイント

  • ウェブサイトからパンフレットまで幅広いデザイン業務に対応

主な実績:ぺやさがしのUIUX開発

ILY株式会社のブランディング事例

株式会社CHINTAIのペヤさがしアプリのUI,UXを開発。カップルや夫婦がより簡単に楽しく部屋探しができるように対応しました。

詳細情報

企業サイトhttps://ily.today
所在地東京都渋谷区恵比寿西1-33-18 コート代官山 B
設立2009年3月
実績一覧大戸屋株式会社・JR東日本 など
お問い合わせhttps://ily.today/contact/

株式会社プラスディー

デジタルクリエイティブ及びコミュニケーション設計によって、企業が抱える課題を解決することを生業としてデジタルクリエイティブエージェンシーです。

おすすめのポイント

  • オンラインを中心としたクリエイティブ、コミュニケーション設計
  • ナショナルクライアントの実績

主な実績:キッコーマン BottleBrew

株式会社プラスディーのブランディング事例

自分で育てるしょうゆ「BottleBrew」のプロダクトコンセプト、BI設計、パッケージデザイン、ECサイトデザインなどを一括してプロデュースされています。市場に出るまでにあらゆる側面からサポートされています。

詳細情報

企業サイトhttps://plus-d.co.jp/
電話番号東京オフィス 03-6416-4957
宮崎オフィス 0987-55-1555
所在地東京オフィス 東京都目黒区大橋1-7-4 KUBO BLDG.2A
宮崎オフィス 宮崎県日南市飫肥4-2-32
設立2008年
実績一覧キッコーマン・バルミューダー・全日空株式会社 など
お問い合わせhttps://plus-d.co.jp/contact/

株式会社ユニットベース

株式会社ユニットベースは少数精鋭のブランディング会社です。ブランディングやマーケティングの深い知見からクリエイティブまで、ワンストップでサービスを提供し、企業やブランドの戦略を価値のある施策として実現するスペシャリストです。

おすすめのポイント

  • マーケティングからクリエティブまでにワンストップサービス

主な実績:Pococha

株式会社ユニットベースのブランディング事例

DeNAが運営するライブコミュニケーションアプリPocochaの公式サイトを製作されています。多種多様な個性の集合体というブランドコンセプトを具現化するために、無限に広がるブランドカラー、グラフィックパターンを軸にコンテンツビジュアルを作成されています。

詳細情報

企業サイトhttps://unit-base.com/
所在地東京都渋谷区千駄ケ谷3-27-4
設立2013年9月
実績一覧Rerap・BEAMS・DMM・AUTO など
得意領域アパレル
お問い合わせhttps://unit-base.com/contact/

株式会社スタジオディテイルズ

クリエイティブとデベロップメントの両軸を武器に、全方位的クリエイティブ集団”を目指しています。名古屋と東京を拠点にクライアントと直接取引が多くあることも特徴です。

おすすめのポイント

  • 大手メーカーとの実績が多い
  • 国内外で多数のデザイン関連の賞を受賞

主な実績:トヨタ販売店創立70周年記念誌

株式会社スタジオディテイルズのブランディング事例

日本の自動車産業黎明期の営業マンの話を元に小冊子を作成。デザインや小説作成などを担当。トヨタ販売店1,500店舗で配布。DESIGN FOR ASIA AWARDS 2016 BRONZE AWARD 等を受賞。

詳細情報

企業サイトhttp://www.details.co.jp
電話番号名古屋オフィス 052-265-9081
東京オフィス 03-6459-2365
所在地名古屋オフィス名古屋市中区千代田 1-1-20 グリーンハイツ千代田 1F
東京オフィス 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-54-11 コア原宿3F
設立2009年
実績一覧株式会社キングジム株式会社自律制御システム研究所・トヨタ販売店 など
お問い合わせInfo@detail.co.jp

株式会社クオートワークス

「お客様の課題を正面から、王道に解決すること」 と「クリエイターとして、プライドを持ったモノづくり」 を軸にしているクリエイティブカンパニーです。デジタルデザインを中心としたブランディングプロジェクトの実績多数。

おすすめのポイント

  • デジタルを中心としたブランディングプロジェクトの実績多数。

主な実績:rockin’on groupの企業サイト

株式会社クオートワークスのブランディング事例

日本最大級の動員を誇るROCK IN JAPAN FESTIVALや、40年以上にわたりロックの最前線を伝えている雑誌rockin’on、日本最大の売上を誇る邦楽誌ROCKIN’ON JAPANなど、音楽を核に多様な事業を展開する企業、「rockin’on group」様の総合企業サイトを制作しました。

詳細情報

企業サイトhttps://quoitworks.com/
所在地東京都目黒区青葉台4-5-12-101
設立2013年10月
実績一覧rockin’on group・株式会社ヤプリ  など
お問い合わせhttps://quoitworks.com/contact/

株式会社philosophist

ブランドコンサルティング、事業コンサルティング、クリエティブディレクション、 販促企画立案から制作業務まで、価値創造に関わるあらゆる局面に対応するクリエティブカンパニーです。

おすすめのポイント

  • デジタルを中心としたブランディングプロジェクトの実績多数。

主な実績:ORBIS Mr.(オルビス ミスター)ブランドサイトデザイン

株式会社philosophistのブランディング事例

オルビス株式会社のメンズブランド ORBIS Mr.のウェブサイトでECサイトにどのようにブランド要素を組み込んでいくかを検討したブランドサイトをデザイン、制作されました。

詳細情報

企業サイトhttps://philosophist.info/
電話番号03-6803-8442
所在地東京都渋谷区渋谷3-1-8 オーベル渋谷502
設立2018年
実績一覧ワタベウェディング・ピジョン株式会社 など
お問い合わせinfo@philosophist.info

ブランディングを依頼する前にやっておくべき4つのこと

ブランディングの企業を紹介してまいりましたが、最後にブランディングを依頼する前に自社内で整理すべきことをご紹介します。

目標や目的を設定しておく

1点目は、ブランディングを行って達成したいことや、実現したい成果を設定しておくことです。

ブランディングを検討している中で、どうしてもかっこいいデザインがいいなどアウトプットの軸がわからなくなることがあります。

そのため、依頼前に自社が重視していることやブランディングの目的をしっかり整理しましょう。

期限を設定しておく

2点目は期限を設定しておくことです。ブランディングには答えがありません。

そのため、検討しようと思えば永遠に検討し続けられます。検討し続けてしまい何が本当に正しいかわからなくなる前に決断できるように期限を設けましょう。

可能であればピッチを開催する

ブランディング企業にはそれぞれ特徴があり、自社のブランドの解釈の仕方やアウトプットの内容は企業によって大きく変わります。

そのため自社の方向性に合うような企業を見つけることが重要です。ピッチを開催することで複数の企業からの提案を受け、発注後のギャップを最小限に収めることができます。

マクロ・ミクロ環境分析とSTP分析をする

ブランディングを依頼する際に環境分析などの戦略部分にも対応してくれる企業もあります。

しかし、事前に自社内で実施しておくことで依頼先とのコミュニケーションの質が向上し、最終的なアウトプットの質も高まります。

そのため、事前に自社内で環境分析やSTP分析をしておくことがおすすめです。以下の記事で詳細に解説しています。

国内ビジネスリーダー向けメディア
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まとめ

いかがでしたでしょうか。

ブランディングを企業に発注するのも進め方の一つです。

ブランディングを受注する会社ごとの特徴があるため、自社が依頼したい内容や予算を検討した上でコンタクトをとってみましょう。

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【保存版】マーケティング戦略のキホン-主要フレームワークと事例、注意点まで https://infohub.jp/media/2020/06/05/2620/ https://infohub.jp/media/2020/06/05/2620/#respond Thu, 01 Jan 1970 00:00:00 +0000 https://infohub.jp/?p=2620 消費者の嗜好が多様化してきたことやインターネットの普及など、市場が大きく変化したことにより...

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消費者の嗜好が多様化してきたことやインターネットの普及など、市場が大きく変化したことにより、大企業や中小企業、スタートアップ含め、どのような企業にもマーケティングの戦略は重要です。本稿では、マーケティング戦略とはなにか?戦略を進めるためのステップなど解説します。

マーケティング戦略とは?

マーケティング戦略の前に、マーケティングとは何かをご紹介します。

マーケティングとは、有識者や団体によって様々な定義がありますが、様々な定義に共通している要素は「売れる(儲かる)仕組みを作る」ということです。決して広告や調査だけの一面的な要素ではなく、様々な要素を組み合わせて売れる仕組みを作ることです。

この売れる(儲かる)仕組みを作るために、価値を、誰に、どのような手法を用いて、「売れる(儲かる)仕組みを作る」のかを策定するのが、マーケティング戦略の役割です。

経営戦略とマーケティング戦略の違い

このように聞くと、経営戦略と何が違うのだろうと思う方もいるかと思います。ここで、経営戦略とマーケティング戦略の違いをご紹介します。

経営戦略とは、中長期的にビジネス全体の持続的成長のための経営資源を最適に配分するための戦略です。

例えば、人事戦略・財務戦略などが含まれ、新規参入や事業撤退など大きな判断をするための戦略です。

それに対して、マーケティング戦略は企業が顧客にプロダクトを売るための仕組みを作るための戦略に集中します。マーケティング戦略は、経営戦略を決めるための重要な戦略の一部です。

なぜマーケティング戦略が重要なのか

なぜ、これほどマーケティング戦略が企業にとって重要になってきているのでしょうか?マーケティング戦略が重要になっている理由は、大きく3点あります。

消費者の多様化

まず1点目は、顧客の多様化です。以前の日本では、「3種の神器(冷蔵庫・洗濯機・テレビ)」や「3C(カラーテレビ・車・クーラー)」など消費者は同じものを求めるなど価値観が単一的でした。そのため、企業は商品を作り、販売していれば売れていました。

しかし、モノが溢れてきたことやインターネットの普及に伴い、消費者の価値観が多様化してきた結果、従来どおりの方法ではモノが売れなくなりました。そこで、消費者の理解や差別化などを検討するマーケティング戦略が注目れるようになりました。

消費者と企業の接点増加

2点目は、消費者との接点が増えたことです。以前は、テレビや新聞など企業が消費者にコミュニケーションできる媒体は限られていました。

しかし、WEBサイトやアプリなど様々な媒体の出現や、SNSが普及した結果、これまで以上に企業には消費者とのコミュニケーションが求められるようになりました。

このように複数の媒体において、どのように企業がメッセージを発信していくのか、消費者との関係を作っていくのかを検討する上で、マーケティング戦略が必要となってきています。

消費者属性行動の把握

3点目、デジタル化が浸透することに伴い、消費者の情報がより正確に把握できるようになったことです。

以前は、消費者向けにコミュニケーションをしようとしても、F2、M3 などの大枠でしか消費者を捉えられませんでした。

しかし、IT化が進み、消費者一人ひとりの細かな情報が取得できるようになったことで、ユーザー毎に最適化されたコミュニケーションが可能となりました。その結果、より効率的に、高い精度のマーケティング戦略が一層求められてきています。

マーケティング戦略を考える上で重要なステップ

それでは、ここから実際にマーケティング戦略を進めるための重要なステップをご紹介します。実際のステップを進めるときに有効なフレームワークは次章でご説明します。

マーケティング戦略は,6つのステップから構成される

STEP1:PEST分析でマクロ環境分析

PEST分析は政治(Politics)経済(Economy)社会(Society)技術(Technology)が由来しており、マクロ環境分析の際に用いられるフレームワークです。

  • Politics(政治):薬事法などの法規制
  • Economics(経済):株式市場や経済動向
  • Society(社会):外出自粛などのライフスタイルや社会動向
  • Technology(技術):5GやIoTなど技術革新

より広い視点で分析し、3年後など中期的なトレンドを掴むことができます。

STEP2:3C分析でミクロ環境分析

PEST分析にて中長期的なトレンドについて理解したら、自社・消費者・競合の3C分析をします。

ここでは、どのような目的で事業をするのかを確認する程度にしておき、消費者と競合の理解を十手店手系に行いましょう。詳細な自社の分析はSWOT分析に落とし込み、解釈していきます。

企業が持続的に発展していくためには、顧客と競合企業の理解が欠かせません。これらを理解することで余分な競争を避け、自社の強みを生かした事業を展開していくことができます。3C分析はビジネス上で必ず関係する自社・消費者・競合を抜け漏れなく分析することができ、自社の成長の機会を探るのに有用なフレームワークです。3C分析とは?3C分析とは1982年に大前研一が著書『The Mind of the strategist』にて発表したフレームワークです。3C分析はビジネス上で関係する自社(Company) 市場・消費者(Consumer)競合他社(Competitor...
3C分析とは?活用方法とマーケティング戦略に役立つSWOT・事例を紹介 - INFOHUB-media

STEP3:SWOT分析でマクロ・ミクロ環境を俯瞰する

SWOT分析は「市場と競合の分析を通じて、自社が生きる戦略」を見つけるフレームワークです。具体的には以下の表をご覧ください。

SWOT分析には、内部・外部要因、ポジティブ・ネガティブ要因があることも意識する

これまでのPEST分析や3C分析で積み上げたファクトと自社の状況を勘案し、優れたアイデアを生み出すことで、成長する機会を見つけるのがSWOT分析です。

また、より粒度の高い分析を可能にする「クロスSWOT分析」も有効です。
詳細は以下の記事をご覧ください。

マーケティングを行っているとSWOT分析というのをお聞きになったことがあるかもしれません。SWOT分析には企業分析というイメージがあるかもしれませんが、ビジネス課題や市場機会を検討する手法としても有効です。本稿では、SWOT分析の基本から市場機会を検討する際に有効なクロスSWOT分析、テンプレートを紹介します。是非参考にしてください。コンテンツサマリーSWOT分析とは、内部や外部環境分析をするためのフレームワークです。Strength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Threat(脅威)の4つの点から分析するこ...
【テンプレート付き】SWOT分析とは?戦略の作成方法から事例まで紹介 - INFOHUB-media

STEP4:STP分析

SWOT分析を終えたら、分析結果をもとにマーケティングの基本戦略となるSTP分析に落とし込みます。

STP分析とは、Segmentation(セグメンテーション)、Targeting(ターゲティング)、ポジショニング(Pogistioniing)というマーケティングの大きな方向性を決め込むことです。

セグメンテーション(市場の細分化)

市場環境が把握できたら、多様な要素から構成される市場を自社プロダクトが最も適しているターゲット市場に細分化します。

この市場の細分化をセグメンテーションと呼びます。市場は様々な消費者の塊です。例えば、車市場だけでも「運転好き」、「家族との旅行用」、「近場の運転に使いたい」など様々なニーズがあります。

このようなニーズをひとくくりにして、車が欲しい人と捉えてしまうと自社のプロダクトを求めていない人までをターゲットとすることになります。

これを避けるために市場を細分化することで、より深いコミュニケーションをすることが可能です。

「せっかくマーケティング戦略を立案したけど、費用対効果が悪い」などの悩みがある方もいるのではないでしょうか。その原因として、顧客を捉え違えたり、市場が変化してしまったなどの理由があると思います。そこで重要となるのが、マーケティングセグメンテーションです。本稿ではマーケティングセグメンテーションの基本的な説明と、効果的なセグメンテーションを行うポイントについて解説します。この記事のまとめセグメンテーションとは、ターゲティングを行うために「市場や消費者を一定の塊(セグメント)に分類する」ことであ...
5つのセグメンテーションとは?-マーケ戦略での活用方法や注意点も - INFOHUB-media

ターゲティング

アプローチする市場が決定できたら「自社が理想とする顧客像を見つけ出すターゲティング」をします。

このプロセスで顧客な詳細なプロフィールを記載したペルソナを作る企業が多いです。

市場は多種多様な人から構成されており、それらに対して全方位的に施策を展開することは、効率的な予算の使い方ではないからです。

マーケティング戦略の中でターゲティングはとても重要です。プロダクトやサービスがいくら良くても、ターゲティングを間違えるとビジネスの成長曲線は鈍化します。本稿では、ターゲティングのやり方、ターゲティングを実施するときのポイントが知りたいという方に向けて、ターゲティングの基本からターゲティングの成功事例を紹介します。この記事のまとめターゲティングとは、市場の中から狙う顧客を設定することです。ターゲティングを行うことで、限りある資源で利益の最大化をすることを狙います。ターゲティングは、STP分析の一部...
【解説】ターゲティングとは?設定方法からマーケティング戦略での活用まで - INFOHUB-media

ポジショニング

ターゲティングにより自社がターゲットとする明確な顧客像を理解したら「顧客に、自社のプロダクト・サービスがどのように魅力的であるかを認識させるための活動」を行います。

これがポジショニングです。

顧客は競合企業と比較して購入するプロダクトを選定するため、自社のプロダクト・サービスが競合と「何が違うのか」といった差別化をする必要があります。

顧客を「私はこれを求めていた」「この商品が欲しい」と思わせる差別化をし、そのブランドイメージを顧客に浸透させましょう。

マーケティング・ポジショニングで目指しているのは、顧客に「この商品は他とは違う」と認知し購入してもらうことです。そのために、自社商品のユニークなポジションを分析していきます。自社のブランドのイメージを顧客に浸透させたい、競合とぶつかって成長曲線が鈍化した、このようなときに再定義したいマーケティング・ポジショニング。本記事では、他社との関係の中で、自社の価値をどのように置けばいいのか、というポジショニングの方法論を、ポジションマップの作り方、成功事例を含めて網羅的にまとめています。この記事のま...
【マーケティング入門】ポジショニングとは?活用方法と4つの注意点を徹底解説 - INFOHUB-media

STEP4:マーケティングミックスの検討(4P分析・4C分析)

マーケティングミックスと言われる4C・4P分析の比較

STP分析を終えたら、マーケティングミックスを検討します。
自社のプロダクト・サービスの価値ををどのように消費者に届けるのかを検討するフェーズと考えましょう。

ここではコミュニケーションだけでなく、物流やプロダクトの設計など、顧客との接点となるあらゆる要素を考慮して手法を策定しましょう。

近年では、マーケティングミックスは4Pと4Cをベースに立案するのが一般的です。

4Pは製品戦略(Product)価格戦略(Price)流通戦略(Place)販促戦略(Promotion)を指し、
4Cは顧客価値(Customer value)顧客にとってのコスト(Cost)利便性(Convienece)コミュニケーション(Communication)を指します。

4Pは企業目線、4Cは顧客目線から構成されており、両者を活用することで主観と客観を持ち合わせた施策を実行できます。

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マーケティング戦略の構築についての詳しい解説は、こちらの記事でしております。

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マーケティング戦略に効果的なフレームワーク・考え方

具体的にマーケティング戦略を進めていく上で有効なフレームワークをご紹介します。

PMF検証

PMFとはProduct Market Fitの略でありNetscapeの創始者マーク・アンドリーセンの格言であり、スタートアップなどには欠かせない考え方です。

いくら商品が良くても、市場が小さければ意味がないですし、市場がいくら大きくても満足させるような商品がなければ意味がありません。

「良い市場を狙い、かつ、その市場を満足させることができる製品を持っている状態」がマーケティングにおいても重要です。

PMFを検証するためには、先行指標調査などの手法があります。

先行手法調査では、例えば「あなたは、このプロダクトが使えなくなったらどう感じますか?」と聞いて、4割以上が「とても残念に思う」と回答したらPMFが達成されていると考えられます。

市場分析などを進める上で、自社のプロダクトがPMFしているのかをしっかり検証しましょう。

5フォース分析

5フォース分析は、外部環境分析の特に、事業環境を分析するためのフレームワークであり、マイケル・ポーターによって提唱されたものです。

「売り手の交渉力」「買い手の交渉力」「競争企業間の敵対関係」「新規参入業者の脅威」「代替品の脅威」の5つの要素が市場の収益性に影響するというものです。それぞれの力が強いほど、市場の収益性が低いと分析されます。

進出する市場が良い市場であるのかを判断する材料として、PMF検証などと合わせて活用すると有効です。

BCGマトリックス

BCGマトリックスとは、ボストンコンサルティンググループが発案したフレームワークです。

マーケット成長率とマーケットシェアを切り口にプロダクトのポジショニングを策定して、中長期的計画を立案するのに活用します。サービスを「負け犬、問題児、金のなる木、花形」にマトリックスで整理し、戦略の検討が行えます。

BCGマトリクスを図解

例えば、負け犬では事業の撤退の検討、金のなる木では、どのように安定した成長を促進するのかの戦略を検討します。このように、BCGマトリックスは戦略の方向性を整理するためのフレームワークとして効果的です。

代表的なマーケティング戦略とその事例

ここでは、具体的な戦略の代表例、事例をご紹介します。

徹底した差別化を図る「弱者の戦略」

弱者の戦略とは、徹底的に差別化を図る戦略です。戦略のポイントは、局地戦、1点集中です。大企業が進出していないニッチ市場に特化し、その市場に集中し大企業の弱点を攻撃するというものです。

事例

弱者の戦略で成功を収めた事例として有名なのがアパホテルです。

従来のホテルは駅前の便利な場所で、広いスペースに立地していました。しかし、そのような場所は地価が高いため、宿泊料が高くなります。それに対し、アパホテルは通常のホテルでは立地が難しい間口が狭い土地などを活用することで、従来のビジネスホテルでは難しい低価格な宿泊料を実現しました。

その他、フリーチェックアウトシステムや社長を活用した広告など、他のホテルと徹底的に差別化するサービスやコミュニケーションを行うことで現在の成功を収めています。

特定地域内での支配戦略-「ドミナント戦略」

ドミナントは「支配的」「優位的」と訳されますが、自社の支配的優位性をかつよした戦略を行うものです。例えば、ある地域に集中して店舗を展開することにより、物流などの効率化を図り、地域内シェアを拡大することです。

事例

ドミナント戦略で有名なのはセブンイレブンです。セブンイレブンは、2013年時点で業界2位のローソンより店舗数が3000店舗も多かったが、出店エリアは40都道府県に限定しました。それに対してローソンは全国に展開していました。このように、出店エリアを限定することにより、そのエリア内でのシェアを高め、物流の効率化を進めることで成長しました。

コンビニの場合、エリアは県レベルではなく、さらに狭い区・町レベルで検討されています。

単一メーカーによる効率的な市場支配-「マルチブランド戦略」

マルチブランド戦略とは、同一市場において複数のブランドを展開することにより、単一メーカーで市場のカバー力を高め、市場の活性化をさせる戦略です。しかし、一つの市場で複数製品を展開してしまうため、カニバリズムが懸念されます。

事例

マルチブランドを展開している企業としては、ネスレ、P&G、コカコーラ等があげられます。例えば、ネスレはミネラルウォーターだけで「ペリエ」「ヴィッテル」「コントレックス」など6ブランドを展開しています。

マーケティング戦略を構築する上で注意しなければいけないこと

代表的な戦略をご紹介してきましたが、マーケティング戦略を進める上で注意すべきポイントをご紹介します。

製品・サービスのマーケティングと営業への適性

マーケティングと営業は補完関係にあります。例えば、マーケティング活動が弱い場合は、営業部隊の頑張りが必要になります。その一方で営業が弱いエリアに対しては、マーケティング活動のサポートが必要になります。

例えば、TVCMが放映されることが営業をする上での口説き文句になる場合もあります。このようにマーケティングと営業は離すことができない関係です。

しかし、全てのプロダクトが同様のバランスではありません。C向けなのかB向けなのか、展開する市場規模により、マーケティングと営業のバランスは変わります。自社の商品はどちらの要素が重要なのかの適性を判断しましょう。

「万能」は目指すな

マーケティング戦略では、取捨選択が重要です。市場全てを狙おうとして広く顧客をターゲティングしても、結果的にはどこのターゲットも取れないかもしれません。マーケティングは「万能」ではありません。

市場をしっかり絞り込み、狙った市場を確実に取りに行く事が重要です。

マーケティング予算は多くのチャネルに分散させる

3点目は、マーケティング予算を分散させることを意識しましょう。今までの経験で、TVCMだけに予算を使うことや過去と同じ施策を展開するといったことを検討するかもしれません。

しかし、マーケティングに重要なのは、PDCAを回しながら改善していくことです。

マーケティング予算を配分する上でも、どのチャネルに効果がありそうなのか試すことが重要です。

そのためには、なるべく多くのチャネルに予算を分散し効果を検証しつつ、レバレッジが見つかったら、集中するということを意識しましょう。

データは神よりも正しい

ウェブでの行動データなどを始め、IoTが普及することで現在消費者の様々な行動のデータが取得できるようになっています。

マーケティングを進める上で、どうしても勘や経験に頼ってしまうことがあるかと思います。しかし、データほど消費者のリアルを語るものはありません。そのため、常にデータをどのように咀嚼し、活用するのかを意識しましょう。

マーケティングの戦略論を勉強したい方に2冊おすすめ書籍を紹介

最後にマーケティング戦略論を学ぶための参考の書籍をご紹介したいと思います。

マーケティング戦略論の本を選ぶポイント

書店のマーケティングエリアを見ても、毎日新たな本が登場しており、どの本を選ぶのか悩むかと思います。

変化のサイクルが早い=流行りの戦略を学んでもすぐに使えなくなる

消費者から新たな情報が取得できる様になった結果、市場構造の理解が把握でき、新たな戦略が開発されています。新たなトレンドをしっかりフォローすることも重要ですが、ここには一過性があります。

トレンドの戦略を学んでも、来年には使えなくなるかもしれません。しかし、伝統的な戦略はいまでも語られ、使われ続けているからこそ残っています。このような伝統的な戦略をしっかり学ぶことを最初はおすすめします。

伝統的な戦略論を学ぶ-グロービスMBAマーケティング(ダイヤモンド社)

最初に紹介するのは、グロービスMBAマーケティングです。グロービス経営大学院のマーケティングの参考書であり、体系的に伝統的なマーケティング戦略がまとめてあるため、初心者でもわかりやすく理解することができます。

最新の戦略論-マーケティング戦略(有斐閣)

幅広くマーケティング戦略がカバーされており、伝統の戦略から最新の事例も含む最新の戦略論まで紹介されております。最新のマーケティング戦略まで学ぶのに有効な本です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?マーケティング戦略は、多様化し複雑化している現代の市場において欠かせない考え方になっています。市場と顧客を理解し、自社ならではの価値をみつけるのに有効です。まずは自社の強みや競合状況などの市場分析から初めてはいかがでしょうか。

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マーケティング施策を検討したいと思っているが、効果的に検討するためのやり方がよくわからない。一回考えてみたけどあまり効果が出なかったということもあるのではないでしょうか。

マーケティング施策は戦略的なプロセスによって生み出されます。正しいマーケティングプロセスを行うことで「自社の課題をクリア」にし「その課題を乗り越えるマーケティング施策」ができます。

本稿ではマーケティングの初心者から責任者の方向けに「マーケティングプロセス」を紹介します。本稿を読むことで「正しい戦略的なマーケティングプロセス」や「その目的と方法」、「マーケティングプロセスの成功事例」を学べます。マーケティングプロセスの構築や、これまでのワークフローの見直し・刷新に役立ててください。

マーケティングプロセスとは?

マーケティングプロセスとは「自社の環境・目標を明確にし、それを達成するための戦略的な一連のプロセス」を指します。具体的には市場を分析し、自社の価値を明確にし、ターゲットとなる顧客を獲得するまでの流れの設計です。

全体的な流れは次の画像の通りです。

マーケティングプロセスとは「自社の環境・目標を明確にし、それを達成するための戦略的な一連のプロセス」を指します

マーケティング・プロセスは6つのプロセスで構成されますが、「環境分析」と「基本戦略設計」、「戦略の実行評価」の3つのステップに大別されます。3つのステップの目的はそれぞれ下記のように整理できます。

  • 環境分析:市場を理解し自社事業が参入・成長する機会を発見する
  • 基本戦略設計:ターゲットとする顧客を明確にし、具体的なマーケティング戦略を策定する
  • 戦略の実行評価:自社の目標と実際の成績を比較し、どのような改善が必要か検討、再実行する

環境分析や基本戦略策定・修正を実行し、市場に対して正しく堅実なマーケティング戦略を遂行することがマーケティング・プロセスのミッションです。

STEP 1:PEST分析でマクロ環境分析

マーケティング・プロセスの最初のフェーズでは、自社事業が参入する市場の環境分析を行い、戦略課題を抽出するための情報を集めます。

そこでまず行うのが、経済や政治などのマクロ環境分析です。自社のプロダクトや会社がおかれている状況を分析することで事業の課題やチャンスなどを把握できます。マクロ環境分析に有効なフレームワークがPEST分析です。

PESTは、政治(Politics)、経済(Economy)、社会(Society)、テクノロジー(Technology)の頭文字からつくられ、それぞれの視点からマクロ環境を分析します。

政治(Politics):ビジネスを規制する法律や政治動向

  • 税制や法律などはビジネスに影響はないか?
  • 協力企業や顧客がいる国の政治は安定しているか?
  • どのような法律や規制がユーザーに影響を与えているか? など

経済(Economy):経済水準や所得、為替、金利

  • 経済の景気や成長は事業にどの程度影響するか?
  • 株式市場や資金調達市場は事業に影響を与えるか?
  • 金利や為替、税金などは事業にどのような影響を与えるか? など

社会(Society):人口動態やライフスタイル、価値観、流行

  • ユーザーの年齢や性別などは何か?
  • 人口の増減はどの程度、事業に影響するか?
  • ユーザーのライフスタイルの変化は購買行動に影響するか? など

テクノロジー(Technology):5GやIoTなど技術革新

  • 特許やライセンスは事業に影響するか?
  • どのようなイノベーションが事業に影響するか?
  • テクノロジーの活用でコストの削減や収益の向上は出来るか? など

STEP2:3C分析でミクロ環境分析

マクロ環境分析の次は、参入市場、競合、自社についてのミクロ環境を分析します。ミクロ環境分析を行うことで、自社のビジネスの成功要因を見つけたり、お金と人のリソースの投下先の検討につながるため、マーケティングの根本にも繋がります。

このミクロ環境分析に有効なフレームワークが3C分析です。3Cは、自社(Company) 市場・消費者(Consumer)競合他社(Competitor)の頭文字からきています。それぞれのポイントは下記ご確認ください。

市場・消費者(Consumer)

  • あなたの顧客は誰か?
  • 売上の構成や傾向は?
  • 顧客数はどの程度伸びているか?
  • 顧客が購入するまでのプロセスは?
  • 顧客がなぜあなたのプロダクトを求めるのか? など

競合(Competitor)

  • 競合は誰か?
  • 競合の市場シェアは?
  • 競合の強みと弱みは?
  • 市場は競合をどのように位置付けてるか? など

自社 (Company)

  • 売上は?
  • 目標との差は?
  • 文化は?
  • パフォーマンスは?
  • 強みと弱みは? など

3C分析の進め方やポイント、成功事例などをさらに知りたいという方はこちらの記事をご覧ください。

企業が持続的に発展していくためには、顧客と競合企業の理解が欠かせません。これらを理解することで余分な競争を避け、自社の強みを生かした事業を展開していくことができます。3C分析はビジネス上で必ず関係する自社・消費者・競合を抜け漏れなく分析することができ、自社の成長の機会を探るのに有用なフレームワークです。3C分析とは?3C分析とは1982年に大前研一が著書『The Mind of the strategist』にて発表したフレームワークです。3C分析はビジネス上で関係する自社(Company) 市場・消費者(Consumer)競合他社(Competitor...
3C分析とは?活用方法とマーケティング戦略に役立つSWOT・事例を紹介 - INFOHUB-media

STEP3: SWOT分析でマクロ・ミクロ環境を俯瞰する

マクロ・ミクロ環境を分析できたら、SWOT分析で分析状況を俯瞰し、自社のビジネス課題や市場機会を洗い出します。

SWOT分析では、Strength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Threat(脅威)の4つの点から、3C分析とPEST分析の結果を俯瞰します

強み、弱みは「自社内の内的要因」を指し、機会と脅威は「自社ではコントロールできない外的要因」を指します。

機会(Opportunity)

  • 未開拓の市場はあるか?
  • 市場にトレンドがあるか?
  • 市場規模はどれくれいか?
  • 市場はどの程度成長しているか?
  • 市場参入・成長する可能性はあるか? など

脅威(Threat)

  • 懸念する問題はあるか?
  • 自社が参入する時の障害は?
  • 競合は新規参入に排他的か?
  • 規制などが行われる可能性は?
  • 協力企業や顧客の交渉力は強いか? など

強み(Strength)

  • 得意な業務は?
  • 競争優位性は?
  • 活かせる組織文化は?
  • 競合企業より優れている点は?
  • バリューチェーン内でコントロールできるものは? など

弱み(Weakness)

  • 不足しているリソースは?
  • 能力発揮を障害するものは?
  • 認知度やブランドはあるか?
  • 価値を生み出すまでのコスト構造は?
  • 限られたリソースの中で成功に必要なものは? など

クロスSWOT分析

クロスSWOT分析をして、より実効性の高い分析へと落とし込む

SWOT分析を行うだけでは要素を書き出しただけです。書き出した要素をかけ合わせることで戦略の方向性を検討できるのがクロスSWOT分析です。

  • 強み×機会:強みで市場の機会を最大化する「積極化戦略
  • 強み×脅威:強みで市場の脅威に対処する「差別化戦略
  • 弱み×機会:弱みで市場の機会を活用する「段階的戦略
  • 弱み×脅威:弱みで市場の脅威に対処する「専守防衛・撤退

SWOT分析のポイントや成功事例などをさらに詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

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STEP4:STP分析で基本戦略を策定

環境分析ができ、自社の市場機会や課題が見えてきたらマーケティングの基本戦略を検討します。

その時に行うのがSTP分析です。STP分析とは、セグメンテーション(Segmentation)、ターゲティング(Targeting)、ポジショニング(Positioning)の3つのステップで自社のマーケティング戦略を検討します。

セグメンテーション(市場細分化)

セグメンテーションは、「どの市場に優先的にアプローチしていくかを決めるために市場を細分化をする」ことです。細分化する方法はさまざまで、代表的なものとしては、年齢や住んでいる地域などのデモグラフィック変数、国や住んでいるエリアなどの地理的変数、ライフスタイルなどの心理的変数、購買頻度などの行動変数などです。

細分化した市場の規模や成長性を把握することで、資源を集中して投下でき、効率的なマーケティング戦略の構築を可能にします。

セグメンテーションについて詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでみてください。

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ターゲティング

市場の細分化ができたら、「自社が理想とする顧客像を絞り込みます」。

セグメンテーションを行った中から、どの層を狙っていくのかを検討します。数ある市場の中から市場規模や成長性、競合状況などを鑑みたうえで自社に最も適した顧客像を確認します。

ターゲティングは顧客の解像度を高め、限られたリソースで利益化を最大化できます。

マーケティングでよくある失敗として、顧客をすべての人とオールターゲットと設定してしまったり、10代などと幅広いターゲットと設定しまうことです。

このように誤ったターゲティングをすると、ROIの悪化などに直結します。そのようなことを避けるためにもターゲティングをしっかり行うことが重要です。

ターゲティングのポイントなどさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を御覧ください。

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ポジショニング

ターゲティングにより自社がターゲットとする明確な顧客像を選定したら、ポジショニングで「顧客にどのように自社が魅力的であるかを認識させるための活動」を行います。

顧客は競合企業と比較して購入するプロダクト・サービスを決めます。それゆえ、自社のプロダクト・サービスが競合と比較して「何が違うのか」「どの点が優れているか」と言った差別化ポイントを明確にする必要があるのです。

成熟した市場ではプロダクト・サービスが溢れているため、ポジショニングの役割は重要です。顧客が「私はこれを求めていた」「この商品が欲しい」と思わせる差別化を行い、マーケティング戦略に活かしましょう。

ポジショニングを行うためポイントやコツを知りたい方はこちらを御覧ください。

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STEP5:マーケティングミックス


STP分析を行ったら、次はマーケティングミックスです。マーケティングミックスでは、「顧客に価値を伝達・アプローチする施策」を検討します。

マーケティングミックスは、広告などプロダクトやサービスを顧客に認知させる手段や販売場所、価格などの検討をします。マーケティングミックスを検討する際のフレームワークには、4P分析や4C分析があります。

4P分析

4Pは製品戦略(Product)、価格戦略(Price)、流通戦略(Place)、販促戦略(Promotion)のそれぞれの戦略を検討するフレームワークです。それぞれの項目をご紹介します。

Product(製品戦略)

提供するサービスやパッケージデザイン、ブランド名などプロダクトやサービスの詳細を検討します。

Price(価格戦略)

提供するサービスやパッケージデザインの価格やサブスクリプション型か、売り切り型かなどの課金制度の詳細は検討します。

Place(流通戦略)

プロダクトやサービスの販売場所や流通網の詳細を検討します。狙っている顧客の行動導線やプロダクトのイメージ等を鑑みて検討します。

Promotion(販促戦略)

プロダクトやサービスを認知するための施策や興味関心を促進するための施策の検討をします。たとえば、TVCMやイベントの実施、リスティング広告、DMなどがあります。

4C分析

4Cは顧客視点のフレームワークであり、Consumer Value(顧客価値)、Cost (コスト)、Convinece to buy(購入のしやすさ)、Communication(コミュニケーション)の視点で戦略を検討します。4P分析が企業目線に対して、4C分析は買い手である顧客視点で戦略を検討します。

CUSTOMER VALUE(顧客価値)

プロダクトやサービスによって顧客がどのような価値を得られるのかという顧客価値の検討をします。

COST(コスト)

顧客がプロダクトやサービスに対してどれだけ費用や時間を負担するのかを検討します。プロダクトやサービスのコストだけでなく、時間や販売場所までの移動コストなども換算します。

Convenience to buy(購入のしやすさ)

顧客が商品を手に入れる利便性を意識して、購入場所や販売場所などを検討します。

Communication(コミュニケーション)

企業が顧客にメッセージを伝えたり、顧客と関係性を構築する手段を検討します。

マーケティングミックスは、事業の成功に欠かせないものですが、「マーケティングミックスの歴史」「マーケティング戦略におけるマーケティングミックスの位置付け」「なぜマーケティングミックスするのか」などを理解している方は少ないのではないでしょうか。本日はマーケティングミックスについて体系的に学べる、またそれを実践できるよう解説していきます。また現代は急速なIT化やEコマースの台頭など変化の激しい社会でもあります。社会の変化に合わせてマーケティングも日々進化しています。マーケティングミックスの基礎知識に...
マーケティングミックスとは?その重要性や4P分析、活用方法も解説 - INFOHUB-media

STEP6:戦略の実行と評価

マーケティングの戦略を検討するだけでは効果はありません。多くの場合、1回の戦略立案・実行だけではビジネスは成功しないからです。そのためマーケティング施策を実行した後のために測定可能な目標とマイルストーンを設定する必要があります。設定する目標はSMARTであることがポイントです。

  • 具体的に(Specific):何を達成したいのか?
  • 測定可能な(Measurable):どのように進捗を測定するか?
  • 達成可能な(Achievable):その目標は達成できるか?
  • 経営目標に関連した(Relevant):自社のミッションに関連しているか?
  • 時間制限がある(Time-Bound):目標を達成する期限はいつか?

目標設定を終えたらそれらを達成するために必要なコストを洗い出します。必要に応じて予算の規模や、実施するマーケティング施策を調整しマーケティング戦略を実行します。

マーケティング・プロセスの重要性

ビジネスは顧客と自社を満足させる必要があります。戦略的なマーケティングプロセスを経ることで、これら両方の理解を行い具体的なマーケティング戦略を実行できます。特にマーケティング戦略において以下のポイントの理解は欠かせません。

  • 自社のターゲット顧客を絞る
  • 自社プロダクトの提供価値を知る
  • 自社が対象とする顧客の理解を深める

またマーケティング戦略の計画や目標があることで、ビジネスの方向性が明確になることや、予算の浪費が防げます。これにより組織内全員が同じ目標に向かって働けます。それに加え、戦略の結果に応じてマーケティング戦略を修正していくことで、戦略を進化させることも可能です。具体的には顧客ニーズをより満たすための人員の再配置や、お試し価格といった販売促進などができます。


以上のように自社の市場の機会を発見し、それを獲得するための地に足ついた戦略を立案でき、「顧客により求められるには」を考えられる点で、マーケティングプロセスは重要なのです。

デジタル領域の場合のマーケティングプロセス

デジタルマーケティングの場合においてもマーケティングプロセスは大きくは変わりません。デジタルマーケティングの特徴は、消費者との接点が多岐にわたり、リアルタイムでデータを取得し分析できることです。


そのため、デジタル領域でのマーケティングミックスでは、複合的な施策が検討ができます。また、リアルタイムで検証を行えるため、施策の検討から効果検証、改善のPDCAサイクルを素早くまわすことができます。その結果、スピーディーな戦略の策定を実現し、高い効果を出すことができます。

BtoBの場合のマーケティングプロセス

BtoBの場合は、BtoCプロダクトと比べて購買までのプロセスが長く、より論理的な説明が求められます。
また、BtoCと比べても高価格帯の商品が多く、アフターサービスも重要になります。
基本戦略の設計まではBtoC向けのマーケティングプロセスと大きく異なりません。しかし、BtoBの場合では、見込み顧客獲得の後に、関係性を築くリードナーチャリングや顧客を獲得した後のアフターフォローの内容などを検討する必要があります。

マーケティングプロセスで成功した企業の事例

マーケティングプロセスはビジネスの成功に欠かせないフローです。自社の課題を発見でき、またその課題を乗り越える方法も見つけられます。そのためには「顧客の理解」と「成功するためにはどうしたら良いか」に対して愚直に向き合う必要があります。

【資生堂】シーブリーズ

女子高生がよく利用する「シーブリーズ」というボディケア製品があります。2000年までは男性のユーザーがほとんどでした。しかし海に行く人が少なくなったことでシーブリーズの売上が下がり、この製品を提供する資生堂は事業の存続を問われました。

資生堂はマーケティングプロセスを見直します。そこでシーブリーズが提供する価値は海に行く男性だけでなく、女子高生にも効果があることを発見します。ターゲットの変更と合わせてマーケティング戦略を変更し、低迷期の8倍の売上を記録しました。

【マクドナルド】2014年の不祥事からの回復

国内3,000店舗以上あるマクドナルドですが、2014年に賞味期限切れの鶏肉が使用されていたニュースをきっかけに、多くのユーザーを失った事件があります。事実2014-2015年に567億円の損失を抱えてしまったのです。

マクドナルドはこの事件をきっかけに「利用しなくなったユーザーをどう取り戻すか」を考え、マーケティング戦略を練り直します。始めに対象のユーザーにインタビューを行い「顧客が本当に求めるマクドナルド像」の理解に努めたのです。

ユーザーインタビューの結果、マクドナルドはポジショニングを変更します。事件以前は「おいしい・安い・早い」でしたが、「出来たてで美味しい・価値に対してお得感がある・便利で楽しくて笑顔になれる空間」を目指したのです。具体的には以下の施策を実施しています。

  • 裏メニューの提供
  • お手頃マックの提供
  • ポケモンGOが利用できる

顧客インサイトを軸にメニューの開発や店舗の改装などを実施した結果、2年で250億円の営業利益を獲得することに成功しています。

【Laxus】ブランドバッグのサブスクという選択肢

Laxusはブランドバックのレンタル事業です。2015年に事業開始以降ユーザーを拡大しています。1品数万円のブランドバッグは気軽に購入できるものではありません。しかし、多くの女性のには季節やシーンごとに使い分けをしたいというニーズがあります。このようなニーズを捉え、ブランドバックをサブスクリプションでレンタルできるというビジネスモデルを開発し、他社とは違うポジショニングでビジネスを展開しています。

Laxusのマーケティングミックスは、サブスクリプションモデルで月額6,800円でブランドバッグをレンタルできるという価格戦略、鑑定やクリーニング済みのブランド限定のバッグの品揃えという製品戦略、WEBやアプリで気軽に申し込みできるという流通戦略など、優れた点がいくつかありました。

このビジネスには、品薄やブランドバッグや利用者の使い方などのリスクも有りましたが、リスクを想定したターゲティングや、関連サービスで品薄に対応したことで、今後も堅調な成長していくと思われます。

まとめ

本稿では「マーケティングプロセス」について解説してきました。マーケティングは企業経営に不可欠です。またマーケティングには戦略的なマーケティングプロセスが必要です。各プロセスの手順や目的、重要性を理解することで精度の高いマーケティング施策を実行することができます。また戦略は実行してからが勝負です。戦略実行の結果を基にマーケティングプロセスを繰り返し、修正・改善していくことでビジネスの成功に近づけるでしょう。

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「ペルソナ」という用語をご存知ですか。昨今、マーケター、デザイナー、ライター、営業、開発、などあらゆる人が、ペルソナを活用しているため、耳にしたことがある方は多いかと思います。

自社のプロダクトが伸び悩んだヒット商品を企画したい、そんなときに力を発揮するペルソナマーケティング。

この記事では、そもそもペルソナとはなんなのか、ペルソナ設定の注意点、その成功事例などを幅広く紹介し、どのような情報に基づいてペルソナ設定を行うべきか、その実践的な手法を惜しみなく解説します。

この記事のまとめ

ペルソナ (Persona)を設定するとは、ターゲットとする顧客のプロフィールや属性情報をもとに、理想のモデル顧客を擬人化することをいいます。

ペルソナを設定することで、

  1. ユーザー視点に立った商品を
  2. チーム同士で共通認識を持って
  3. ユーザー・消費者から共感を得る開発ができます。

ニーズが多様化した現代において、むやみにペルソナを設定すると逆効果です。ペルソナをひとり設定することで、ターゲットを絞りすぎたり、共感性を失ったりして、結果的に顧客を失うことになりかねないからです。

そうならないために、ここでは

  • 定性的・定量的なデータから導く最適なペルソナ
  • メディアのコンテンツにおけるペルソナ
  • プロダクトにおけるペルソナ

このようなペルソナを構築する方法をまとめています。

ペルソナとは?

ペルソナ (Persona)とは、理想のユーザー像のことを指すマーケティングの用語です。

1983年に元マイクロソフト (microsoft)の有名なソフトウェアエンジニアのアラン・クーパー (Alan Cooper)氏が提唱した概念で、元々はPCが家庭に広まる黎明期に「誰でも使いやすいソフトウェアをどうやってデザインするか」を考えるために考案されました。

しだいに、ユーザー目線の製品・サービスを提供するためにマーケティングに応用されるようになりました。

ペルソナを使ったマーケティングでは、顧客や市場のデータを基に実際に商品・サービスを使ってくれるだろうユーザーの、プロフィールや属性情報をかなり具体的に設定して、擬人化していきます。

  • Aさん
  • 女性
  • 35歳
  • 既婚
  • 都内勤務
  • カリフォルニアに移住予定
  • 夫 35歳
  • 小学2年生の女児一人
  • 3年前からサウナにハマっている
  • 半年ほど前から目尻の小じわが気になり始めている

ペルソナを想定すると、その人が私たちの商品やサービスをどこで知って、どのように使って、どんな感情を抱くのか、というように、実際に使用しているシーンを浮かびやすくなりますね。

このように、ペルソナマーケティングでは、理想的な顧客を架空に擬人化して、そのペルソナが我々の商品に出会ってから利用するまでのシーンを想像しながら、ユーザー目線の製品を作り上げていきます。

他に想定される要素は主に以下です。

人口統計的な属性年齢、性別、居住地、家族構成、国籍
仕事の属性業界、役職、勤務地、職歴、年収
行動性格、趣味、好み、購買行動
ライフスタイル (平日、休日の過ごし方)、SNSの利用
価値観興味、欲しいもの (ウォンツ)
こうなればいいなと思っていること (ニーズ)

ペルソナとターゲットの違い

どちらもユーザー像を表すため、よく混同されるマーケティングの用語ですが、人物像の設定の深さが異なります。

ターゲットは、「20代の女性向け」「会社員向け」といったようなマーケティングで対象とする顧客のグループのことを指す用語です。

ターゲティングとは、ニーズや性質ごとに顧客をいくつかのグループに分けてセグメンテーションし、どのグループ(層)の顧客を狙うかを定めて顧客を絞り込むことを指します。

市場規模や競合との差別化戦略など、顧客を「マクロ」な視点から分析することに長けています。

しかし、例えば、「20代の女性」というセグメントでは、あまりに広すぎて、製品開発やプロモーションが漠然としてしまいます。

そこで登場したのが、ペルソナマーケティングです。

ペルソナマーケティングでは、ターゲットの属性である「20代の女性」にさらに、「都内在住」「毎週、ヨガに通っている」「SNSはインスタとLINEを利用する」といった細かい設定を加えて架空の人物像を脚色していきます。

ターゲットとしたい顧客は誰なのかを、徹底的に分析して洗練させ、顧客像を誰が聞いても具体的にどんな人なのかイメージできるようにしたものがペルソナです。

ペルソナ設定のメリット-マーケティングの良質な意思決定と投資を実現する

ペルソナ設定のメリットを整理してみましょう。

ユーザー視点に立てる

ターゲットを擬人化して、詳細にその人のプロフィールを設定すると、ユーザーに対して親近感が湧いてきます。

すると、その架空の人物が、購入したり使用したりするシーンをリアルに想像することができるようになり、顧客の具体的なイメージを持ち、ユーザー視点で商品・サービスをデザインすることができます。

チーム同士で共通認識を作れる

ディレクター、開発、デザイナー、営業など、関わる人同士でAさんのプロフィールの共通認識があれば、「これってAさんぽくないよね」といったような言語化しにくいターゲットの顧客のイメージが統一され、ユーザーの共通のニーズを汲み取ったマーケティングの戦略をチーム全体で意思決定しやすくなります。

ユーザー・消費者から共感を得る開発ができる

ペルソナを設定してたった一人のために製品・サービスを作りこむことで、逆説的なようですが、多くのユーザー・消費者から共感を得てヒット商品が生み出されてきました。

あるペルソナにフォーカスして、ライフスタイルを徹底的に追求していかないとみえてこない、そのユーザーの本当のニーズが浮き彫りになるために、結果的に多数のユーザー・消費者から共感を得られるのです。

逆に、ターゲット層を広く設けたマーケティング戦略では、「万人受け」はするがパッとしない、といった製品やコンテンツが仕上がり、共感が薄れてしまう、ということがよく起こります。

ペルソナを設定する方法

ユーザーが多様化した現代において、「どんな人をペルソナに想定するのか」という問いは、想像よりもずっと難しいのではないでしょうか。

ペルソナをむやみに設定してしまったことで、逆に、消費者の共感を失い、結果的にマーケットを縮小してしまうという現象が実際によく起こるのです。

そのような背景からか、「マーケティングにペルソナを使うのは古い」といったネガティブな論調の記事も散見されるようです。

そうならないために、正しいペルソナ設定の方法をみていきましょう。

STEP1:徹底した情報収集を行う

ペルソナを的外れなものにしないために、近年では、市場調査や既存顧客の実データに基づいたペルソナ設定の重要性が叫ばれています。集めることができるあらゆる情報を収集しましょう。

過去の販売データ・顧客データ

これらは、顧客の豊富な情報源です。どんな人が買っているのか、どこで情報を手に入れたのか、どこで購入したのか、などの情報が詰まっています。

市場調査

業界全体の動向や競合の傾向をみていきましょう。既存の製品は、どこのターゲット層に支持されているでしょうか。市場自体の規模はどうでしょうか。

STEP2:情報を整理する

情報収集したデータの中から、きらりと光る、ペルソナの属性や好みを導き出すために、情報に優劣をつけていきます。

情報にスコアリングを行ったり、低、中、高といったような3段階評価をつけたりするとよいです。

情報を整理すると理想のユーザー像としてふさわしいターゲットの属性情報があぶり出されてきます。

STEP3:インタビューを行う

ここまでまとめてきた情報はあくまで事実に基づく「仮説」です。誤ったペルソナを設定することを避けるために、実際のユーザーにインタビューやアンケートを行なって、仮説検証を行いましょう。データからは見えなかった要素から、本当にその情報や分析は正しいかどうかが浮き彫りになるはずです。

その人たちの生態系や、最もシェアの多い顧客がどんな人たちなのか、一部のペルソナがもつ特異性など、数字だけではみえてこない定性的な傾向を抜け漏れなく捉えるようにしましょう。

ペルソナを設定する際の注意点

定性調査と定量調査を両方行う

ペルソナを設定するとは、たったひとりのユーザー像を作り上げることであるため、本質的には顧客の絞り込みを伴っているといえます。

そのため、絞り込みが的外れであると、成功確率が大きく下がってしまいます。

主観的なイメージが介入しやすい定性情報だけで、ペルソナを設定しないようにしましょう。定量調査を行い、客観的な分析することによって、成功確率の高いペルソナを作り上げることができます。

BtoBの場合は決裁者が誰なのかを軸に考える

BtoBでは、ペルソナ設定に組織の論理が加わることになります。

例えば、どれだけ担当者に良い印象を持ってもらっても、所属する組織の課題、その人の決裁権、事業の状況などが大きく影響することがあります。BtoBの場合には、決裁者が誰なのかを軸に考えましょう。

メディアとプロダクトのペルソナ論の違いに注意する

ここでの説明は、以下のペルソナを想定して説明します

  • Aさん
  • 女性
  • 35歳
  • 既婚
  • 都内勤務
  • カリフォルニアに移住予定
  • 夫 35歳
  • 小学2年生の女児一人
  • 3年前からサウナにハマっている
  • 半年ほど前から目尻の小じわが気になり始めている

メディアのペルソナの場合

メディアは、多様な人々に対して多様なコンテンツを提供できるポテンシャルがあるため、ペルソナの条件が多いほどターゲットが広がります。

メディアのペルソナの場合、一部のペルソナの条件にしか合致していなくとも共感性を失わない

「30代、丸の内のキャリアウーマンがオススメする、朝のクイックシワ対策」

こんな記事はAさんのペルソナの条件にぴったり合致していて、受けそうなコンテンツですね。では、例えば、こんなコンテンツはどうでしょう。

「カルフォルニアの天才マーケターは同世代結婚をどう考えるか」

「現地人でも知らないカルフォルニアの韓国料理の名店」

いずれも、Aさんのペルソナの条件に一部合致してはいますが、完全な一致ではありません。

しかし、同世代結婚というキーワードに対してAさんは興味を引くだろうし、カリフォルニアに移住する予定であればカリフォルニアの名店も惹かれるのではないでしょうか。

このように、メディアのペルソナの場合、一部のペルソナの条件にしか合致していなくとも共感性を失わない、ということがいえます。つまり、メディアにおいては「ペルソナの条件が多ければ多いほどターゲットが広がる」ということですね。

プロダクトのペルソナの場合

一方で、プロダクトのペルソナを考えてみます。

ここでも、例えばAさんのように、細かく、「年齢、既婚、勤務地…」といったようにペルソナを設定したとしましょう。

興味深いことに、この細かい条件を付与したAさんに対して、しわ対策化粧品のマーケティング戦略を打つと、ターゲットが局所的すぎて、自分のマーケットを縮小させることにつながります。

別に、30代も80代もシワには悩んでいるし、労働してる人もいれば、リタイアしている人もいますし、子供がいる人もいればいない人もいますよね。

プロダクトの場合は、共通したペインである「シワに悩んでいる」こと以外の条件が増え、USP (Unique Selling Proposition、「独自の売り提案」) やベネフィットと無関係なペルソナ条件を付与させていくと、消費者の共感性を失い、結果的にマーケットを縮小させるという現象が起きてしまうのです。

それを避けるために、プロダクトのペルソナ’は、プロダクト自体のUSPやベネフィットを中心に最大公約数的に設定しなければいけません。

今回ように、しわ対策の化粧品で戦略を打つならば

  • ママ友とのランチ会をきっかけにエイジングを意識し始め、しわに悩んでいる
  • 元々美容意識が高く、しわに最も良い商品を常に探している

というような設定がよいと考えられます。

市場規模 = (ペルソナやその同様人物の数)×利用意向×メンタルアカウンティング

であるため、消費者の共感性を失うということは、利用意向やメンタルアカウンティングの数値が悪くなってしまうために、結果的に市場規模の縮小が生じてしまいます。

プロダクトにおいては、ペルソナの条件を多くすれば、ターゲットが広がったり縮小したりすることを考慮に入れた上で、むやみにペルソナの条件を足すことによって市場を喪失しないように注意しましょう。

ペルソナの成功事例 – MEN’S TBC

メンズエステのMEN’S TBCは「三軒茶屋のワンルームマンションに住む都内のA学院大学に通っている20代前半の男性」のようにペルソナを設定して成功した事例です。

  • 世田谷区三軒茶屋のワンルームマンションに住んでいている
  • 夜は麻布にあるバーでアルバイトをしている
  • ヘアケアやボディケアは安いだけでなく原材料・品質にもこだわっている

といったペルソナを設定しました。

ペルソナを分析してコンビニを中心に男性向けのコスメティックを販売するマーケティング戦略をとり、MEN’S TBCの認知度を上げることに成功しました。

このようなユーザー視点のブランディングによって、問い合わせ数が3〜4割アップしたようです。

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【解説】5つのマーケティングコンセプトとは?その変遷と違いを知ろう https://infohub.jp/media/2020/09/03/2971/ https://infohub.jp/media/2020/09/03/2971/#respond Thu, 01 Jan 1970 00:00:00 +0000 https://infohub.jp/?p=2971 マーケティングコンセプトとは、文字通り、マーケティングをする上での考え方のことで、時代とと...

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マーケティングコンセプトとは、文字通り、マーケティングをする上での考え方のことで、時代とともに大きく変遷してきました。マーケティングの考え方が登場した18世紀から現在までに生み出されたコンセプトは大きく5つに分類されます。

本記事では、顧客のニーズを満たし、売上を伸ばし、利益を最大化し、自社を成長させるための5つのマーケティング・コンセプトをその変遷の歴史とともに紹介します。

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マーケティングコンセプトとは?

マーケティング・コンセプトとは、マーケティング全体を貫く考え方のことです。「マーケティング」という言葉が認知され始めたのは20世紀初期頃からと言われていますが、マーケティングの考え方自体は、18世紀後半には存在していました。

>>マーケティングとは?知っておくべき歴史や戦略、AI時代に必要なこと

1776年、アダム・スミスは国富論にて、「生産者のニーズは消費者のニーズを満たすことにおいてのみ考えられるべきだ」と、現在のマーケティングに通ずる考え方を示しました。それから現在にいたるまでの200年以上の間、広告、宣伝、販売などのあらゆるマーケティング活動は、企業が魅力的な製品を生み出して顧客のニーズを満たし、売上と利益を最大化させるように進化してきました。

時代背景や経済に影響されながら変遷してきたこのような活動の方向性こそが、マーケティング・コンセプトです。

マーケティング・コンセプトは以下の5つに分類されます。それぞれのコンセプトについて見ていきましょう。

  1. 生産志向
  2. 製品志向
  3. 販売志向
  4. マーケティング志向(顧客志向)
  5. ソーシャル・マーケティング志向(社会公共志向)

プロダクトアウトとマーケットインの歴史

マーケティング・コンセプトを理解する上で、まず初めに知っておいていただきたいマーケティングの基本概念が、「プロダクトアウト」と「マーケットイン」です。

プロダクトアウトは企業視点、マーケットインは顧客視点を重宝して施策が展開される

プロダクトアウトとは?

プロダクトアウトとは、企業の技術や思想、感性などを優先して、企業の作りたいもの、作れるものを基準に、「企業目線」で商品開発や生産をすることを指します。18世紀後半、産業革命以降、まだ世にモノがあふれていない時代、作れば売れる状況が続き、大量生産を強みとする「作ってから売り方を考える」というプロダクトアウトの考え方で産業・市場は成長してきました。

しかし、1970年代以降、モノが行き渡るようになり、市場は成熟し、顧客のニーズをなおざりにした、作り手本位のサービスや商品は受け入れられなくなりました。そこで、登場したのが「マーケットイン」の考え方です。

企業目線のマーケティング戦略に「4P分析」という手法があります。こちらで詳しく解説しています。
>>マーケティングの4Pとは?

マーケットインとは?

マーケットインとは、プロダクトアウトと対になる概念で、顧客の声やニーズに重きをおいた「顧客目線」の商品開発や生産のことです。近年のあらゆる市場が直面している供給過剰で「モノが売れない」状況では、いかに「マーケットイン」に基づいて、顧客の求める商品・サービスを提供するか、という視点を持った商品開発や生産が求められています。

プロダクトアウトの考え方では商品・サービスに適した顧客を見つけることが目的ですが、マーケットインの考え方では、顧客に適した商品を提供することを目的とします。

企業目線のマーケティング戦略に「4C分析」という手法があります。こちらで詳しく解説しています。
>>マーケティングの4Cとは?

プロダクトアウト:生産者中心の時代

18世紀後半、産業革命の幕開けとともに、最初に覇権を握ったのが、「プロダクトアウト」を基本とする、企業目線のマーケティング・コンセプトです。日本では、よく「プロダクト・アウト=悪」の構図で説明される場合が多いですが必ずしもそうではありません。

例えば、イノベーティブな製品を世に送り出すのが得意である、市場が未熟で製品が出回っていないなど、現代でも場合によっては効果的なアプローチです。むしろ、マーケティング戦略を考える上では、顧客目線と企業目線を両方持っておくことが重要です。

生産志向

生産志向は、製品を「広く、安く、出来るだけ多く」生産することを重視する考え方です。日本では戦後の1950年代から高度経済成長期にかけて、メーカー主導で「大量生産」を基本とする生産志向の販売戦略が取られました。

この時代、市場は未熟でモノは不足していましたが、その分消費に伸びしろがあり、市場は急成長していました。このような、供給が不足しており短期間での成長が期待できる市場では、生産志向のような生産力を拡大する戦略が有効です。

生産志向の例

生産志向を得意とする企業は、大量生産のスケールメリットによって生産・製造を合理化する「安く、どこでも手に入る」ことを競争優位性とします。

製品志向

1970年代、日本では高度経済成長が終盤を迎え、SONYやホンダなどを筆頭に、企業は高い技術力や優れた製品を市場に提供するようになりました。モノがあふれ始めると、消費者はしだいに製品同士を比較してより良いものを求めるようになります。

この段階で、高品質、高性能、多機能、よいデザインなど、より優れた製品を提供することにフォーカスする製品志向が登場しました。企業は、継続してよりよい製品を作り、改善することを最優先に行います。

製品志向の例

Appleは、2001年に「iPod」、2007年に「iPhone」を発売するなど、顧客が想像もしなかったような、革新的な製品を世に送り出し、世界で初めて時価総額1兆円を超える企業にまで成長しました。

Appleの製品のように、高品質で革新的な商品・サービスを提供してレビューや口コミで高評価を得られるようになれば、広告費に多額のコストを注入する必要がありません。企業視点のプロダクトアウトの思想が生み出した製品が爆発的に世界中の市場に浸透し、会社を成長させることがある好例です。

よい製品を提供することはマーケティングの最も基本的なことの一つです。しかし、技術があるからといって、例えば、今の時代に最高品質のフロッピーディスクを開発するのはよい戦略でしょうか。

顧客が求めているのは小さくて容量も多いUSBフラッシュドライブならば、どんなに高機能のフロッピーディスクを完成させても全く売れない、という事態が発生しかねません。過度な企業目線の製品志向にはリスクがあることを忘れてはいけません。

販売志向

需要に対して供給が過剰になると、単に優れた製品を作ってもモノは売れなくなります。この段階で、必然的に「いかに販売するのか」を考える必要が出てきました。

販売志向は、積極的に大規模に販売を行い、そのよいところを訴求することでプロダクトを購入してもらう方法です。注意すべき点として、この販売志向は、その商品・サービスが顧客のニーズウォンツに沿っている必要がないということです。

つまり、企業の都合で生み出された、顧客が必要としていない製品を、よいところを訴求してとにかく買ってもらうことにリソースを注ぎ込む、企業本位の戦略になりかねないアプローチであるともいえます。

関連:ウォンツとは?【初心者必読】>>

 販売志向の例

献血や保険といった、顧客に対してメリットが必ずしも無かったり、リスクを追う可能性があったり、といったサービスは、むしろ大規模に広告や宣伝を行わなければ、顧客が進んで利用しないことが多いと考えられます。

このようなサービスをマーケティングするときに、この販売志向は非常に強力な戦略となります。

マーケットイン:消費者中心の時代

昨今のように、モノは簡単に手に入り、市場は飽和し、消費者の消費行動が多様化した成熟した資本主義経済では、会社側の都合で作った製品を売る「プロダクトアウト」では、顧客を獲得することが容易でなくなってきました。

代わって登場したのが、顧客のニーズやウォンツを調査し、顧客の求めるサービスを提供する消費者中心の「マーケットイン」の考え方です。

マーケティング志向

販売志向のように、大規模に販売活動を行なったとしても、本当に求められていない製品を売るのには限界があります。そこで登場したマーケティング志向は、「ターゲットのニーズやウォンツ」を意識し、競合よりも優れた価値(競合優位性)を提供することに焦点を当てるコンセプトです。

米国で1950年代以降に登場し、それ以降マーケティングの考え方は日本に広く浸透するようになりました。

多くの企業が、消費者を理解するために努力し、最高の製品やサービスを提供しようとするようになり、マーケティング志向はビジネスの基本的な考え方として定着し、21世紀に突入しても依然中心的な役割を占めています。

ターゲット、ターゲティングについてはこちらでも解説しています。
>>【解説】ターゲティングとは?設定方法からマーケティング戦略での活用まで

マーケティング志向の例

ペプシとコカコーラは、コーラという全く同じ製品を扱いますが、異なった戦略をとって共存しています。例えば、ターゲット一つとっても、ペプシは、若い世代を獲得することに焦点を当てている一方で、コカコーラは、より幅広く顧客を集めることに注力しています。

競合が採用している戦略を後追いするのではなく、綿密な顧客や市場調査に基づいて、自社に最適なマーケティング戦略を考えることが大事になってきます。

時代は社会的マーケティング志向へ

日本に導入されて50年以上たっても主流の考え方であったマーケティング志向は、近年、第5のより洗練された志向、すなわち「社会的マーケティング志向」へと進化しようとしています。社会的マーケティングの概念は、ソーシャルマーケティングとも呼ばれ、顧客だけでなく、社会全体に価値を還元しようとするマーケティングのことを指します。

モノが簡単に手に入り、誰もが物質的に豊かになった現代では、環境悪化、資源不足、人口増加、貧困などの社会的な課題にビジネスが貢献できているのか、むしろ悪化させているのではないか、と疑問を持つ人が増えています。

このような状況から、企業は利益を追求するだけではなく、「長期的な目線を持ち、社会に還元すべき」だという社会的マーケティング志向が広まってきています。

社会的マーケティング志向の例

明治時代に出版され100年以上読み継がれた渋沢栄一の「論語と算盤」には、「本当の経済活動は、社会のためになる道徳に基づかないと、決して長く続くものではない」とあり、社会的マーケティングと同じような考え方がすでに示されています。

また、同時代「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」がよい商売のあり方であるという「三方よし」という言葉も生まれました。先が読めず、社会的な課題の解決が待ったなしの21世紀だからこそこういった考え方は再注目されるようになり、多くの企業が、CSR(企業の社会的責任)を考え、企業として「利益を追求するだけでなく、経済、環境など社会全体でのニーズを捉える」べきだという風潮が高まっています。

 販売志向とマーケティング志向の違い

ここまで、マーケティングコンセプトの変遷を見てきました。本記事の最後に、一見すると、よく似た概念のようにもみえる、販売志向とマーケティング志向の違いを見てみましょう。

比較-販売施工とマーケティング志向にはいくつか違いがある

大きな違いは、企業目線か顧客目線か、です。

販売志向は、どれだけ売るかを突き詰めますが、企業目線が行きすぎてしまうと、どれだけ販売に力を入れても、顧客が本質的に求めていない商品・サービスは売れないというリスクがあります。

マーケティングは、必要とあればもちろん販売に力を入れ、よい商品・サービスを提供しようとしますが、その際にも必ず顧客のニーズや市場を調査し、それに基づいた販売する、顧客目線の考え方です。

常に顧客に寄り添うことこそが、成功の鍵であると考えます。

マーケティングコンセプトまとめ

いかがだったでしょうか。マーケティングコンセプトを考えることは、ひいてはそのビジネスが顧客や社会に何を還元できるのか、を考えることに繋がっていました。マーケティング戦略は企業の在り方をも決定づけてしまいます。

消費行動が多様化し、市場が常に変化し続けている現代だからこそ、マーケティングの方向性を決定するマーケティングコンセプトを今一度考えたいですね。

マーケティング戦略の構築プロセスについてはこちらでも解説しています。
>>《図解》はじめてのマーケティングプロセス-6つの基本理論と事例を解説

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注目の国内・海外IoTニュース・事例まとめ┃2020年4月 https://infohub.jp/media/2020/05/11/2475/ https://infohub.jp/media/2020/05/11/2475/#respond Sun, 10 May 2020 22:35:00 +0000 https://infohub.jp/?p=2475 MaaS分野に新型コロナウイルス感染症拡大がおよぼす影響と各メーカーの対応 新型コロナウイ...

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MaaS分野に新型コロナウイルス感染症拡大がおよぼす影響と各メーカーの対応

新型コロナウイルス感染症拡大の渦中において、自動車会社も減産や社員の臨時休暇などの対応を取っており、生産能力の減少が発生しており、結果として下請け企業まで負の影響を受ける事態となっています。

多くの国において、新型コロナウイルス感染症拡大の対策として「Stay Home」が必要とされています。結果として人々は本来、オフィスへの通勤やプライベートでの外出などをおこなっていた機会を制限される状態にあり、MaaS分野のビジネスの低迷がおこっています。

成長分野として注目されていたライドシェアビジネスも、この外出制限により事業の規模縮小と売り上げ低迷の状態にあります。逆に外出制限によりフードデリバリの分野は拡大するなど、これまでの予測とは異なる現象を如何に分析し、今後のMaaS分野の成長に活用するかが課題として急浮上しています。

新型コロナウイルス感染症は、感染力が高くこれまでに流行した疫病よりも徹底した対応が必要とされています。また、具体的な終息は未だ見通しが立たず、これから自動車メーカーは感染症拡大をモビリティの面から対応するアプローチを開始しています。

日本国内では、ホンダやいすゞが社内前部の運転席側と後部座席に仕切りを設けた感染防止を目的とした車両を医療機関向けに提供し始めています。このアプローチにより密閉空間である自動車内においても飛沫感染などの経路を遮断することが可能となります。

また、外出自体が困難な高齢者や感染症対策で外出を控えている方向けに、タクシー会社などが買い物代行サービスを開始しています。

新型コロナウイルス感染症発生により、私達はソーシャルセキュリティーにおける対策として移動分野の変革を必要としつつあります。

2020年4月28日、スマートドライブはオンラインセミナー「Mobility Transformat…
新型コロナウイルスがもたらすMaaSビジネスの変化―Mobility Transformation Online... - IoT NEWS

電源コンセントに接続するだけで消費電力量をリアルタイムで確認出来るIoT機器「Nature Remo E lite」

自宅の電源コンセントに装着すると家庭の電力消費量をリアルタイムで計測・確認できるIoT機器「Nature Remo E lite」がNatureより発売されました。

現在、電力自由化の普及と並行して電力・ガスなどのスマートーメーターによる使用量計測が進められています。「Nature Remo E lite」はスマートメーターの計測値を室内のWi-Fi経由で取得し、スマートフォンアプリでモニタリングすることを可能としています。

この新しいモニタリング機能を使用するには建物内に設置された機器と通信するBルートと呼ばれる通信の契約を送電会社と結ぶ必要があります。このBルート使用の契約は無料となっています。

現在の新型コロナウイルス感染症拡大防止の為の外出自粛により、家庭内で過ごす時間が増加しています。結果として家庭内の消費電力が増加する傾向にあり、省エネの為のステップとして消費電力をリアルタイムで把握することで、家庭内の電気機器のオン・オフを試し節電効果を実証するなど、スマートな方法で省エネ・節電を実践することが出来ます。

Natureは4月28日、自宅の電源コンセントに装着するだけで家庭内の電力料をリアルタイムで計測できるIoT機器「Nature Remo E lite」(ネイチャー リモ イーライト)を発売した。価格は1万6280円だが、5月6日までは外出自粛応援キャンペーンとして1万4800円で発売する。
家庭内の消費電力量をいつでもスマホで確認できるIoT機器「Nature Remo E lite」が... - TechCrunch Japan

中高生たちがデザインした「未来のクルマ」刺激的で斬新なアイデアがもたらすもの

中高生たちがデザインした「未来のクルマ」刺激的で斬新なアイデアがもたらすもの

2020年4月、中高生らを対象にした創造力あふれるカーデザインを競う公益社団法人自動車技術会のコンテストである「カーデザインコンテスト」の第8回の受賞者が発表されました。第8回のテーマは「10年後の暮らしを楽しくする乗り物」が設定され、日本国内の中高生から10代ならではの自由で遊び心のある作品が多く応募されました。

第8回カーデザインコンテスト カーデザイン賞「Fun!mock」(栃木県立足利工業高等学校3年)

栃木県立足利工業高等学校3年生が提案したのは3輪駆動でバイクのような爽快感と身体にフィットするイスがハンモックの様な座り心地を提供する流線型のカーデザインです。

フロントガラスやサイドガラスは無く、開放的な形状の自動運転と快適性をカタチにしたものになっています。

第8回カーデザインコンテスト ダヴィンチ賞「I’m Eye」(都立工芸高等学校2年)

都立工芸高等学校2年生がダヴィンチ賞を受賞したデザインは目で操作する車椅子をカタチにしています。いわゆる自動運転のアプローチとは異なり、目の動きを察知しクルマをコントロールする仕組みとなっています。

中高生だからこそ生まれる自由なデザイン

自動車の運転を経験しビジネスの場に身を投じている大人だからこそ生まれる経験を元にしたデザインや技術への取り組みはモビリティの世界における基礎となっています。

それに対し、若く想像力をカタチにする中高生のデザインは、コンセプト設定からデザインの具現化まで、私達大人からすると型破りのものばかりです。勿論、それらの全てが未来において実現可能という事ではないでしょう。

しかしながら、彼らの発想力から生まれたデザインの幾つかはきっと未来の新しいモビリティの形態へ寄与するものとして、正面から受け止め参考にする価値があります。

公益社団法人自動車技術会は2020年4月、「第8回カーデザインコンテスト」の受賞者を発表した。中高生らを対象にした創造力あふれるカーデザインを競うコンテストで、本年度は「10年後の暮らしを楽しくする乗り物」をテーマに募集したところ、全国から352件の応募があった。
子供たちが考えた「未来のクルマ」が凄い!自動運転も - 自動運転ラボ

世界におけるスマートシティ計画の取り組み MaaS活用のアプローチが必須か

世界におけるスマートシティ計画の取り組み MaaS活用のアプローチが必須か

Iot(モノのインターネット、Internet of Things)の技術を活用し、都市の多種多様なインフラを効率化し、人々のQOLを向上させる新しい都市のカタチであるスマートシティ。このスマートシティの構築を目指す動きが世界中で加速しています。

国全体をスマートシティ化するシンガポール

シンガポールのスマートシティへのアプローチは非常に積極的です。国家主導で国ごとスマートシティ化を目指しています。シンガポールの面積は東京23区よりわずかに大きい程度の721平方kmです。この面積に560万人超が住むシンガポールだからこそ出来るアプローチと言えます。

上述の通り、シンガポールは決して広くない、寧ろ狭い面積に人々が集中している人口密度が高い都市国家の代名詞です。それゆえ、慢性的な渋滞などモビリティにおける改善すべき問題点を抱えています。

この問題を解決するにはMaaSの活用が必須となります。またモビリティシステムの改善・効率化が結果としてスマートシティ構築のアプローチとベクトルが一致する部分が多く、今後のシンガポールのスマートシティ化の取り組みに注目が集まります。

経済・IT特区として成長を遂げる中国深圳のスマートシティ化

中国深圳は同国の経済とITにおける特区としてこれまで大きな成長を実現し存在感を示してきました。中国内の企業だけではなく、世界中のテクノロジーに関わる企業がこの地域に多く集まり、まさにアジアのシリコンバレーとして機能する大注目のエリアです。

中国もシンガポールと同じくスマートシティ化が国家的なプロジェクトとして進行しています。中国内の主要な6都市の近郊においてスマートシティ化の計画が進められています。他国とは異なる規模の人口を抱える中国における複数都市のスマートシティ化は、プロジェクトの規模もまさに規格外です。

中国におけるスマートシティ化もやはり自動運転分野が重視されており、MaaSの標準化がベースとなることは間違いありません。

日本国内におけるスマートシティへの取り組み

日本でも官民連携のプラットフォームを構築しスマートシティを実現する取り組みが進んでいます。上述のシンガポールや中国の取り組みと比べると普及への道のりは若干遅れている感はありますが、課題としての認知の度合いは日々高まっています。

日本国内における構造的な課題として高齢化・過疎化などがあります。スマートシティへの取り組みはいわゆるクオリティ・オブ・ライフの向上を目指すよりも、既存の解決が困難な問題を改善するためのアプローチとしている感があります。

日本国内におけるスマートシティ構想は、各自治体は勿論、トヨタやNTTなどが業務資本提携に合意するなど各企業の動きが見られます。多くは東京・大阪などの巨大都市ではないロケーションにおいて取り組まれている印象がありますが、これらの成功が実現すると首都圏におけるスマートシティの実現により、新たな動きが見られる期待があります。

スマートシティの構築を目指す動きが世界で加速している。スマートシティに明確な定義はないが、多くはIoTの観念で自動車をはじめとしたあらゆるモノがつながり、住民の生活やまちに関するあらゆる情報をビッグデータ化し、データサイエンス技術によって解析した結果をまちに還元する仕組みの構築を目指している。
自動運転導入を目指している世界のスマートシティ計画まとめ - 自動運転ラボ

空の通信環境が新たに必須となる空飛ぶクルマ分野におけるソフトバンクの取り組み

自動車は地上の道路を走る乗り物という当たり前・常識が新しい概念・ステージへ変わろうとしています。世界中の企業のクリエイティブなチャレンジといえば「空飛ぶクルマ」。その実態は垂直離発着が可能な次世代モビリティです。

当然ながら世界各国の自動車に関わる法律・ルールは公道を走行する事が前提ですので、「空飛ぶクルマ」実現のために各国政府が実現のための実証実験や法律の改正や規制緩和をスタートさせています。

モビリティの概念を変える「空飛ぶクルマ」ですが、上述の規制緩和や意欲的な技術革新へのチャレンジと同時に、空の通信環境の整備が新たに必要となります。

この空の通信環境の整備に取り組む日本の会社が存在します。その名はHAPSモバイル。HPASモバイルはソフトバンクとアメリカ合衆国のAeroVironmentによって2017年12月に設立された合弁会社です。

HPASモバイルが取り組むのは空飛ぶ基地局です。HAPS(High Altitude Platform Station)は成層圏における通信のプラットフォームの役割を担います。成層圏は地上から約20kmの空域です。このエリアに無人航空機を飛ばし、そこから電波を届けるアプローチとなります。

一般的な国際線の飛行機が高度約12kmを飛行しているので、HAPSはその倍近くの高度から電波を届けることになります。静止衛星を使用して通信するよりも距離が短い分より短い時間(0.3ミリ秒)で通信出来るというメリットがあり、またソーラーパネルを設置する事で太陽光発電と蓄電の活用で、安定した飛行と通信が可能となるという大きなメリットが存在します。

これまで私達が考える通信はその多くが地上におけるものでした。ソフトバンクは自動運転分野への積極的な投資が話題となりモビリティ革新における存在感を示してきましたが、実際には空の領域においても次世代通信を構築しつつあり、この分野をリードしていく存在の最有力の候補となりつつあります。

「空飛ぶクルマ」の実現に向け、世界の各社が競うように技術開発に取り組んでいる。各国政府も実現に向けたロードマップを策定し、実証実験のための規制緩和や実用化に向けた法整備の準備をスタートさせている。
空飛ぶクルマに必須!ソフトバンクが「空の通信環境」整備へ - 自動運転ラボ
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MaaS(Mobile as a Service)×IoTの国内活用事例まとめ┃2020年 https://infohub.jp/media/2020/05/02/2418/ https://infohub.jp/media/2020/05/02/2418/#respond Fri, 01 May 2020 23:49:30 +0000 https://infohub.jp/?p=2418 今回は国内MaaS(Mobile as a Service)×IoTの国内活用事例を紹介致...

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今回は国内MaaS(Mobile as a Service)×IoTの国内活用事例を紹介致します。

人・モノの移動に関わるインフラは通信が高度に成長した現在において、一番のボトルネックなのかもしれません。情報がWebを経由し世界中の多くの場所へ伝わり活用される一方、特に人の移動は相対的に非常に遅いという現実があります。

勿論、人の移動の全てが自動化される未来は未だ私達へ提示されてはいませんが、モビリティに関わる分野において、自動運転やドローンの活用、空飛ぶクルマなど、新たなアプローチを実現化するための挑戦は多くの分野において活発におこなわれています。

MaaSの分野は沢山の可能性と多くの課題が共存している最もチャレンジスピリットが必要な分野なのかもしれません。

今回ご紹介する事例をご覧いただきMaaSの示す近い未来の形を思い描いていただければと思います。

NTTとゼンリン、資本提携で地図情報高度化へ 自動運転・MaaS分野の協業へ

NTTとゼンリン、資本提携で地図情報高度化へ 自動運転・MaaS分野の協業へ

日本電信電話株式会社(以下、NTT)と、国内地図情報大手の株式会社ゼンリン(以下、ゼンリン)は、2020年3月31日までに、資本業務提携を行い、IoT・AI時代に向けた地図の高度化に取り組むとしています。

NTTは自社のセンシングデータリアルタイムに高精度空間情報に統合し、多種多様な産業基盤の有するデータとの融合や未来予測を実現する「4Dデジタル基盤」の研究開発に既に着手しています。

ゼンリンは同社の持つ豊富な地図情報・位置情報の最適化を更に進め、流通している情報の「量と質」を最適化し、MaaSや自動運転におけるデータ活用を強く進めています。

両社は、NTTの高精度測位技術やインフラ維持管理のノウハウと、ゼンリンの保有する全国の収集情報を含む地図制作ノウハウを活用し、これまで以上に高精度な「高度地理空間情報データベース」を2020年度より共同で構築していくとしています。

NTTはトヨタと既に資本業務提携を結んでおり、スマートシティ実現の加速化を進めています。ゼンリンもAIを活用し地図データの更新の効率化・最適化を目指しています。両社の取り組みは自動運転分野における環境整備において強く意味を持つものと予想され、次世代のモビリティ分野における存在感を発揮することが期待されます。

日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:澤田純)=NTT=と、地図情報大手の株式会社ゼンリン(本社:福岡県北九州市/代表取締役社長:髙山善司)は2020年3月31日までに、資本業務提携によりIoT・AI時代に向けた地図の高度化に取り組んでいくことを発表した。
NTTとゼンリン、地図高度化でタッグ 自動運転やMaaS分野でビジネス拡大へ - 自動運転ラボ

東京メトロが多様なモビリティ事業と連携し「my!東京MaaS」の取り組みを開始

東京地下鉄株式会社(以下、東京メトロ)は既存の鉄道や航空、タクシーなどの多様なモビリティ事業者と連携し、東京都内における大都市型のMaaS(Mobility as a Service)として移動のしやすさやパーソナライズされた東京の実現へ向け、「my! 東京MaaS」の取り組みを開始すると発表しました。

東京メトロは最初のステップとして、2020年7月に東京メトロアプリをリニューアルし、複数の交通機関を連携させるマルチモーダルな経路検索機能を実装予定です。この実装により、鉄道に限定せずタクシー・バス・シェアサイクルなどの多様な移動方法も検索結果に含んだ経路検索が可能となります。

東京メトロは、これまで以上の「移動のしやすさ」や移動に通じての「健康応援」、「ビジネス加速」移動を新たなエクスペリエンスにする「東京を楽しむ」の4つのテーマを設定しています。これらのテーマより多様な視点にたった取り組みを推進するとしており、MaaSの分野における新たな価値創造が期待されます。

「移動のしやすさ」の追求においては、タクシー配車アプリとして広く知られる「JapanTaxi」等と連携するとしており、利便性の向上やビジネスの促進による都市の活力向上へ繋がります。

東京都内における各移動機関の新サービスや高度化の取り組みが進む中で、ユーザー視点においては移動における快適性の向上やリアルタイムの最適な経路情報を元にした移動は大きく飛躍する余地が充分に有ります。

東京メトロの取り組みによって、利用者の移動に対しての認識の変化が生まれ、結果として都心における人の移動の可能性が大きく飛躍することで、プライベート・ビジネスどちらのシーンにおいても新たなエクスペリエンス実現が期待されます。

東京地下鉄株式会社(本社:東京都台東区/代表取締役社長:山村明義)=東京メトロ=は2020年3月27日までに、鉄道やシェアサイクル、タクシーなどの多様なモビリティ事業者やサービスと連携し、東京における大都市型MaaS(Mobility as a Service)として「my! 東京MaaS」の取り組みを開始すると発表した。
東京メトロが「大都市型MaaS」展開へ!まずアプリに複合検索機能を実装へ - 自動運転ラボ

「ドローン物流から空飛ぶクルマへ」日本航空の描く想定シナリオ

「ドローン物流から空飛ぶクルマへ」日本航空の描く想定シナリオ

2020年3月に開かれた空の移動革命に向けた官民協議会において、民間各社がビジネスモデルに関するプレゼンテーションを行い、日本航空は空港を拠点とした新たな事業構想として、ドローン物流から空飛ぶクルマへ、地方都市から大都市へとサービスを展開する事業化シナリオを提示しました。

この想定シナリオは全4段階で構成されています。第1段階では、小型の貨物用ドローンを使用し無人地帯で既定路線における輸送に着手し、第2段階では中型・大型のドローンを使用、安全性が確立されれば「貨物から人へ」輸送対象が移行されるとしています。

第3段階では、人が乗車する大型ドローンを導入し、パイロットが同乗・操縦しポート間の既定路線における人の輸送に着手します。この段階においてはオンデマンド型も導入し、ユーザーエクスペリエンスの進化も図るとしています。

第4段階は一気に有人地帯へサービス範囲を拡大し、大型ドローンを遠隔操縦し人を運ぶとしています。

空飛ぶクルマ事業は導入期の「地方都市交通インフラ(社会課題解決)」と拡大成長期の「大都市空港離発着の2次交通インフラ(収益最大化)」の2つのフェーズに分類されると想定されています。

導入期では、過疎地の移動手段や災害救援など主に地方でのインフラのサポートとして機能し、拡大成長期では、都市内の移動手段や首都圏空港アクセスとしてなど、ビジネスへの貢献へと移行します。

成長拡大期の航路設計として、「羽田ネットワーク」と「成田ネットワーク」が候補とされており、羽田ネットワークでは羽田空港を起点に10セグメント程度の拠点ケースが想定されています。

成田ネットワークも、羽田ネットワークと同じく10セグメント程度の拠点ケースが想定されていますが、更に長距離の航続距離を可能とするため、性能向上がネットワーク形成の必須要件となり、大きなハードルとされています。

本シナリオにおいては、技術面・ビジネス面で多くの課題が存在しています。例を挙げますと、気象情報のリアルタイム把握や衝突回避の自動化、さらにはサイバーセキュリティ強化等、安全に関わる技術的側面における課題です。

この技術的側面における課題を乗り越えなければ「貨物から人へ」は実現出来ず、シナリオの前半段階で頓挫してしまいます。

更にビジネス面での課題も存在しています。離発着地を増やすためにはインフラ投資が必要となり、また既存の空港においてネットワークを使用する場合、空港インフラを如何に拡張するかという問題も残ります。新たなアプローチ故に当然ですが、資金面においても既存インフラの活用・共存においても画期的な取り組みが必要となりそうです。

空の移動革命に向けた官民協議会が2020年3月に開かれ、協議会を構成する民間各社がビジネスモデルに関するプレゼンテーションを行った。
【資料解説】「日本航空×空飛ぶクルマ」、想定シナリオが判明 - 自動運転ラボ

東京大学発スタートアップのテトラの「空飛ぶ車」最終飛行審査に進出 日本製eVTOLの躍進へ

東京大学発スタートアップのテトラ・アビエーション株式会社(以下、テトラ・アビエーション)は次世代交通のカタチとして注目される「空飛ぶクルマ」を開発中しているスタートアップ企業です。

テトラ・アビエーションはリーダーの中井佑氏を中心とし、学生や元大手重工メーカーの社会人など10人で構成されています。同社はフラグシッププロジェクトを「teTra」と名付けており、2023年に「空飛ぶクルマ」を実用化することを目標と掲げています。

今回テトラ・アビエーションは、103カ国855チームが参加した空飛ぶクルマの国際コンテスト「GoFly」の最終飛行審査に自社開発のeVTOL(電動垂直離着陸機)で挑み、最終飛行審査に進んだ24チームとして日本から唯一勝ち残りました。

テトラ・アビエーション社のeVTOLは2018年6月に行われたこの「GoFly」の第一次審査で世界トップ10に選出されており、最終飛行審査での素晴らしいパフォーマンスと結果が期待されます。「GoFly」の賞金総額は約2億円となっています。

テトラ・・アビエーションは2019年10月にアメリカ半導体大手NVIDIA(エヌビディア)のAIスタートアップ支援プログラム「NVIDIA Inception Program」のパートナー企業にも認定されています。

様々なスタートアップ企業が空飛ぶクルマの開発に挑戦するなか、テトラの日本製eVTOLの躍進が期待されます。

「空飛ぶクルマ」を開発中の東京大学発スタートアップのテトラ・アビエーション株式会社(本社:東京都文京区/代表取締役:中井佑)は2020年2月16日までに、自社開発のeVTOL(電動垂直離着陸機)が空飛ぶクルマの国際コンテスト「GoFly」の最終飛行審査である「Final Fly Off」に進んだと発表した。
885→24に残った!東大発テトラの空飛ぶ車、国際大会Final進出 日の丸スタートアッ... - 自動運転ラボ

日産欧州部門のリーフ完全自動運転車バーション開発が最終段階へ イギリスで230マイルのテストドライブ完走

日産自動車の欧州部門が開発を進めていた電気自動車リーフの自動運転車バージョンの開発が順調に進み、遂に最終段階に入ったというニュースが入ってきました。

今回、試験場でのテスト走行を無事終了し、イギリス国内の公道230マイル(約370km)を完全自動運転で完走したということです。

リーフには、渋滞時や一定の速度で走行する際にドライバーをサポートする機能が搭載されており、今回、英国政府が後押しするプロジェクトにおいて、完全自動運転車バージョンの開発が進めてられています。

今回完成した実験者はGPS、電波探知、カメラなどの最新技術が搭載され、日立ヨーロッパ社(Hitachi Europe Ltd.)が開発したAIも搭載されています。この日立製AIは自動運転操作を行い、更に走行中に起こった様々な出来事を機械学習し、自発的に運転技術を向上させていきます。

今回の230マイル走破において、人が搭乗していたものの運転は全て自動で行われ、充電ステーションでの充電のみ人が行ったという事です。ここまでくると充電もクルマが自動でおこなう事も可能になるのかもしれません。

イギリス国内の道路は複雑な環状交差点の多い都市部や、中央線すらなく路面の把握が難しい田舎道などがあります。今回の走行テストでは実験車はそれらの道路を全てトラブル無く走行したと発表されています。

このプロジェクトは日産欧州部門独自のものとのことですが、日産全体が自動運転車の開発を積極的に進め、発売を発表する日も近づいていると考えられます。

日産自動車の欧州部門(Nissan Europe)が開発を進めていたリーフの自動運転車バージョンが、いよいよ最終段階に入ったらしい。 試験場でのテスト走行を終え、英国の公道230マイル(約370km)を完全自動運転で完走...
日産がリーフの完全自動運転車を開発、英国一般道で最長距離のテストドライブ完走 ... - Techable(テッカブル)
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国内-海外HomeTech(ホームテック)×IoT活用事例まとめ https://infohub.jp/media/2020/04/22/2394/ https://infohub.jp/media/2020/04/22/2394/#respond Wed, 22 Apr 2020 08:44:08 +0000 https://infohub.jp/?p=2394 今回は国内・海外のHomeTech x IoTの活用事例を紹介致します。 「出来ない事が当...

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今回は国内・海外のHomeTech x IoTの活用事例を紹介致します。

「出来ない事が当たり前」だったものを「当たり前に出来る」に劇的に変えてくれるHomeTech分野のIoT活用は、効率化に留まらず、ユーザーにさらなる活用の気付きを与えてくれます。

また、ユーザーが宅内のIoT活用で節約出来る時間は日々蓄積していきます。忙しい現代人にとってIoT活用は大きな転換点になる予感がします。

auの雨天時に青く光るIoT傘立て「Umbrella stand」と収集日を知らせるゴミ箱「Dust bin」

auの雨天時に青く光るIoT傘立て「Umbrella stand」と収集日を知らせるゴミ箱「Dust bin」

auのIoT傘立て「Umbrella stand」は、LEDとビーコンを内蔵しており、スマートフォンとBluetooth連携する傘立てです。

スマートフォンアプリ「Mono Manager」がリリースされており、アプリをインストールしたスマートフォンを持って「Umbrella stand」に近付くと、「Umbrella stand」が、晴れの日はオレンジに、降雨の可能性の高い日は青に、アプリで設定した地域の当日の降水確率に応じて、LEDライトが異なる色に光り、傘を持っていくべきか教えてくれます。

「Umbrella stand」は単三型電池4本で動作します。サイズは158×158×209mm、重さは約2.0kgとなっています。「Umbrella stand」は8本の傘を収納可能です。本体カラーは、シックなホワイトとグレーの2色が用意されています。

ゴミ収集日を教えてくれるIoTゴミ箱「Dust bin」

IoTゴミ箱「Dust bin」は上述の「Umbrella stand」を活用出来るアプリ「Mono Manager」と連携します。アプリで設定した可燃ゴミや不燃ゴミなどの収集日にスマートフォンを持って「Dust bin」に近付くと、「Dust bin」底部のLEDライトが光って収集日をスマートに教えてくれます。

「Dust bin」も単三電池4本で動作します。本体の大きさは254×254×303mm、重さは約1.0kgです。容量は11リットルと比較的大きめなのでキッチン・リビングなど置く場所を選びません。こちらも本体カラーはシックなホワイトとグレーの2色が用意されています。

株式会社FOXが「わかりやすいIoT」として形にした、KDDI株式会社オリジナルの、新次元でわかりや…
FOXがプロデュースしたauオリジナルIoTプロダクト「Umbrella stand」と「Dust bin... - IoT NEWS

スマートサーモスタットなどのIoTコネクテッド製品が企業を変革する方法

様々な分野における製品のインテリジェントな接続デバイスへの進化は、今後更に多くのシステムに組み込まれるようになり、企業と競争を新たな形に劇的に変化させます。

スマートサーモスタットは、増え続けている家庭内の様々なIoTデバイスを制御します。使用データはメーカーに送信され、メーカーはデータを元に機器の動作をより最適化します。

Googleのスマートサーモスタット「Nest」

サーモスタットは一般には温度調節器ですが、スマートサーモスタット「Nest」は室内の温度調節をおこなう機能が主となります。温度センサーを内蔵しており室内の温度を常に監視し、快適な室温を保つようにエアコンなどと連動します。

通常、室内の空調・温度調節は手動でエアコン等の温度設定によってのみ行われている場合が多く、一定の温度設定にしていても輻射熱や室内の人数により、人が体感する温度は変化します。

スマートサーモスタットは室温を監視するだけではなく、独自の人工知能により、室内に人がいる時間帯を学習し、時間帯によって室温を何度にすればよいのか判断出来るようになります。

当然、室温を快適・最適に保つという事は、例えば冷房が強すぎるなどの電力の無駄遣いが生まれる機会を減らすことへと繋がります。ユーザーは節約に対して多くの時間・意識のリソースを割くことなく電気代を減らすことが可能となります。

また、スマートフォンアプリを活用することで、外出先からスマートサーモスタットへアクセスし、任意の制御が可能になるなど、家の中の快適な環境をリモートでコントロールするなど、新しいエクスペリエンスを得ることが出来ます。

スマートサーモスタットの機能は人の快適な環境への貢献だけに留まりません。温度が異常に上昇している時に火災の可能性を判断し、消火の機能を持つサードパーティのデバイスと連動し、未然に火事を防ぐなど、宅内のセキュリティにも貢献するなど、スタンドアローンではなく総合的な室内空間の要の機能となる可能性を秘めています。

Their impact on the value chain and organizational structure. The second in a two-part series.
How Smart, Connected Products Are Transforming Companies - Harvard Business Review

フィリップスのスマートLED照明「Philips Hue」

フィリップスのスマートLED照明は、スマートフォンやハブ・Amazon AlexaなどのAIスピーカーで操作可能な、拡張性が高く、最大1600万色のフルカラー照明機能を有しています。

スマート照明というと、宅内におけるIoT機器の代表格とも言えます。「Philips Hue」はスマート照明としての機能を多く有した製品で、様々なシーンに合わせた多彩な色調のプリセットから選ぶなどの細かな設定が可能です。

「Philips Hue」は、リラックスタイムの読書や子供たちが寝る前の本を読んであげる時間をこれまでよりもより素敵に、そして没入感を高めてくれます。これまでの一般的な宅内の照明では、落ち着いた読書時間に最適な色合いと明るさを得ることは出来ません。

「Philips Hue」は、物語に合わせて色を変化させるなど、読み手のインスピレーションを活かし読書体験をより素敵なものにします。

勿論、友人を招いての楽しい食事の時間にも「Philips Hue」は、最高の環境を用意してくれます。ユーザーは温かみがあり会話が楽しく出来る絶妙な色合い・明るさを自分の好みやその場の雰囲気に合わせて得る事ができます。

スマートフォンアプリやAIスピーカーを使用すれば、設定した時間に自動で消灯してくれます。勿論、話しかけるだけで任意に設定出来るようになり、利便性・満足度は更に高まります。

お使いのデバイスから簡単にライトを制御し、場面にふさわしいさまざまな雰囲気を作り出すパーソナル ワイヤレス照明です。Hue の紹介 - スマートな電球。
Hue の紹介 | Hue - Hue

[シャープ] 空気環境をクラウドAIで管理するCOCORO AIR

シャープのCOCORO AIRは、エアコンや空気清浄機をインターネットでクラウドの人工知能へ接続し、快適な空気環境を提供してくれるクラウドサービスです。対応のスマート家電製品をWi-Fiで接続すればすぐに利用する事が出来ます。

特徴として、COCORO AIRは製品にAIが内蔵されているのではなく、クラウド上のAIが学習・制御します。クラウド上のAIが多数のユーザーのデータを取得しそれらを分析します。

同じ室内でも、時間帯によって居る人が異なれば快適な室温は異なります。設定温度の履歴を取得しクラウドにデータを蓄積することにより、クラウド上のAIが曜日や時間帯に応じて最適な温度を自動で調節してくれます。

COCORO AIRは気候・季節のデータを取得し花粉が多い日に花粉運転にするなど、地域の気候・天気に合わせて自動的に快適な空気環境を提供します。ユーザはその日の花粉の状況などを調べて、手動で花粉運転にする必要がありません。

クラウドと家電がネットワーク接続されているので、例えばお子さまが留守番をしている時に外出先から室温を確認したり、スマートフォンで外出先からリモートコントロールしたりと、多くの機能を簡単に使用可能です。

エアコンを切り忘れた時やどちらか覚えていない時に外出先から確認し、オン・オフを操作出来るなど、切り忘れを防ぎ無駄な電力の消費を抑えることも出来ます。

COCORO AIRスマートフォンアプリとAIスピーカー連動

COCORO AIRスマートフォンアプリとAIスピーカー連動

COCORO AIRスマートフォンアプリを使用すると、エアコンの様々な操作等の遠隔操作・電気代の目安などの確認など、より便利に使用する事が出来ます。

COCORO AIR はGoogle アシスタントやAmazon Alexaなどのスマートスピーカーと連携する事が出来ます。ハンズフリーでの音声操作が可能となり、沢山の荷物を持って帰宅した時など、両手が塞がっていても操作ができます。

エアコンや空気清浄機をインターネットでクラウドの人工知能とつないで提供するスマート住環境サービス「COCORO AIR(ココロエアー)」の紹介ページです。人工知能が天気や気候、好みに合わせてエアコンや空気清浄機をコントロールし、健康で快適に生活できる住環境を整えてくれるサービスを提供しています。
COCORO AIR | COCORO+(ココロプラス) | SHARP(シャープ)のスマート家電向けサ... - COCORO+(ココロプラス) | SHARP(シャープ)のスマート家電向けサービス

スマートフォンで鍵を解施錠出来るスマートロックQrio Lock

Qrio Lockは、スマートフォンを携帯していればハンズフリーで鍵を操作できるスマートロックです。

専用アプリがQrio Lockの位置情報を取得しドアに近づくだけで解錠されます。ドアが閉まれば自動で施錠され、勿論在宅時にドアに近づいても誤作動で解錠されることはありません。

Qrio Lockにはセンサーが内蔵されており、ドアが半開きの状態の場合は開扉状態を維持します。ドアが完全に閉じなければ閉扉と認識されることが無いので、安心してオートロック機能を利用することが出来ます。

また、自宅近くへの短時間の外出において、鍵を閉めたくない時にはオートロック一時停止機能があり、機能をオンにするとLEDが緑色に光るので一時停止状態であることがひと目でわかります。単純に施錠・解錠するだけでオートロックとは違った機能です。

Qrio Lockは専用アクセサリも充実しています。スマートフォン持たないお子様や高齢者の方むけのボタン操作で使用出来るQrio KeyやWi-Fiネットワーク経由に接続し、外出先からQrio Lockを操作できるQrio Hubなど、ユーザーを制限せず、また利便性を拡張してくれます。

Qrio Lock や Qrio ただいまキット、Qrio Smart Tagなど、生活を便利に楽しくするQrio(キュリオ)株式会社の総合情報ページです。本サイトでサポート情報や会社情報などについてもご覧いただける他、製品のご購入も可能です。
Qrio製品情報・Qrio Store | Qrio(キュリオ) - Qrio製品情報・Qrio Store | Qrio(キュリオ)

AmazonのクラウドベースのAI音声サービス「Alexa」

AmazonのクラウドベースのAI音声サービス「Alexa」

多くの方がIoTデバイスと聞いて思い浮かべるスマートスピーカー。代表格であるAmazon Echoシリーズは「アレクサ」と話しかけるだけで、宅内のスマート電球を操作することが出来ます。勿論、好みの音楽の再生や天気のチェックなど出来ることは無数にあります。

「Alexa」はクラウド上のAIが、ユーザーの質問に回答したり、指定の機能をオンにしてくれたりしていますが、ユーザーはまるでスマートスピーカー自体がスタンドアローンで反応してくれているような体験をする事ができます。

これまでは、あるデバイスの機能を使用するには内蔵された機能を手動で操作する事が当たり前でした。「Alexa」は「アレクサ、10分後にタイマーをセットして」など、人が人に話しかける様な自然な口調で利用出来る点が大きな特徴です。

私達はこれまで多くのデジタルデバイスに出会い数え切れないほど操作してきたにも関わらず、声で操作するという体験をしていませんでした。デジタルデバイスを操作する事に慣れた人が「Alexa」を活用出来る事は勿論のこと、不慣れな高齢者の方やお子様も気軽に感覚的に使用することが出来ます。

「Alexa」を使用した操作が簡単で感覚的だというシンプルな事実は、デジタルデバイスを敬遠してきた層にも受け入れられる可能性が高いことを意味します。

今では一般的なスマートフォンも苦手意識から電話とメールの機能しか利用していないというケースは未だ多く、苦手意識を持たず操作出来るという特徴は今後より評価されることが予想されます。

今、主要ITベンダーがこぞって開発投資を行っている分野がある。音声認識技術だ。マイクロソフトの「Cortana」やアップルの「Siri」、グーグルの「Google Assistant」などがそれにあたる。それをけん引するのが、アマゾンの「Amazon Alexa」だ。日本版も年内に提供されることが決まった。Alexaはサードパーティが自社製品に組み込めるエコスシテムを構築しており、今後「声」をソースとしたさまざまなデバイスが登場すると期待されている。ここではAlexaに焦点を当て、その仕組みや構成要素を基礎から解説するとともに、ビジネスにおけ...
Amazon Alexaとは何か? アマゾンの音声認識技術の使い方を基礎から解説する - ビジネス+IT
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国内HealthTech×IoT活用事例まとめ https://infohub.jp/media/2020/04/06/2357/ https://infohub.jp/media/2020/04/06/2357/#respond Mon, 06 Apr 2020 01:31:52 +0000 https://infohub.jp/?p=2357 今回は国内のHealthTech x IoT活用事例を紹介致します。HealthTechの...

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今回は国内のHealthTech x IoT活用事例を紹介致します。HealthTechの分野におけるIoTにより、これまで専門家の元でのみ可能だった健康・美容ケアの指導を自宅で気軽に受けることが可能となります。

HealthTech x IoTの多くは、アプリとの連動により自動で過去のデータを参照する事を可能にし、推移を把握する事が可能となり、QOLを高めてくれる重要なサポート役を担ってくれます。

ユーザーは日々のヘルスケア・スキンケアを大きく変更せずに様々な恩恵を気軽に手に入れることが出来るので、導入のハードルが低い事も非常に魅力的です。

サンスターのアプリ連動スマートハブラシ G・U・M PLAY

サンスターのアプリ連動スマートハブラシ G・U・M PLAY

過去にはむし歯の洪水という言葉が流行っていたほどで、口腔に関わるセルフケアといえばむし歯予防のことでした。現在では、小学生1人あたりのむし歯は平均1本以下となり、歯周病ケア・予防を目的とした口腔ケアが重要とされています。

全身疾患の原因となる歯周病を予防する為には、歯科衛生士の指導にそった丁寧なブラッシングが必要となりますが、自宅で歯科衛生士と同等のケアをするのは非常に難しいのが実態です。

今回ご紹介するサンスターのG・U・M PLAYは、いつも利用しているハブラシにアタッチメントを装着し、スマートフォンに専用アプリをインストールするだけで利用開始出来るスマートハブラシです。

アタッチメントは一人でも、家族みんなでシェアすることも出来るので、非常に経済的に使用を続けることが出来ます。

G・U・M PLAYとアプリの連動により使用出来るMOUTH CHECK機能では、毎日の歯みがきのデータを採点し、歯科衛生士のブラッシングにどれだけ近いかを採点してくれます。

歯みがきデータを記録・分析してくれるMOUTH LOG機能では、ブラッシングの動きや時間のデータが自動で記録される「お口の日記」をアプリが自動でつけてくれます。

MOUTH LOG機能は歯磨きした時間を棒グラフに、みがき具合を点数と色で表示してくれるので、推移を継続的に確認し改善に役立ててくれます。

更に、お子さんの歯みがきを楽しい習慣にしてくれるMOUTH MONSTERや、楽器を演奏するように歯みがきが出来るMOUTH BAND、3分間の歯みがき中にニュースを読み上げてくれるMOUTH NEWSなどが用意されています。

スマートハブラシでブラッシングは正確に、そして3分間の歯みがきはより楽しく便利なるので、幅広い年齢層がそれぞれにあった形で歯みがき・ブラッシングをアップデートできます。

G・U・M PLAYはAmazon・サンスターオンラインショップで購入可能です。

歯みがきを「やらなくちゃ」から「やりたい」へ。みがき方をみがく、全く新しい歯みがき体験へ。それがG・U・M PLAY(ガムプレイ)です。
- G・U・M PLAY|歯周病菌とたたかうサンスターG・U・M(ガム)|サンスター|SUNSTAR

世界初のオーダーメイドサプリメントサーバー「healthServer」

世界初のオーダーメイドサプリメントサーバー「healthServer」

ドリコス株式会社(以下、ドリコス)のオーダーメードサプリメントサーバーhealthServer(以下、ヘルスサーバー)は、医師と管理栄養士のこだわりから生まれた オーダーメイドサプリメントサーバーです。

ヘルスサーバーは本体のセンサーに触れるだけで身体データを解析し必要な栄養素を推算してくれます。ヘルスサーバー内蔵の生体センサが生体電位を測定し心臓の鼓動・脈の情報を取得します。

測定される生体電位は交感神経と副交感神経に分類される自律神経と密接な関係があります。交感神経と副交感神経のバランスを把握することで、身体が求める栄養素を知るヒントを得ることができます。

特に、自律神経は自らの意志でコントロールすることができないので、ヘルスサーバーで自分の身体が求めている栄養素を把握し摂取することで、身体が求める栄養素を知らないままサプリメントを摂取するのとはまったく異なる体験が出来ます。

専用無料アプリで栄養素を推算

無料で提供されるスマートフォンアプリを用いれば、基本となる身体情報や

食事・生活習慣をもとに、あらゆる情報から多角的に、各利用者の望む理想像に近づく為のサポートを適切なサプリメント摂取を通じ受けることが出来ます。

アプリには毎回同じことを入力する必要は無く、専属の栄養士のように使う度にユーザーを理解し、より的確なサプリメントの配合を提案するになります。

また、アプリ利用時には定期的にユーザーのフィードバックをもらうための質問ダイアログが表示されます。これにより効果実感が無い場合に次の配合の提案につなげ、より良い効果実感のためのパートナーとして機能します。

サプリメントの効果を引き出す3条件

サプリメント摂取においては、医学や栄養学の視点により「サプリメントの品質」「利用者の状態」「摂取の仕方」の3つの条件を満たすことが重要だと言われています。

一般的な個別の栄養素毎にパッケージ化されたサプリメントでは、「利用者の状態」を把握することが出来ず、「摂取の仕方」をコントロールする事が困難です。

ヘルスサーバーでは、これら3つの条件の全てを、利用者が考えることなく自動的に最善の条件でサプリメントを摂取出来ることが出来るので、サプリメント本来の栄養素を最大限に引き出すことが可能となります。

また、サプリメント摂取における非常に重要な注意事項として「過剰摂取のリスク」を忘れてはなりません。既に十分に摂取している栄養素を更に摂取してしまうと体調・体質の改善ではなく体調を崩すことがあります。

ユーザーにとっての適切なサプリを最も適した量で摂取する事が出来るヘルスサーバーはリスク管理の観点においてもとても頼もしいパートナーです。

あなたに不足した栄養素を自動で推算して提供。自分史上最高の、自分に出会えるオーダーメイドサプリメントサーバー。
- healthserver.jp

導電性高分子をナノファイバーニットに含侵させた東レの機能素材「hitoe」

ライフサイエンス・メディカル分野で事業展開をおこなっている東レが開発した機能素材hitoeは電気を通す高分子化合物である導電性高分子をナノファイバーニットに含侵させた導電性を有する機能素材です。

hitoeを搭載したシャツやベルトを身につけるだけで、無意識に体から発している微弱な電気信号である生体信号を計測・収集されます。Hitoeは洗濯し繰り返し使用することが可能です。

心臓の拍動によって心筋の細胞が電荷を貯めて放電します。この放電によって心臓付近に発生する微弱な電位差を機能素材hitoeを通じて取得し心拍数を計測することができます。

hitoeと連動するスマートフォンみまもりアプリ

hitoeと専用スマートフォンアプリを連動させることで、高齢者の方や健康に不安を抱えている方のみまもりなどへの活用が期待できます。

hitoeからスマートフォンアプリにデータが送信され、異常が発生している場合には事前に登録したメール登録先に通知することで、遠隔地からのみまもりが可能となります。

熱中症や感染症等で体調不良になると、体温の上昇に伴って心拍数が上昇することがわかっています。また、極度の緊張状態においても心拍数が急激に変化します。

このようなケースにおいて、普段と異なる心拍数を検出し周囲や離れた場所にいる方にお知らせすることで、着用者の病気・事故の予防への活用が期待できます。


- www.hitoe-toray.com

資生堂  IoTとアプリで肌の状態を測定するスキンケアを提供するOptune

資生堂  IoTとアプリで肌の状態を測定するスキンケアを提供するOptune

株式会社資生堂(以下、資生堂)は、同社が保有するユーザーデータや市場調査をもとにした議論において、「日々変わる肌の状態や環境の中で同じスキンケアを続けることが正しいのか」という着眼にたどり着き、その日の肌の状態に合わせるスキンケアとしてOptuneを開始しました。

資生堂初のIoTスキンケアシステムであるOptuneは、抽出液や保湿液を抽出するIoT専用マシンと肌の状態を測定するアプリを活用し、利用者のその日の肌の状態に合わせたスキンケアを提供します。

5種類のスキンケアカートリッジをセットする専用マシンは、「マシンが光ったら手のひらをセットしステップ1が抽出」、「再びマシンが光ってステップ2が抽出」の簡単2ステップでお手入れ完了、ユーザーに負担を感じさせません。

また、シンプルでスマートなデザイン、幅134mm × 奥行162mm × 高さ300mmとリビングスペースに置いても自然になじみます。

専用アプリは、ユーザーの肌と肌環境を測定・収集しクラウドにデータを送信します。アプリで肌を撮影し肌の状態を測定しデータを測定が可能で、測定を続けることで日々のデータがパーソナライズされより精度が高くなります。

アプリ利用により、体内リズムや肌環境を知ることが可能となり、全てのデータが自動的にアプリに蓄積されるので、いつでも過去のデータや推移を確認する事ができます。

Optuneは専用マシンをレンタルする形態の月額10,000円(税抜)の定額制スキンケアとなっています。高額な初期導入費用を必要とせず、毎月定額で安心して利用することができます。

スキンケアといえば「毎日同じアイテムを同じ量使う」のが当たり前だ。しかし、その当たり前に違和感を…
毎日変わる肌、スキンケアは同じで良いの?資生堂がこれまでの美容法から逸脱して... - XD(クロスディー)

ミツフジ 生体情報技術によるストレス可視化ソリューション「hamon for stress」を販売開始

ミツフジ株式会社(以下、ミツフジ)は、「職場環境の見える化」を実現することを目的にストレス可視化ソリューション「hamon for stress」のサービスを販売開始しました。

2015年にストレスチェックが義務化され、近年では企業活動の改善・改革の取り組みとして「健康経営」が重視されるようになっています。そこでミツフジは「職場ストレスによる休職0を目指して」をテーマに「職場環境の見える化」を実現するとしています。

従来型のストレスチェックは、チェックを受けるスタッフ自身がストレスの蓄積を認識していないケースや自身が申告したくないケースなど、本来の状態を把握することに繋がらない可能性が生まれるリスクがあります。

そこで、ミツフジは従来型のストレスチェックに加え、新たなストレス可視化ソリューションとして「hamon for stress」を提案しています。

「hamon for stress」は、生体情報(バイタルデータ)により従来のストレスチェックでは確認できなかったリスクを可視化し、客観的な分析レポートをもとに高ストレス者へ対策メニューを実施し、企業向け総合評価レポートをもとに対策を行い、さらに継続利用でPDCAサイクルを実現します。

2015年に企業でのストレスチェックが義務化され、近年では改革への取り組みの一環として「健康経営」に…
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To B(ビジネス)向けの国内IoT活用事例まとめ┃2020年2月3月 https://infohub.jp/media/2020/04/01/2246/ https://infohub.jp/media/2020/04/01/2246/#respond Wed, 01 Apr 2020 06:48:44 +0000 https://infohub.jp/?p=2246 今回はビジネス向け(ToB)の国内IoT事例を紹介いたします。積極的なIoT・DX(デジタ...

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今回はビジネス向け(ToB)の国内IoT事例を紹介いたします。積極的なIoT・DX(デジタルトランスフォーメーション)のアプローチが様々な産業分野におけるソリューションをご紹介します。

IoT電池「MaBeee」の企画開発を行うノバルスがSOMPOホールディングスと資本業務提携、介護分野で協業へ

コネクティッドバッテリー「MaBeee(マビー)」の企画・開発を行うノバルス株式会社(以下、ノバルス)は、SOMPOホールディングス株式会社(以下、SOMPO HD)を引受先とする第三者割当増資を実施しました。

「MaBeee」が提供する「みまもり電池」は電池自体が通信機能を有しており、高齢者のみまもりをスマートフォンと電池1本で可能にします。

テレビや照明機器などのリモコンの電池を「Mabeee」に入れ替えるだけで、使用状況がスマートフォンや専用の通信機に送信され、それらの情報がクラウドにアップロードされみまもり機器として利用できます。

「Mabeee」を装着したリモコンや電化製品などが一定時間使用されていない場合には、クラウドを通じて見守る側のスマートフォンやパソコンなどに異常を通知します。

SOMPOホールディングス傘下のSOMPOケア株式会社は、全国約300の介護付き老人ホーム、約130のサービス付き高齢者向け住宅、約630の在宅サービス事業所を展開し約8万人の利用者を有している国内最大規模の介護事業者です。 今後両社は介護の分野で協業し、新サービスの共同開発を進めるとしています。


- BRIDGE(ブリッジ)|「起業家と投資家を繋ぐ」テクノロジー&スタートアップ関連の話題をお届けするブログメディア

凸版印刷と奈良医大、LPWAと3次元センシングによる看護・介護業務の負荷軽減に向けた実証開始

患者が寝たきりなどによって皮膚に炎症が生じる褥瘡(床ずれ)の予防には、看護・介護者による体位変換や座位姿勢の補助などを行い体圧を分散する必要があります。

この褥瘡の予防には介護者の経験に頼る部分が多く、一日に何度も行う必要があるため、介護者の身体的負担の大きさが問題となっています。

この課題に対処するため、凸版印刷株式会社(以下、凸版印刷)は、一般社団法人MBTコンソーシアムを通じ、医学を基礎とするまちづくりを推進する奈良医大の脳神経内科学の協力のもと、3次元センシングによって得たデータと褥瘡の相関関係をAIにより検証し、看護・介護負荷の軽減や人手不足の解消を目指すこととなりました。

この検証では、マット型の圧力センサーと荷重センサーをベッドの脚部分に設置し、消費電力広域ネットワークLPWA規格の「ZETA」を通じて、ベッド上の患者の荷重がかかっている位置をセンシングします。

こうして得られたデータを、奈良医大の褥瘡予防のノウハウを用いて可視化・相関関係の検証を行います。

今後は得られた実証実験の成果を活用し看護・介護の負荷軽減と現場の人手不足の解消に貢献を進め、将来的には、AIデータ分析技術とZETAネットワークを通じて、在宅介護を行う家族の負荷軽減支援のサービス展開を目指すとしています。

患者が寝たきりなどによって皮膚に炎症が生じる褥瘡の予防には、看護・介護者による体位変換や座位姿勢の補…
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アスラテック、協働ロボット向けネットワーク経由の遠隔操縦システムを開発

アスラテック株式会社(以下、アスラテック)は、さまざまな協働ロボットをネットワーク経由で遠隔管理・操縦可能な「協働ロボット向け遠隔操縦システム」を開発しました。

一般に協働ロボットは事前に登録された作業を行いますが、今回開発された「協働ロボット向け遠隔操縦システム」は、遠隔地にいる操縦者が協働ロボットの近くに設置したカメラからの映像を視認し、ジョイスティックなどのコントローラーを用いて任意に操縦する事を可能にします。

この遠隔操縦システムを活用することで、危険な現場での作業や重作業などを安全な遠隔地から協働ロボットを動かして行うことが可能になり、作業員の怪我発生の抑制や負荷軽減など、さまざまな業務改善を実現できます。

また、遠隔操縦時の協働ロボットの動作をデータとして保存することができるため、得られたデータを活用し、遠隔による協働ロボットのティーチングや、作業の可視化、AIを用いた作業の自動化実現に向けて取り組むとしています。

「協働ロボット向け遠隔操縦システム」は、アスラテックの遠隔ロボットコントローラー「V-Sido WebConnect」を活用しており、既存の協働ロボット本体を改造することなく、「V-Sido WebConnect」を接続するだけで利用開始できます。

現在、Universal Robotsの「UR10」、Franka Emikaの「Panda」、SIASUNの「SCR5」の3機種の協働ロボットへ対応しています。今後更に対応機種を拡大する予定です。

アスラテック株式会社は、さまざまな協働ロボットをネットワーク経由で遠隔操縦できる「協働ロボット向け遠…
アスラテック、協働ロボット向けの遠隔操縦システムを開発 | IoT NEWS - IoT NEWS

管制センターが全車両をコントロールする「自動運転レベル6」誕生の可能性

管制センターが全車両をコントロールする「自動運転レベル6」誕生の可能性

自動運転はアメリカの非営利団体SAE Internationalが策定した定義により、レベル0からレベル5までの6段階に分けられています。

ドライバーが全ての操作を行うレベル0から始まり、ステアリング操作・自動の加減速をシステムが行うレベル1・2、システムが高速道路などに限り交通状況を認知し自動運転に行うレベル3、レベル4・5は運転の主体がシステム側に移行します。

現時点において、完全自動運転に当てはまるものはレベル5のみとなります。レベル5になると、システムが場所の制限なく交通状況を認知して、運転に関わるあらゆる操作を行います。緊急時においてもシステムが対応を行います。

レベル5ではドライバーが運転する必要が完全に無くなりアクセルペダルやハンドルは不要になりますが、どのメーカーも現時点において市販段階に辿り着いていません。

「自動運転レベル6」が新たに定義されるならば?

現時点での最高レベルであるレベル5の上をいく「レベル6」が新たに定義づけられるとすれば、自動車に搭載したシステム単体が走行の判断をするのではなく、「中央官制センター」が各車両の運転操作をコントロールするといった形かもしれません。

「中央官制センター」が全ての車両の走行状況を把握し最適なルートや速度、ハンドリングを自動車のシステム側に指示すれば、道路インフラ全体において自動車の動きが最適化されます。

「自動運転レベル6」で発生する課題は?

自動運転レベル6が実現すると道路インフラ全体の最適化が優先され、各ドライバーが走行するルートの自由度が限りなく制限される状況が発生することが考えられます。

更に重大な課題は、世界中の車両をネットワークでつなぐ事で発生する新たなリスクとリアルタイムに世界中の車両の最適ルートを算出するためのコンピュータの性能の2点なのかもしれません。

仮に管制センターがハッカーに乗っ取られる正常に機能しなくなった場合にどのような事故が発生し得るのかなど、より高度化する事で生まれる危険に対する対応策が確実に求められます。

自動運転レベルは「0〜5」の6段階で定義される。簡単に言えば、「0」は従来の自動車、「1」と「2」は運転支援機能が搭載された自動車、「3」は運転の一部をシステムが担い、「4」「5」は運転の主体が完全にシステム側に移行する形を指す。
誰も知らない「自動運転レベル6」の世界 管制センターが全車両をコントロール - 自動運転ラボ

オカムラ、オフィス家具IoTサービスモデルの開発によりファシリティ管理と働き方改革を支援

オカムラ、オフィス家具IoTサービスモデルの開発によりファシリティ管理と働き方改革を支援

近年、働き方改革やデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進により、オフィス環境におけるさまざまなIoT化が進められています。

オフィスワーカーを対象とした株式会社オカムラ(以下、オカムラ)の調査によると、回答者の72%がオフィス環境は仕事をする上で重要だと回答する一方、今のオフィス環境に満足しているのは34%にとどまったということです。

企業が組織活動のために施設・環境を総合的に企画・管理・活用するファシリティマネジメントの活用は事業を底支えする経営基盤の一つですが、オフィス環境の整備は予算消化のために実施されるケースが多く、またオフィス家具の発注時期は偏る傾向があります。

この様な状況の中、オカムラが取り組む新しいサービスモデルは、オフィス家具にセンサーを搭載し、IoTを用いて設置場所や使用頻度をセンシング、データ化します。

このデータ化によりオフィスの使用状況を見える化し、各企業における最適なオフィス環境を、使用状況に合わせレイアウト変更などをおこなうことが可能となります。

データに基づいた詳細なファシリティ管理が可能になると、企業のファシリティコストの適正化と戦略的なファシリティ投資につながります。

更にファシリティマネジメントが適切に機能すると、大多数が満足していないオフィスワーカーの環境をより働きやすいカタチへ改善し、生産性向上が期待できます。

近年、働き方改革やデジタルトランスフォーメーションの推進により、さまざまなIoT化が進められており、…
オカムラ、ファシリティ管理と働き方改革を支援するオフィス家具IoTサービスモデル... - IoT NEWS

Ridge-iと荏原環境プラント、ごみ識別AIを共同開発。AI搭載自動クレーンシステムを運用開始へ

AI・ディープラーニング技術のコンサルティングと開発を行う株式会社Ridge-i(以下、Ridge-i)は、荏原環境プラント株式会社(以下、荏原環境プラント)と共同開発で、熟練運転員の眼を代替するごみ識別AIを搭載した自動クレーンシステムの開発に成功し、運用を開始しました。

ごみ焼却施設では、排ガス性状やごみ発電の安定化において、燃焼の安定化が重要な要素です。燃焼の安定化には、ごみピット内のごみ性状を均一化する撹拌と特殊ごみの退避等のクレーン操作が必要になります。

現状では、経験を積んだ熟練運転員が視覚的にごみ性状を認識し、適時クレーンを操作し燃焼の安定化を図っています。

今回共同開発・運用開始されたAI搭載自動クレーンシステムは、AIによってごみの撹拌状況などを識別し、高度制御装置でごみピット内のクレーン操作判断を行いクレーンの自動運転を行います。

今後は、AI搭載自動クレーンシステムを既設炉・新設炉の境目なく展開し、AIを活用したごみ焼却施設のさらなる高度化に向け開発を進めていくとしています。

ごみ焼却施設では、排ガス性状やごみ発電の安定化において燃焼の安定化は重要だ。そのため、ごみピット(以…
Ridge-iと荏原環境プラント、ごみ識別AIを搭載した自動クレーンシステムを開発 | I... - IoT NEWS
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