SNS | INFOHUB-media https://infohub.jp/media 国内ビジネスリーダー向けメディア Wed, 07 Jul 2021 05:07:55 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.7.12 https://wp.infohub.jp/wp-content/uploads/2020/10/cropped-icon_logoA_2-32x32.png SNS | INFOHUB-media https://infohub.jp/media 32 32 Facebook,Instagram広告でiPhoneユーザーだけに広告出稿したい場合のターゲティング設定 https://infohub.jp/media/2021/07/07/3931/ https://infohub.jp/media/2021/07/07/3931/#respond Wed, 07 Jul 2021 11:00:00 +0000 https://infohub.jp/media/?p=3931 Facebook,Instagram広告でiPhoneユーザーだけに広告出稿したいときの設...

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Facebook,Instagram広告でiPhoneユーザーだけに広告出稿したいときの設定に少し苦労したので、その具体的な設定方法についてご紹介します。

iPhoneユーザーだけに広告を出稿したい具体的なケースとは?

最も多いケースとしては、iPhoneアプリ用広告が考えられます。

AppStoreへダイレクトに送客する広告を出稿する場合であれば、Facebook広告(Instagram広告)側で該当のアプリ広告を作成すれば、iPhone端末だけを対象に出稿することができます。

一方で、一度ランディングページ(LP)を挟んで送客をしたい場合には、それが出来ません。

間違えた設定をしている場合はAndroidユーザーにも多く広告が出稿されてしまい、極めて無駄が生じます。

その他にも、iPhoneユーザー向けのキャンペーン実施や、iPhoneユーザーへのターゲティングが考えられます。(iPhoneユーザーの方がAndroidユーザーよりも課金に向いていると言われています)

具体的なFB,インスタ広告アカウント(広告セット)の設定方法

以下は、全て広告セットレベルでの設定となります。

1.詳細ターゲティングの必須要件として、iOS端末でアクセスしているユーザーを追加する

以下のようにiOS端末からFacebookにアクセスしている人を”次の条件にも一致(必須)“の条件として追加しましょう。上の”次の条件に一致する人を含める“ではないので注意してください。

Facebookにアクセスしている人、とありますがインスタ用は特にないのでインスタも含まれていると思われます。

注意点としまして、”興味・関心”ではないので注意してください。”行動”に紐づくものを選択してください。

Facebook,Instagram広告でのiPhoneユーザーターゲット出稿のための設定1

2.除外ターゲティングで、Android端末アクセス者を除外する

Facebook広告及びInstagram広告では、除外ターゲティングを設定する事ができます。これを用いて、Androidユーザーへの出稿を回避することができます。

具体的には、以下のように全てのAndroid端末に紐づく行動を除外していきます。

1と同様に”行動”に対して除外設定を行ってください。

Facebook,Instagram広告でのiPhoneユーザーターゲット出稿のための設定2

3.ターゲットの拡大を”しない”

また、ここが最も重要なのですが、”パフォーマンスを向上できそうな場合は、現在の詳細ターゲット設定よりも広い範囲の人にリーチする。” は、外してください。

なぜかというと、上の詳細ターゲティングを一部無視して広告が出稿されるためです。

このターゲットの拡大は、Facebook担当者がついているとチェックした方が良いとおすすめされる項目ですが、本ケースにおいてはAndroid端末への余分な広告出稿を防ぐために外しておくべきです。

Facebook,Instagram広告でのiPhoneユーザーターゲット出稿のための設定3

iPhoneユーザーのみにFacebook、インスタ広告を出稿する場合のまとめ

iPhoneユーザーのみに広告を出稿したい場合は、広告セットレベルにおいて以下の設定をおすすめします。

1.詳細ターゲティングの必須要件として、iOS端末でアクセスしているユーザーを追加する
2.除外ターゲティングで、Android端末アクセス者を除外する
3.ターゲットの拡大を”しない”

株式会社tryXでは、(クライアント様を厳選したいため)表には出していませんがGoogle広告、Yahoo広告などのリスティング広告、Facebook,Instagram,TwitterなどのSNS広告運用支援なども行っております。

ご興味のある方は、弊社ホームページよりお気軽にお問い合わせください。

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LINE広告運用結果を無料で大公開!INFOHUBアプリの場合のKPI https://infohub.jp/media/2021/07/03/3877/ https://infohub.jp/media/2021/07/03/3877/#respond Thu, 01 Jan 1970 00:00:00 +0000 https://infohub.jp/media/?p=3877 INFOHUBではLINE広告のキャンペーンにあやかり、10万円分のクーポンを頂き運用しま...

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INFOHUBではLINE広告のキャンペーンにあやかり、10万円分のクーポンを頂き運用しました。

せっかくですのでその結果を特別に公開してみたいと思います。

LINE広告効果ご紹介前の、共有事項について

  1. App Storeページにダイレクトに送客しています。
  2. INFOHUBとLINEはそこまで相性が良いとは考えていませんでした。そのため、今回はアプリコンバージョンの設定を行いませんでした。
    もちろん設定した方が絶対に良いのですが、工数感と今後の継続性が不明瞭であったため今回は対応なしとしました。なのでCPIは測定できていません。
  3. 通常は数字見ながら改善していくのですが、正直10万円では足りないので運用らしいことはしておりません。
  4. 途中アプリ側の問題で一時広告出稿を停止しております。

ビジネスニュースアプリINFOHUBのLINE広告運用結果について

早速、ビジネスニュースアプリINFOHUBを用いた広告運用結果をご紹介します。

実施期間:2021年6月7日〜2021年6月31日(6月10日〜15日の期間は停止)

  • 消化金額:99,953円
  • インプレッション:744,160
    • CPM:134円
  • クリック数:1,664
    • CPC:60円
    • CTR:0.22%
  • 推定リーチ:251,931
    • 一人あたりリーチ単価:0.4円
    • 一人あたりインプレッション数:3.0回

CPMがとても低いのと、リーチが大きいですね。多くの人には広がるが、なかなかクリックされないというイメージでしょうか。とはいえこの金額で25万人に届いたとなるとすごい..さすがLINEですね。

日額予算は6500円程度で運用していましたが、CPCは60円に抑えることが出来ました。入札単価を70円に設定していたのですが、ちゃんと出稿しきれていました。

LINE広告運用時に使用した設定について

LINE広告のアカウント構造について

1キャンペーン、1広告グループで行いました。Google広告でもそうですが、基本的にはグループを増やしすぎずシンプルな構造にしておくことを弊社(株式会社tryX)は推奨しています。

広告グループ設定について

あまり初期からターゲットを設定しすぎるのは好きではないのですが、予算も限られているのでINFOHUBの登録者データをベースに設定を行いました。

ターゲット設定に関しては、

  • 地域は日本全て、
  • 年齢20-39歳男性
  • OSはiOS

としました。

ビジネスニュースアプリINFOHUBのターゲットは優秀なビジネスアスリートであり、実際経営者、役員クラスなどが多いことから年収を上位20%以上に設定しています。

職業は、フルタイムワーカー。

興味関心は、デジタル機器・家電と職業・ビジネスにしました。

配信先は、LINEのみとしました。これは2つ理由があります。

  1. 純粋にLINEという媒体面での効果を見たかった。
  2. xxネットワークを使う広告は経験的にあまり成果が上がらないケースが多い。

結果、以下のようにオーディエンスは31.9万人となりました。

結果論ですが、ここに対して推定リーチ25万人、一人あたりインプレッションが3回なので悪くなかったかなと思います。バナーを5つほど回していることを考えると、もっとオーディエンスを絞っても良かったかもしれません。

余談ですが、一人あたりインプレッションが多すぎる場合は通常広告効果は下がって来ますのでバナーの入れ替えをおすすめします。

バナーごとのLINE広告成果のご紹介

今回は特別にバナー効果も皆様に共有したいと思います。ぜひ参考になさってください。

今回はCPIが計測できないため、クリック率での評価を行います。

クリック率で何が分かるのかというと、該当のターゲットとニーズのマッチ度、だと思っています。

(お付き合いのある広告代理店でクリック率を推してくる場合は、なぜクリック率が高いと良いのか掘り下げて聞いてみてください。通常はクリック率が高ければ良いわけではないです。)

今回はいくつか並行して検証を回すための工夫を行いました。

検証1:バナーサイズとクリック率の関係は?

今回は2つのパターンを使ってクリック率の高さを確認しました。

  • パターン1の結果

スモールバナー1: 0.19%

通常バナー1: 0.21% ★WINNER

  • パターン2の検証結果

スモールバナー2: 0.23% ★WINNER

通常バナー2: 0.15%

とういうことで、結果はなんとも言えない結果に…

検証2:訴求内容によるクリック率は?

“世界のビジネス・テクノロジーニュースが読めるという訴求”A,Bと、”英語ニュースで英語を勉強しましょう”C、という訴求で比較しました。

通常バナーA:0.21%

通常バナーB:0.15%

通常バナーC:0.26% ★WINNER

と、圧倒的にCが良い結果に。

この後広告効果の検証する場合は、★4.5の訴求を外したバージョンと比較してあげるのが良いでしょう。

まとめ

ビジネスニュースアプリINFOHUBでのLINE広告運用結果をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

追加でご質問等ありましたら弊社ホームページの問い合わせ、もしくはTwitterのDMでお送りください。

表には出していませんがGoogle広告、Yahoo広告などのリスティング広告、Facebook,Instagram,TwitterなどのSNS広告運用支援なども行っております。

お気軽にご相談ください。

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初めてのSNSマーケティング-すぐに実行できる8つのステップや書籍を紹介 https://infohub.jp/media/2020/11/27/3279/ https://infohub.jp/media/2020/11/27/3279/#respond Thu, 01 Jan 1970 00:00:00 +0000 https://infohub.jp/?p=3279 SNSマーケティングと聞くと、バズを起こして世間が話題にすることが目的でやるものであるとい...

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SNSマーケティングと聞くと、バズを起こして世間が話題にすることが目的でやるものであるということや炎上してしまうリスクがあるから危険というイメージを持っているかもしれません。しかし、このようなイメージはSNSマーケティングの一部分に過ぎません。本稿では、SNSマーケティングの基本からメディアの特徴、実行する上でのステップをご紹介します。是非参考にしてください。

コンテンツサマリー

SNSマーケティングとは、FacebookやTwitterなどのSNSを活用したマーケティングの手法のことです。

現在、個人、企業ともにSNSの利用率が高まったり、SNSが購買や検索に大きな影響するなどSNSの注目が高まっています。

SNSの代表的なメディアとしては下記のようなものがあります。

  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • Snapchat
  • Linkedin
  • Pinterest

SNSマーケティングのメリットは下記です。

  • ブランディング
  • ロイヤルティの向上
  • 自社サイトへの流入
  • 低コストでの施策
  • 顧客をアクティブな状態を維持

SNSマーケティングのステップは大きく8つです。

STEP1:まずはSNSマーケティングの目的をセットする
STEP2:ターゲットを調査する
STEP3:最適なSNSを選択する
STEP4:競合分析を行なう
STEP5:計測する指標を決める
STEP6:ターゲットに刺さるコンテンツを作成→訴求する
STEP7:ユーザーがアクティブな時間を分析する
STEP8:なにが効果的で、なにが改善できる点なのかを分析する

SNSマーケティングとは

SNSマーケティングとは、FacebookやTwitterなどのSNSを活用したマーケティングの手法のことです。

企業やプロダクトのブランディングや顧客とのリレーションづくりなどに活用されます。

従来のマーケティング手法と大きく違うSNSマーケティングの特徴は、顧客との双方向なコミュニケーションが取れるということや拡散性があるということです。

【データで解説】SNSマーケティングのトレンド

なぜ、いまSNSを活用したマーケティングここまで注目されているのか、現在のSNSのトレンドをデータも含めてご紹介します。

SNSの利用率が上昇している

1点目は、現在個人、企業ともにSNSの利用率が高まっていることです。

2019年の総務省の通信利用動向調査では、6才から80代まで全年代において、個人のSNS利用率が全体で2018年60%から2019年69%へと増加していることがわかります。

特に80代は前年16.9%から42.8%へと急増しています。

また、企業でも同様にSNSの利用率が高まっています。

2018年の通信利用動向調査によると、2017年の企業のSNS利用率が28.9%のところ、2018年では36.7%に増加しており、全業種において利用率が高まっていることがわかります。

オーガニック検索減少、SNS検索増加

2点目はSNSが検索ツールになっているということです。

従来では、調べごとをするときにはGoogleやYahooなどの検索エンジンで調べる事が多かったかと思います。

しかし、MachiTagが実施したSHIBUYA109来店客(15−24際女性)を対象にした調査によると、「遊びに行く場所を検索する際に使用する検索ツール」という質問に対して、82.9%がInsatagramで検索していると回答していました。

続いて、57.8%がGoogleやYahoo!などの検索エンジン、32.7%でTwitterと続きます。

既に特定の年代層では、SNS経由で検索や調べごとを済ませるというように行動が大きく変化しています。

ソーシャルメディアの広告費が増加している

3点目は、ソーシャルメディアの広告が増加しているということです。

電通グループが実施したインターネット広告媒費の詳細分析によると、2019年ソーシャルの広告は、前年比126.0%の高い成長率で推移しており、全インターネット広告費の約30%を占める4,899億円に達しました。

これは、悩みや願望を抱えたユーザーがSNSで検索するようになったことなど、消費者行動がSNSを中心になってきているという影響があるでしょう。

検索以外にもマクロミルの調査によると、ミレニアル世代(1980年代から2000年代初頭に生まれた世代)の51%が、買い物時にInstagramの影響を受けているとのことです。

このように、SNSが消費者にリーチしやすい環境になってきており、ビジネスとしても広がっていることもわかります。

巨大プラットフォーマー重視の時代へ

近年C Channelのように、自社アプリを開発していた企業がアプリ事業を撤退し、InstagramなどのSNSに注力する事例が増えてきています。

これは大型プラットフォーマーにシェアを奪われることで独自のプラットフォームでのビジネスが難しくなってきたことや、

あるプラットフォームだけでビジネスを展開していた場合、他に魅力的なプラットフォームが出現したタイミングでユーザーが離脱する恐れがあるため、様々なプラットフォームに分散的にアプローチする方が得策であることなどが理由と考えられます。

例えば、Vineという動画投稿プラットフォームは、InstagramやTwitterが動画もシェアできる性格を持ち始めたことにより、シェアを取られてサービスが終了しました。

このようなことを避けるためにも、企業としてVineだけでなく、InstagramやSnapchatなどに分散して展開することで一つのプラットフォームが終了してもリカバリーできます。

また、大型プラットフォーマーとの相互的な成長も期待できます。

あるコンテンツが大型プラットフォームに依存しているように見えて、実はユーザーは、そのコンテンツがあるからプラットフォームにアクセスし続けるので、大型プラットフォームもまたコンテンツに依存しているのです。

SNSマーケティングによって期待できる効果

具体的にSNSマーケティングによってどのような効果が期待できるか、メリットをご紹介します。

ブランド認知度の向上

ブランド認知度向上は、マーケティングの重要な課題の一つです。SNSマーケティングはブランド認知向上にも活用できます。

消費者の多くは、自分が認知しているブランドを購入します。そのためマーケティングにおいてブランド認知が重要です。

SNSではブランドを手軽に訴求でき、消費者が無意識のうちに自分たちのブランドに接する機会が作れるため、ブランド認知に繋がります。

ブランディングになる

SNSマーケティングはブランディングに大きく寄与します。

例えば、広告等では伝えきれないブランドのストーリーを伝えられたり、ユーザーとの双方向のコミュニケーションが可能で親近感を抱かせることが可能になります。

健康器具メーカーのタニタはTwitterでブランディングに成功した事例があります。

健康器具というと堅いイメージもあるかもしれませんが、「ゴジラ」の身体データなどユーザーが楽しめるコンテンツを投稿したり、ユーザーの声を元に新製品を提案するなど行い親近感あるブランドになりました。

ロイヤリティの向上

プロダクト・サービスにおいて、顧客のロイヤリティ向上は大切です。そして、ロイヤリティの向上には顧客コミュニティーの形成が得策です。

このようなコミュニティにおいて、クーポンやプレゼントの配布や、顧客との相互コミュニケーションを促すコンテンツを提供することでロイヤリティ確保に繋がります。

自社サイトへのトラフィック増加

トレンドでも紹介したように、SNSを経由した検索や情報収集が可能となっています。

このようにSNSが情報収集のきっかけとなっている結果、自社サイトなどへの流入経路の一種として活用できます。

低コストで施策を行える

SNSのアカウント作成、運用だけであれば、アカウントを運用する人の人材費以外はかかりません。特に個人でビジネスを始めたケースや新規事業を始めた際には有効な手段となります。

さらに一歩進んでリーチを拡大させたい場合にはSNS上での広告を活用するという方法もありますが、自分で対応可能な予算が設定できるため、ROIの高い運用も期待できます。

顧客をアクティブな状態に維持できる

SNSは定期的にコンテンツや情報を提供していくことで、顧客ののフィード(タイムライン)に表示されます。様々な顧客に対して、ブランドと接触する機会を定期的に作れるため、休眠顧客が減り、アクティブな状態を維持できます。

主なSNSの特徴を紹介

それでは、代表的なSNSの特徴をご紹介します。

SNSによりユーザーやサービスの特徴が異なります。それぞれのSNSの特徴を理解した上で、施策の検討を行いましょう。

Facebook

Facebookは世界最大のユーザー数を持つSNSです。

大きな特徴としては、原則実名での利用での利用になるため、リアルの場で交友がある人との交流に活用されるケースが多いです。

また、グループ機能でリアル以外にも趣味などの共通の趣味でも繋がれます。

現在、若者のサービス離れが話題になっており、主要ユーザーの年齢層も高まっているという問題もあります。

Instagram

Instagramは、写真や動画を楽しむためのコンテンツSNSです。

写真や動画が中心となっているため、現在多くの企業がブランディングに活用しています。

利用ユーザーは10−20代が中心であり、ユーザーの投稿も多く、DAU(Daily Active User、一日あたりのアクティブユーザー)が高いという事実もあります。

動画を投稿するストーリーという機能はDAUの70%が行っているというデータもあります。

現在国内利用ユーザー3300万人であり、SNSマーケティングで最も注目されているプラットフォームの一つです。

Twitter

Twitterは、140文字のテキストベースで投稿が行えるSNSです。

匿名でアカウントが作成できるため、リアルだけでなく、芸能人やコミュニティなどをフォローするなど様々な利用のされ方があります。

一方、匿名での利用も可能なため炎上や炎上によるブランドイメージの低下のリスクもあります。

またフロー型のため、話題になってもすぐに消えてしまうという側面もあります。

Linkedin

Linkedinは、世界で6.7億人以上が利用しているビジネス向けのSNSです。

実名登録で利用し、名前だけでなく職歴なども登録するため、転職やリクルーティングなどに活用されます。

BtoB企業など取引先との交流などにも活用されます。

Snapchat

Shapchatとは、つながった友達やグループに向けて画像や動画が共有できるSNSです。

Snapchatの特徴は、投稿が閲覧してから最大10秒で削除されてしまうことです。

そのため、InstagramなどのようにSNS映えなどをあまり気にせず、気軽に投稿できることから欧米を中心に人気があります

pinterest

pinterestは画像を自分のマイページにスクラップする画像共有型SNSです。ユーザー同士の交流ではなく、画像をシェアしたり検索できることがサービスの特徴です。

ユーザーは世界で7億人、国内で530万人おり、20-30代女性が中心です。

また、Pinterestは購買の意思決定にも大きな影響を及ぼしています。

例えば、90%のユーザーが商品を購入する際にPinterestを参考にしていたり、72%のユーザーが、特に何を探しているわけではないが、買い物をしたいと思わされるというデータがあります。(From Pins to purchases より)

SNSマーケティングを実行するまでの8ステップ

それでは具体的にSNSマーケテイングを実行する8つのステップをご紹介します。

SNSマーケティングに取り組む場合でも、目標の設定や競合分析など、基本的なことは変わらない

STEP1:まずはSNSマーケティングの目的を設定

最初のステップはSNSマーケティングの目的を設定することです。

SNSマーケティングの施策でどのようなことを実現したいのかをしっかり設定しましょう。

目的の具体例は、ブランドの認知アップ、リード顧客の創出、顧客育成、ウェブのトラフィック上昇などがあります。

目的により、どのようなコンテンツ、どのようなSNSを利用するのかが大きく変わります。

STEP2:ターゲットの調査を行う

目的が整理できたら、次はターゲットを把握します。

ご紹介したように、SNSによって利用ユーザーが全く異なります。

そのため、自社が狙っているユーザーを誰なのか、どのようなSNSを利用しているのかなどを調べましょう。

また、あわせて生活パターンや、興味関心のあることを調べることでコンテンツ作成の際にも活用できます。

STEP3:最適なSNSを選択する

ターゲットの調査、そしてどのようなことを目的があるのかをベースに、活用するSNSを選択します。

例えば、20代を中心とした若年層がターゲットで、即時性のあるコンテンツを投稿する場合はTwitterを選択したり、女性を中心に視覚的に楽しめたり、ブランディングにつなげたければやInstagramが向いているなど、特徴を軸に選択しましょう。

STEP4:競合分析を行う

SNSを選択したら次は競合分析を行います。

競合分析を行った情報をもとにベンチマークを作ったり、差別化が効いたコンテンツを検討する材料にします。

【例】簡単な競合相手の特定方法

まずは競合企業、ブランドにどのようなものがあるのかを調べます。

それには、シンプルにGoogle検索をしてみてください。

検索トップに商品一覧が表示されるため、Amazonや楽天などの通販サイトを除外し競合となる商品一覧を調べます。例えば、低反発枕と検索した場合は、Neltureやコアラ・マットレスが競合相手になります。

STEP5:計測する指標を決める

競合分析や目的をもとに計測するべき指標を決めます。計測すべき指標は、SNSと目的に大きく依存します。

また、指標によって繊細な数値管理が可能になるため、しっかり規定しておきましょう。具体的な指標例をご紹介します。

フォロワー数

フォロワー数は、アカウントをフォローしている人数です。

フォローしている人はコンテンツを定期的にフィードしている人数になります。

インプレッション数

インプレッション数は、プロフィールまたはページからの投稿が表示された回数です。

クリック数ではなく、ニュースフィードをスクロールしていてクリックしないときなども含めた表示された回数です。

リーチ数

リーチ数とは、ページまたはプロフィールに関連するコンテンツを見た人の数です。

エンゲージメント数

エンゲージメント数は、いいね数や返信、コメントなど顧客がコンテンツに対してアクションしてくれた回数を合算したものです。

視聴回数

視聴回数は、FacebookやSnapchat等に投稿した動画が視聴された回数です。

プロフィール訪問数

プロフィール訪問数は、SNSのプロフィール画面にユーザーが訪問した回数です。

自社に対する投稿数

自社向けのメンションや投稿の回数です。

STEP6:ターゲットに刺さるコンテンツを作成→訴求する

計測する指標、ターゲット分析などが進んだら、実際にSNSで投稿するコンテンツを作成し、訴求します。

ターゲットは自社コンテンツだけでなく、競合を含め様々なコンテンツを見ています。

今までのターゲット分析、競合分析を通じて得た知見をもとに、競合とは違うコンテンツ作りをしましょう。

ユーザーとコミュニケーションする機会を大切に

コンテンツ制作を行なう上で大切なのが、ユーザーとのコミュニケーションの機会を大切にすることです。

SNSは他のメディアとは違い、双方向のコミュニケーションができることが特徴です。

何気ないやり取りもユーザーとコミュニケーションできる大切な機会となります。

STEP7:ユーザーがアクティブな時間を分析する

SNSマーケティングの成功の要因の一つが、ユーザーがアクティブな時間にコンテンツを提供することです。

投稿したコンテンツがいつ一番見られているのか、逆に一番見られていないのはいつなのかというデータから、仮説を立ててみましょう。

SNSやターゲットの年代により毎日の生活リズムや利用されているタイミングが異なります。

そのため、ユーザーがどのようにSNSに接触し、使っているのか、コンテンツが見られている時間や投稿された内容から、アクティブな時間などを分析しましょう。

STEP8:なにが効果的で、なにが改善できる点なのかを分析する

マーケティングは一度では成果が出ません。

そのため重要なのが、トライ&エラーを繰り返し改善をしていくことです。

どのようなコンテンツがターゲットの反応がいいのかなどを細かく最適化していきましょう。

SNSマーケティング成功のポイント

具体的にどのようなポイントに気をつけていれば、成功できるのでしょうか。成功のポイントをご紹介します。

顧客からのアクションにはいち早く反応する

1点目は、TwitterやInstagramで返信をされたりDMが来たときにいち早く反応することです。

sproutsocialの調査によると、ブランドの平均応答時間は約10時間であることがわかりました。しかし、ほとんどのユーザーが、ブランドは4時間以内にソーシャルメディアメッセージに応答するだろうと期待しています。

「バズる」を狙わず、長期的な運用が鍵

2点目は、長期的な運用を目指すことです。

SNSマーケティングというと「バズを狙う」というイメージが強いかと思います。

しかし、バズはコンテンツとして”生きている”時間が短いことや、ギャンブル的な要素が強いです。

そこで長期的な運用が重要になります。

企業や製品の色を出しながら、顧客に向けて役立つ情報や親しみやすいコミュニケーションを重ねるアカウントを運用していくことで、顧客の好感度を得たり、信頼関係の構築が期待できます。

SNSマーケティングにまずは導入したい3つのツール

SNSマーケティングの大きな特徴はすべて数字として残る点です。

ターゲットに閲覧されたのか、どのようなコンテンツがクリックされたかなどの解析が重要になります。そこで解析ができるようなツールを導入しましょう。

ツールの代表的なものとしては、Twitterアナリティクス、Facebook Analytics、Instagramインサイトがあります。その他更に分析するためツールとして下記のようなものがあります。

【Twitter】Social dog

株式会社AutoScaleが提供するTwitter運用向けのアカウントです。

フォロワー管理、投稿内容の分析、自動DM機能などを備えており、25,000件アカウントで導入実績があります。

またその他に投稿予約やキーワードフォロー機能などTwitterの運用を効率的にします。

【Facebook】quintly

quintlyは、競合他社のデータと自社のデータを同じダッシュボード上で確認できる分析ツールです。

競合のコンテンツ内容や投稿時間等を把握できるため、戦略的なアカウントの運用が可能になります。また、Facebook以外にもTwitterやInstagramなど複数のSNS情報が確認できます。

【Instagram】SINIS

SINIS(サイニス)は、Instagramのインサイトデータを管理・分析するためのツールです。

フィード、ストーリーズのエンゲージメント率などをグラフで視覚的に確認できます。

また、その他に競合アカウントの分析やコンテンツとフォロワー数の推移などを分析する事ができます。

SNSマーケティングの成功事例4選

それでは、SNSマーケテイングの成功事例をご紹介します。

メルセデス・ベンツは、若年層にアプローチしたいという目標があり、2013年にInstagramでキャンペーンを実施し、大きく成功しました。

キャンペーンはInstagramerの有名カメラマン5人をアサインし、CLAモデルの画像を投稿し、最もいいねが集まった人にはそのまま車をプレゼントという特賞付きでした。

その結果、2,000,000 のいいね、150以上の宣材写真が集まりました。

Oreo

Oreoは、Twitterで大きく成功した企業の一つです。

Oreoはスーパーボウル中のハーフタイムのときに停電が起きた際、この停電に関連するツイートをすぐ行いました。

その結果、15,000以上のリツイートがされ、Oreoのブランドが注目されました。

このキャンペーンから学べることは、リアルタイムのイベントに反応することの柔軟さです。

将来どのようなイベントが実施されるのかスケジュールを確認し、それに関連するコンテンツを事前に計画することで、リアルタイムのイベントに対応できる体制を整えておく事が重要です。

Airbnb

Airbnbは、Instagramのキャンペーンで大きく成功を収めました。

Airbnbは、「Don’t just go there, Live there」というキャンペーンで、家の中での様子だけでなく、ゲストやオーナーからのそこでの生活などを投稿してもらうことで、1投稿あたりで4000−13000いいねを獲得しました。

家の中の写真だけでなく、世界中の文化や雰囲気を写真で見ることは、あたかもそこに滞在している気分にさせてくれ、Airbnbと顧客のつながり強くしました。

あなたはただプロダクト・サービスそれ自体に関する投稿をしていますか?代わりにプロダクト・サービスに込めたストーリーを伝えてみませんか?

ダヴ

ダヴの調査によると、80%の女性がソーシャルメディア上でネガティブな発言に触れることが明らかになり、女性が自分自身や他人に害を及ぼす否定的な発言を無意識のうちにすると考えられました。

そこでダヴは、Twitterと#SpeakBeautiful Effect というキャンペーンを実施します。

仕組みは次の通りです。

まず、Doveのこちらのツイートをリツイートします。

すると、数分以内にリツイートした本人の過去の投稿に関するレポートが送信され、頻繁に投稿されるポジティブ・ネガティブな単語の判定などをグラフィックとともに確認できます。

その結果、#SpeakBeautiful は16万回以上利用され、Twitter上でのポジティブな会話も26%増えました。

SNSマーケティングを学びたいあなたにおすすめの書籍4選

最後にSNSマーケテイングを学びたい人におすすめの書籍をご紹介します。

いちばんやさしいInstagramマーケティングの教本

企業のマ−ケティング担当者やSNS担当者向けにInstagramマーケティングの基本から、施策の組み方という実践的な内容までカバーされています。

結果が出る[SNSマーケティング]てっぱん法則

様々な企業のSNS運用で大きく成功してきた経験から得た法則を、具体的な事例を含めてわかりやすく解説しています。

デジタル時代の基礎知識『SNSマーケティング』 「つながり」と「共感」で利益を生み出す新しいルール

マーケティングにおけるSNSの役割やKPIのたてかた、企画の検討の方法などをより実践的に、それでいて初心者にやさしく解説しています。

h3 デジタル時代の基礎知識『ブランディング』

SNSはブランディングに大きな効果があります。この本は、デジタル時代に重要なブランドの基本からブランディングのための手法を学べます。

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