ブランディング | INFOHUB-media https://infohub.jp/media 国内ビジネスリーダー向けメディア Sun, 04 Jul 2021 02:43:34 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.7.12 https://wp.infohub.jp/wp-content/uploads/2020/10/cropped-icon_logoA_2-32x32.png ブランディング | INFOHUB-media https://infohub.jp/media 32 32 【ビジネスマン必読】マーケティングとブランディングの違いを徹底解説 https://infohub.jp/media/2020/12/15/3339/ https://infohub.jp/media/2020/12/15/3339/#respond Thu, 01 Jan 1970 00:00:00 +0000 https://infohub.jp/?p=3339 マーケティングやブランディングと聞くけど具体的な違いがよくわからないという方も多いのではな...

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マーケティングやブランディングと聞くけど具体的な違いがよくわからないという方も多いのではないでしょうか。本稿では、マーケティングとブランディングの違いから、ブランディングの重要性をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

この記事のまとめ

ブランディングとは、消費者がブランド独自の持ち味を認知し、その価値を感じてもらうための活動であり、たくさんのブランドの中で埋もれてしまっている持ち味を掘り起こし、明確にしていくことです。

その一方で、マーケティングは、「売れる(儲かる)仕組みを作る」ための手段です。市場調査・商品開発・流通・広告宣伝など様々な要素を組み合わせ、顧客のニーズを発掘し、そのニーズに答えるプロダクトやサービスを開発し、販売するための仕組みを検討します。

また、マーケティングは時代のトレンドや新たな手法が発達することで変化しますが、ブランドは変化しません。そのため、ブランディングはマーケティング戦略立案に先駆けて行なうことがおすすめです。その大きな理由は下記です。

1.ブランディングはマーケティングよりもトレンドの影響を受けにくく、一度構築すれば将来にわたって変わることはない

2.ブランドとしての方向性が明確になることで組織内での意思決定に一貫性が生まれる

3.それによりマーケティング施策の効果が高まる

マーケティングとブランディング7つの違いとは?

マーケティングとブランディングの違いは何でしょうか。

マーケティングとブランディングは、7つの違いで大別できる

どちらも商品の販売に大きく影響するという共通点はあります。

しかし、大きな違いは、マーケティングは短期的に利益を生み出すための活動ですが、ブランディングは価値を創造することで長期的に利益につながる活動です。

そのため、視点が大きく違います。

ブランディングは自社のプロダクトやサービスの「価値を創造する」ための活動です。企業としてなぜそれを提供するのかという「WHY」を重視し、長期的かつ大きな方向性を示します。

一方、マーケティングは「価値を獲得する」ための活動です。どのように消費者のリアクションを得るか、どのような戦略を構築すべきなのかという短期的な「HOW」を重視します。

マーケティングとは?

マーケティングとは、「売れる(儲かる)仕組みを作る」ための手段です。市場調査・商品開発・流通・広告宣伝など様々な手段を組み合わせ、顧客のニーズに合ったプロダクトを生み出し、広告などで顧客の注目を集めることで販売につなげ、利益をあげるための活動です。

マーケティングに興味がある、なんとなく知っているけどちゃんと説明できないという方も多いかと思います。実は、マーケティングの定義は専門家や団体でも様々あります。本稿では、マーケティングとはなにか、マーケティングの歴史、代表的なマーケティングの手法や最新のトレンドまで一挙ご紹介します。ぜひご参考にしてください。マーケティングとは「儲かる仕組みを作る」こと最初にマーケティングとは、何なのかの定義をご紹介します。マーケティングとは、調査や広告宣伝という風に認識している方も多いかと思います。しかし、定...
マーケティングとは?知っておくべき歴史や戦略、AI時代に必要なこと - INFOHUB-media

マーケティングの役割とその効果

マーケティングの役割とは、上述したように売れる仕組みを作ることです。

そのために、顧客のニーズを理解するための市場調査を行い、顧客が求めるプロダクトやサービスを開発し市場を創造し、広告や販促を通して顧客の注目を集め、販売チャネルや価格などの売れる仕組みを作ります。

このすべてがマーケティングの役割です。ブランディングは、マーケティングの施策の中で顧客と接点を持つつことで行えるため、並行して行なうのがおすすめです。

このようなプロセスを通して、消費者に行動を起こしたり、新たな価値を獲得するという効果があります。

ブランディングとは?

ブランディングとは、消費者がブランド独自の持ち味を認知し、その価値を感じてもらうための活動です。ブランディングを行なうことで、たくさんのブランドの中で埋もれてしまっている持ち味を掘り起こし、明確にしできます。

ブランドは、牛を識別のために焼印を押す(Brand)からきている言葉であり、サービスやプロダクトを消費者に識別してもらうという役割があります。

ブランドを構築するためには、自社が他社と比較した時の優位性や差別ポイントを明確にし、自社のプロダクトやサービスの「らしさ」を作りだすことを意識しましょう。

ブランディングの役割とその効果

企業にとってブランディングを行なうことは、競合との差別化ができたり、ロイヤルカスタマーの獲得や継続利用につながるためキャッシュ面での安定に繋がります。

一方顧客にとっては、それぞれのブランドの差異が明確になることにより、購買時の意思決定の効率化や品質の基準となるほか、その商品を使うことによる満足度向上に繋がります。

ブランディングにおいて重要なのは、どのような価値を提供していくのか、どのような存在になっていくのかという方向性を定めることです。

それにより効果的な施策が明確になるため、戦略検討もスムーズになります。

マーケティングよりもブランディングから先に着手するのがおすすめ

このようにマーケティングとブランディングは役割や効果が異なります。

実際に取り組む際に、どちらから先に着手すれば良いのかわからないという方も多いのではないでしょうか。ここでおすすめするのは、マーケティングよりも先にブランデイングを行なうことです。

理由1:組織内の意思決定とマーケティング戦略の質を高める

1つ目の理由は、組織内での共通認識ができることで意思決定に一貫性が生まれ、施策のクオリティーが上がることです。

ブランディングで重要なのは、自分たちのブランドがどのような存在であり、どのような価値を提供するのかを規定するブランド構築です。組織内でブランド構築を行なうことで、ブランドが何を伝えたいのか、ブランドで伝えたい体験やブランドを通して提供したいことが自社の組織内でも明確に共有されます。

その結果、どのような施策を実施すべきなのかの基準が明確になり、組織内の意識決定の質とマーケティング戦略の精度も高まります。

市場に対してブランディングをする前に、社内にブランディングしておく

理由2:マーケティング手法は進化するがブランディングは変わらない

2つ目の理由は、マーケティングは環境の変化により進化していきますが、ブランドの本質部分は変化しないからです。

マーケティング戦略は一度構築したら終わりではありません。

なぜなら、市場や顧客を取り巻く外部環境が絶えず変化しているため、それに合わせて戦略だけでなく、市場や顧客の見直しが常に必要だからです。

しかし、プロダクト、サービスや企業のブランドはそのプロダクトやサービス、企業の本質であり、コアの哲学は時代を超越する価値となります。

随時マイナーチェンジが必要なマーケティングよりも、時代を超越したアプローチができるブランディングに軸を置くことで、組織やマーケティング体制、プロセスも安定するでしょう。

なぜマーケティングとブランディングの理解が大切なのか

トレンドや最新のマーケティング手法を理解していればマーケティング戦略や施策は検討できるため、短期的な集客は可能です。

しかし、ブランディングができていないとファンを獲得できなかったり、顧客の購買判断にネガティブに働いたり、長期的な顧客との関係性を築くことができません。

ブランディングを行なうことで、ファン層の創出や自分のプロダクトやサービスの特徴を明確にすることができます。

それにより、顧客の量ではなく、顧客の質を高めることができます。人口の減少を受けて縮小を続ける日本経済で生き残るためには、規模よりも密度を追うことが求められるでしょう。

また、ブランディングがいくらできていても、顧客のニーズを捉えてなかったり、マーケティング戦略がしっかり練られていなければ利益には繋がりません。

このように、マーケティングとブランディングを理解していなければ、ビジネスでは成功できません。そのため、どちらもしっかり理解するようにしましょう。

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競合と差をつけるブランディング会社20社を厳選-企業詳細から必要な準備までを解説 https://infohub.jp/media/2021/01/08/3428/ https://infohub.jp/media/2021/01/08/3428/#respond Thu, 01 Jan 1970 00:00:00 +0000 https://infohub.jp/media/?p=3428 自社のブランディングをどのような会社に依頼すべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。...

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自社のブランディングをどのような会社に依頼すべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

ブランディングを支援している会社は、会社によって得意な領域やサービスの範囲が大きく異なります。

そこで本稿では、編集部が厳選したブランディング会社20社の特徴からブランディング会社に依頼するまでに準備しておくべきことをご紹介します。是非参考にしてください。

そもそもブランディングとは?

ブランディングとは、ブランド独自の「らしさ」を創造し、消費者に認知してもらい、その価値を感じてもらうための活動です。

ブランドという言葉は農場で牛を識別のために焼印を押す(Brand)からきています。

ブランドを構築することで競合との優位性や差別ポイントが明確となります。

その結果、企業側はロイヤリティの高い顧客の獲得につながります。顧客側も品質の基準ができることで、購買時の意思決定が効率化できることや、満足度の向上につながります。

このようにブランディングは企業側、顧客側のどちらにとっても重要な要素です。

ブランディングは「らしさ」を創造することが重要

ブランディングで最も重要な点は、自社のプロダクトやサービスのらしさを創造することです。

「らしさ」とは、企業のアイデンティティを具現化したものであり、既存顧客、潜在顧客に対して自社のストーリやユニークさを伝えるものです。

このらしさを確立することで、上述したようにロイヤリティの高い顧客を獲得したり、顧客が意思決定の効率化ができるようになります。

ブランディングを依頼する会社の選び方

ブランディングを支援している会社をご紹介する前に、会社の選び方のポイントをご紹介します。

自分の事業に見合った価格帯で選ぶ

ブランディングを支援している会社の予算はピンからキリまであります。自社の予算に合う価格帯の会社を選びましょう。

ブランディングを依頼する会社の「得意分野」で選ぶ

ブランディング会社はそれぞれ得意領域があります。例えば、ロゴなどのCI設計、UX設計、WEBデザインなど、得意分野はいくつも存在します。自社が依頼したい内容を整理した上でそれにあった企業を選びましょう。

制作だけでなく、戦略立案をしてくれるか

ただデザインの制作作業するのか、それともそもそものブランディング戦略の立案からしてくれるのかなど、ブランディング会社により、業務範囲も異なります。

自社が制作だけを依頼したいのか、それとも戦略の検討まで依頼したいのかを明確にして会社を選びましょう。

クラウドソーシングはなるべく控える

現在クラウドソーシングサービスが普及しております。

しかし、クラウドソーシングでは実績が足りなかったり、一部分しか対応できない場合があるためなるべく控えるのがおすすめです。

十分な実績があるか

最後は十分な実績があるのかを確認しましょう。

様々な事例があるのか、自社に近い業界の事例があるのか、施策が成果につながっているのかなどを確認しましょう。

ブランディングが強い会社20社を厳選紹介

本稿では国内企業でブランディングに強い企業をご紹介します。

WOW(ワウ)株式会社

WOW(ワウ)株式会社は、東京・仙台・ロンドンに拠点があるデザインスタジオです。UX設計からプロダクト開発、ユニークなブランドキャンペーンなどを手掛けています。

おすすめのポイント

  • 国内外の企業からアーティストのブランディングなど幅広い実績
  • メディアにこだわらない幅広い領域でのデザインワーク

主な実績:MAZDA DESIGN TOUCH

Wow株式会社のブランディング事例

MAZDAの「デザインを五感で楽しむ」イベントTokyo Midtown DESIGN TOUCHにおいて新型クロスオーバーSUV「MAZDA CX-30」の展示空間、アート映像を担当されています。先進的なユニークな空間作りとデザインの美しさを制作されました。

詳細情報

企業サイトhttps://www.w0w.co.jp
電話番号東京オフィス (03)5459 1100
仙台オフィス(022)216 5525
所在地東京オフィス 東京都渋谷区神南1-14-3
仙台オフィス 宮城県仙台市青葉区中央1-3-1
設立2010年4月28日
実績一覧ISSEY MIYAKE BAOBAO・POLA リンクルショット・LINE DAY2020 など
お問い合わせhttps://www.w0w.co.jp/en/contact/

株式会社RISKYBRAND

RISKYBRANDは大手企業を中心に行っているブランド戦略会社です。戦略立案から制作まで大手企業で多くの実績があります。

おすすめのポイント

  • ポジショニングやリブランディング含めて戦略提案から行ってくれる
  • 大手企業にて多くの実績がある

主な実績:XEBEC BtoBブランディング

株式会社RISKYBRANDのブランっディング事例

XEBECのBtoB事業のブランディング戦略からブランドガイドライン作成、WEBサイトやカタログなどのブランディングツールの作成などを担当されております。ヒアリングからワークショップの開催などでブランドの強さの整理からロゴデザインや商品ムービーを制作し、現在海外シェア約8割までに大きく成長しました。

詳細情報

企業サイトhttps://www.riskybrand.com
電話番号03-5720-5280
所在地東京都渋谷区恵比寿南1-9-4
設立2001年4月2日
実績一覧西武プロパティーズ・ヒルトン東京・野村不動産 マスターブランド など
得意領域不動産・BtoB
お問い合わせhttps://www.riskybrand.com/contact/

ミニラ・クリエイティブ

ミニラ・クリエイティブは、ブランディングからパッケージデザインまでを行なう制作会社です。特にお酒やスイーツなど食品で多くの実績があります。

おすすめのポイント

  • ブランディングを起点としたコミュニケーションデザインの設計
  • 大手企業にて多くの実績がある

主な実績:田苑酒造「エンヴェレシーダ」ブランディング

ミニラ・クリエイティブのブランディング事例

田苑酒造の新製品焼酎エンヴェレシーダのブランドコンセプト立案からネーミング、ロゴ、パッケージデザインやプロモーション動画などのマーケティング施策を担当されました。

詳細情報

企業サイトhttps://minira.co.jp
電話番号03-5468-0878
所在地東京都港区南青山6-12-3 南青山ユニハイツ903
設立1996年8月8日
実績一覧田苑酒造・ブルドッグソース・ニンベン など
得意領域酒・食品など
お問い合わせhttps://minira.co.jp/contact/

株式会社TCD

株式会社TCDは50年近い歴史があるデザイン・クリエイティブ会社です。103種の業種の経験など幅広い経験があります。グローバルブランディング、ネーミング開発、パッケージデザインなどをワンストップで対応できます。

おすすめのポイント

  • 103種以上の幅広い業種経験
  • ネーミング開発からパッケージデザインまでのワンストップ対応

主な実績:アシックス グローバルブランディング

株式会社TCDのブランディング事例

アシックスのリブランディングとは、ブランドマークや提供価値の再定義、ブランドスローガン制定を担当されました。アシックスブランドが海外に展開していく上での競争力の源泉を展開しました。

詳細情報

企業サイトhttps://www.tcd.jp
電話番号東京オフィス 03-6263-8330
神戸オフィス 0797-34-4300
所在地東京オフィス 東京都中央区銀座7丁目5-4 毛利ビル4・5F
神戸オフィス 兵庫県芦屋市春日町7-19 TCDビル
設立1977年
実績一覧アシックス リブランディング・パナソニック エイジフリー・
試着シェアアプリ「fitom(フィットム) UI開発 など
お問い合わせhttps://f.msgs.jp/webapp/form/15628_cdx_27/index.do

BOEL株式会社

BOEL株式会社は、「デザイン・ブランディングを通じてコミュニケーションをきもちよさ・ここちよさから考える」をミッションとするブランディングデザイン会社です。マーケティング戦略から、UI/UX設計、 グラフィックデザインまでカスタマーエクスペリエンスを追求し問題解決を行います。 

おすすめのポイント

  • 地域ブランディングの実績あり
  • WEBデザインやグラフィックデザインなど幅広い対応

主な実績:函館空港 WEBサイト

BOEL株式会社のブランディング事例

函館空港の地域ハブとしてのWEBブランディングからUI、UXなどのカスタマーエクスペリエンスを整理しました。フライト情報だけでなく、函館の観光情報や鉄道情報などをまとめ情報ハブとしての機能を充実させました。

その結果、観光客だけでなく、地元の人からのアクセスも増えて、多くの人に利用されるようになりました。

詳細情報

企業サイトhttps://www.boel.co.jp/
電話番号03-6452-4222
所在地東京都目黒区鷹番3-23-10 パークジオ学芸大学 103
設立2010年5月13日
実績一覧函館空港・トマムウェディング・Robotic Biology Institute など
得意領域地域ブランディング
お問い合わせhttps://www.boel.co.jp/contact/

株式会社フラクタ

株式会社フラクタは、長年EC経験の蓄積からECを中心としたブランディングを得意としています。ECサイトや化粧品関連のブランディングの実績が多いです。

おすすめのポイント

  • ECサイトの経験豊富

主な実績:Shopify

株式会社フラクタのブランディング事例

Shopifyの日本版公式ホームページやパンフレットのデザインを担当されています。本国サイトの雰囲気を崩さずに、ピクトグラムやイラストを使用してポップに分かりやすいデザインを開発しました。

詳細情報

企業サイトhttps://fracta.co.jp
電話番号03-4530-3788
所在地東京都渋谷区桜丘町22-14 N.E.Sビル N5F
設立2013年11月
実績一覧土屋鞄製作所・ネイチャーズウェイ・ANNA SUI など
得意領域EC・化粧品
お問い合わせhttps://fracta.co.jp/contact/

FICC株式会社

UCCやP&Gなどのナショナルクライアントを多く抱えているマーケティングエージェンシーです。デジタルマーケティングからインナーブラディングなど多数な事例があります。

おすすめのポイント

  • UCCやP&Gなど業界No1,2のブランディングを担当

主な実績:UCC ブランディング

FICC株式会社のブランディング事例

UCCの歴史的をブランド資産に変換。UCC上島珈琲内に眠る歴史的資料やコーヒーにまつわる知見、プロフェッショナル向けの情報などを動画化されました。動画は顧客ロイヤルティの段階に応じて段階的に接触させ、ロイヤリティの向上につなげました。

詳細情報

企業サイトhttps://www.ficc.jp
電話番号東京オフィス 03-6427-1324 京都オフィス 075-741-8899
所在地東京オフィス 東京都港区赤坂3-11-3 赤坂中川ビルディング 2F
京都オフィス 京都府京都市下京区河原町通松原上る2 富永町338
       京阪四条河原町ビル 8F
設立2004年2月3日
実績一覧ELCジャパン株式会社・江崎グリコ株式会社・株式会社NTTドコモ など
お問い合わせhttps://www.ficc.jp/contact/

バニスター株式会社

消費者のインサイト探索からブランディング戦略までをワンストップで対応する企業です。大手メーカーの実績も豊富です。

おすすめのポイント

  • ナショナルクライアントの実績が多い

主な実績:メルシャン ギュギュッと搾ったサングリア

バニスター株式会社のブランディング事例

メルシャン株式会社のギュギュッと搾ったサングリアのリブランディングプロジェクトにおいてパッケージデザイン、ブランドロゴデザインなどを担当されています。ブランドアイコンの可視化、差別化ができるようなパッケージデザインを制作。

詳細情報

企業サイトhttps://bannistar.com
電話番号03-5478-7004
所在地東京都渋谷区上原3-43-1 東高代々木上原ペアシティアネックス2F
設立2008年7月1日
実績一覧アサヒビール株式会社・株式会社大塚製薬工場・楽天株式会社 など
お問い合わせhttps://bannistar.com/contact/

BREST株式会社

ブランド構築からWEBサイトデザインまでを社内で一気通貫で対応出来ます。クリニックなど医院関連の事例が多いのが特徴です。

おすすめのポイント

  • コンセプト検討からブランドデザインまでを一気通貫で対応
  • クリニック、医院関連の事例が多い

主な実績:株式会社アリミノ ADIMINO

BREST株式会社のブランディング事例

新カラー剤ラインADIMINOなどを発売にあわせてコンセプト作成からロゴ作成、キービジュアルまでを担当されています。またSNSマーケティングにも協力しています。

詳細情報

企業サイトhttps://www.brestbrand.com
電話番号0120-255−874
所在地東京都目黒区上目黒2丁目36-2
設立2012年1月
実績一覧株式会社アリミノ・NITORI・水野歯科浜町クリニック など
得意領域クリニック
お問い合わせhttps://www.brestbrand.com/contact/

株式会社F&S CREATIONS

F&S CREATIONSはWEB、グラフィック制作などを行なうデザイン会社です。特に採用サイトなど多く手掛けており実績があります。

おすすめのポイント

  • 採用マーケティング事例が多い

主な実績:DHC 新卒採用向けサイト

株式会社F&S CREATIONSのブランディング事例

サイトの回遊性や早期退職を防ぐためを目的としてサイトを制作。ハッシュタグ検索機能追加などUIも様々な工夫を行っております。

詳細情報

企業サイトhttps://www.fands-c.com
電話番号03-5738-2460
所在地東京都 目黒区大橋2丁目22番6号 唐木ビル2階/5階
設立2012年1月
実績一覧DHC・株式会社キャリアデザインセンター など
得意領域採用
お問い合わせhttps://www.fands-c.com/contact/

株式会社アプリコットデザイン

長野県のオフィスを中心に活動しているデザイン会社です。ブランド構築だけでなく、ブランド・マネジメントまでも対応可能です。また、価格帯が手頃なプランも用意されています。

おすすめのポイント

  • 手頃な価格プラン

主な実績:トゥモローウェディングホームページ

株式会社アプリコットデザインのブランディング事例

ブランディング検討時点からターゲットが求めている情報をクリアにした上でWEBサイトデザインを実施し、結婚式に悩んでいる人でもわかりやすいホームページになっています。

詳細情報

企業サイトhttps://apricot-design.com
電話番号長野オフィス 026-217-2184
東京ブランチ 03-6670-5177
松本ブランチ 0263-87-7486
金沢ベース 076-252-7566
所在地長野オフィス 長野県長野市丹波島1-805
東京ブランチ 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-10-5 3F
松本ブランチ 長野県松本市大字島内4619-3 QuintetDoor 1階南室
金沢ベース 石川県金沢市東山1丁目10-1 103
設立2013年11月
実績一覧森永製菓株式会社・味の素株式会社・株式会社CHINTAI など
お問い合わせhttps://apricot-design.com/contact/

株式会社ドングリ

「デザインの未来を定義する」というビジョンのブランディング会社です。ワークショップ、クリエイティブ開発、インナーブランディングなど幅広い領域に対応してくれます。

おすすめのポイント

  • 企業ブランディングからインナーブランディングまでの幅広い対応

主な実績:オーストラリア大使館のスポーツ外交キャンペーン「AUS+RALLY」

株式会社ドングリのブランディング事例

「AUS+RALLY」コミュニケーション戦略の策定、コンセプト・ネーミング・コピー開発、ロゴデザイン、Webサイト開発、PR戦略、オフラインイベントのコミュニケーションデザインを担当しています。ヒアリングワークショップからイベント実施まで全体をプロデュースしています。

詳細情報

企業サイトhttps://www.don-guri.com
所在地東京都渋谷区代々木1-3-1
設立2012年2月
実績一覧亀屋食品・Groxi・オーストラリア大使館 など
お問い合わせhttps://www.don-guri.com/contact/

パドルデザインカンパニー

一つひとつ丁寧に、クライアントの声を聞き、課題を見つけ、デザインすること。誠心誠意、持てるスキルの全てを常に発揮していくことを目的としたクリエイティブ企業です。本音でお客様と議論を尽くし、クライアント及びステークホルダーが幸せになるサービスを提供し続けることを目指しています。

おすすめのポイント

  • 企業ブランディングからインナーブランディングまでの幅広い対応

主な実績:CONGRATS HOTEL 京都

パドルデザインカンパニーのブランディング事例

「行きつけの、遊び場をつくる。」をコンセプトに、CONGRATS HOTEL 京都のウェブサイト、ウォールアート、コミュニケーションスペースを制作。

詳細情報

企業サイトhttps://www.paddledesign.co.jp/
電話番号03-5411-2202
所在地東京都港区南青山2-18-2 竹中ツインビルA-3F
設立2000年
実績一覧株式会社LINX・株式会社大林組・山口不動産 など
お問い合わせhttps://www.paddledesign.co.jp/contact/

株式会社フィールビー

ウェブサイトを中心としたVI・CI、グラフィックデザインを行っているデザイン会社です。ホームページ制作からパッケージデザインまで様々なデザインプロジェクトに対応。

おすすめのポイント

  • ウェブサイトからパンフレットまで幅広いデザイン業務に対応

主な実績:LINECUBE SHIBUYA パンフレット

株式会社フィールビーのブランディング事例

LINECUBE SHIBUYAがアーティストやパフォーマー達の才能や情熱の結晶(塊)が集まり、生まれる空間というコンセプトのもとでパンフレットを制作を対応されております。

詳細情報

企業サイトhttps://www.feelbee.jp/
電話番号03-6416-3903
所在地東京都渋谷区宇田川町2-1-220
設立2009年3月
実績一覧PLAYGROUND GINZA・南洋貿易 など
お問い合わせhttps://www.feelbee.jp/contact

ILY.(アイリー)株式会社

代官山・シンガポールに拠点をおく国内外に活躍するデザイン会社です。提案だけでなく、クライアントとともにワークショップを開きながらブランディングを進める伴走型サービスも提供しています。

おすすめのポイント

  • ウェブサイトからパンフレットまで幅広いデザイン業務に対応

主な実績:ぺやさがしのUIUX開発

ILY株式会社のブランディング事例

株式会社CHINTAIのペヤさがしアプリのUI,UXを開発。カップルや夫婦がより簡単に楽しく部屋探しができるように対応しました。

詳細情報

企業サイトhttps://ily.today
所在地東京都渋谷区恵比寿西1-33-18 コート代官山 B
設立2009年3月
実績一覧大戸屋株式会社・JR東日本 など
お問い合わせhttps://ily.today/contact/

株式会社プラスディー

デジタルクリエイティブ及びコミュニケーション設計によって、企業が抱える課題を解決することを生業としてデジタルクリエイティブエージェンシーです。

おすすめのポイント

  • オンラインを中心としたクリエイティブ、コミュニケーション設計
  • ナショナルクライアントの実績

主な実績:キッコーマン BottleBrew

株式会社プラスディーのブランディング事例

自分で育てるしょうゆ「BottleBrew」のプロダクトコンセプト、BI設計、パッケージデザイン、ECサイトデザインなどを一括してプロデュースされています。市場に出るまでにあらゆる側面からサポートされています。

詳細情報

企業サイトhttps://plus-d.co.jp/
電話番号東京オフィス 03-6416-4957
宮崎オフィス 0987-55-1555
所在地東京オフィス 東京都目黒区大橋1-7-4 KUBO BLDG.2A
宮崎オフィス 宮崎県日南市飫肥4-2-32
設立2008年
実績一覧キッコーマン・バルミューダー・全日空株式会社 など
お問い合わせhttps://plus-d.co.jp/contact/

株式会社ユニットベース

株式会社ユニットベースは少数精鋭のブランディング会社です。ブランディングやマーケティングの深い知見からクリエイティブまで、ワンストップでサービスを提供し、企業やブランドの戦略を価値のある施策として実現するスペシャリストです。

おすすめのポイント

  • マーケティングからクリエティブまでにワンストップサービス

主な実績:Pococha

株式会社ユニットベースのブランディング事例

DeNAが運営するライブコミュニケーションアプリPocochaの公式サイトを製作されています。多種多様な個性の集合体というブランドコンセプトを具現化するために、無限に広がるブランドカラー、グラフィックパターンを軸にコンテンツビジュアルを作成されています。

詳細情報

企業サイトhttps://unit-base.com/
所在地東京都渋谷区千駄ケ谷3-27-4
設立2013年9月
実績一覧Rerap・BEAMS・DMM・AUTO など
得意領域アパレル
お問い合わせhttps://unit-base.com/contact/

株式会社スタジオディテイルズ

クリエイティブとデベロップメントの両軸を武器に、全方位的クリエイティブ集団”を目指しています。名古屋と東京を拠点にクライアントと直接取引が多くあることも特徴です。

おすすめのポイント

  • 大手メーカーとの実績が多い
  • 国内外で多数のデザイン関連の賞を受賞

主な実績:トヨタ販売店創立70周年記念誌

株式会社スタジオディテイルズのブランディング事例

日本の自動車産業黎明期の営業マンの話を元に小冊子を作成。デザインや小説作成などを担当。トヨタ販売店1,500店舗で配布。DESIGN FOR ASIA AWARDS 2016 BRONZE AWARD 等を受賞。

詳細情報

企業サイトhttp://www.details.co.jp
電話番号名古屋オフィス 052-265-9081
東京オフィス 03-6459-2365
所在地名古屋オフィス名古屋市中区千代田 1-1-20 グリーンハイツ千代田 1F
東京オフィス 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-54-11 コア原宿3F
設立2009年
実績一覧株式会社キングジム株式会社自律制御システム研究所・トヨタ販売店 など
お問い合わせInfo@detail.co.jp

株式会社クオートワークス

「お客様の課題を正面から、王道に解決すること」 と「クリエイターとして、プライドを持ったモノづくり」 を軸にしているクリエイティブカンパニーです。デジタルデザインを中心としたブランディングプロジェクトの実績多数。

おすすめのポイント

  • デジタルを中心としたブランディングプロジェクトの実績多数。

主な実績:rockin’on groupの企業サイト

株式会社クオートワークスのブランディング事例

日本最大級の動員を誇るROCK IN JAPAN FESTIVALや、40年以上にわたりロックの最前線を伝えている雑誌rockin’on、日本最大の売上を誇る邦楽誌ROCKIN’ON JAPANなど、音楽を核に多様な事業を展開する企業、「rockin’on group」様の総合企業サイトを制作しました。

詳細情報

企業サイトhttps://quoitworks.com/
所在地東京都目黒区青葉台4-5-12-101
設立2013年10月
実績一覧rockin’on group・株式会社ヤプリ  など
お問い合わせhttps://quoitworks.com/contact/

株式会社philosophist

ブランドコンサルティング、事業コンサルティング、クリエティブディレクション、 販促企画立案から制作業務まで、価値創造に関わるあらゆる局面に対応するクリエティブカンパニーです。

おすすめのポイント

  • デジタルを中心としたブランディングプロジェクトの実績多数。

主な実績:ORBIS Mr.(オルビス ミスター)ブランドサイトデザイン

株式会社philosophistのブランディング事例

オルビス株式会社のメンズブランド ORBIS Mr.のウェブサイトでECサイトにどのようにブランド要素を組み込んでいくかを検討したブランドサイトをデザイン、制作されました。

詳細情報

企業サイトhttps://philosophist.info/
電話番号03-6803-8442
所在地東京都渋谷区渋谷3-1-8 オーベル渋谷502
設立2018年
実績一覧ワタベウェディング・ピジョン株式会社 など
お問い合わせinfo@philosophist.info

ブランディングを依頼する前にやっておくべき4つのこと

ブランディングの企業を紹介してまいりましたが、最後にブランディングを依頼する前に自社内で整理すべきことをご紹介します。

目標や目的を設定しておく

1点目は、ブランディングを行って達成したいことや、実現したい成果を設定しておくことです。

ブランディングを検討している中で、どうしてもかっこいいデザインがいいなどアウトプットの軸がわからなくなることがあります。

そのため、依頼前に自社が重視していることやブランディングの目的をしっかり整理しましょう。

期限を設定しておく

2点目は期限を設定しておくことです。ブランディングには答えがありません。

そのため、検討しようと思えば永遠に検討し続けられます。検討し続けてしまい何が本当に正しいかわからなくなる前に決断できるように期限を設けましょう。

可能であればピッチを開催する

ブランディング企業にはそれぞれ特徴があり、自社のブランドの解釈の仕方やアウトプットの内容は企業によって大きく変わります。

そのため自社の方向性に合うような企業を見つけることが重要です。ピッチを開催することで複数の企業からの提案を受け、発注後のギャップを最小限に収めることができます。

マクロ・ミクロ環境分析とSTP分析をする

ブランディングを依頼する際に環境分析などの戦略部分にも対応してくれる企業もあります。

しかし、事前に自社内で実施しておくことで依頼先とのコミュニケーションの質が向上し、最終的なアウトプットの質も高まります。

そのため、事前に自社内で環境分析やSTP分析をしておくことがおすすめです。以下の記事で詳細に解説しています。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

ブランディングを企業に発注するのも進め方の一つです。

ブランディングを受注する会社ごとの特徴があるため、自社が依頼したい内容や予算を検討した上でコンタクトをとってみましょう。

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デザインは特定の問題を解決するのに役立つ必要がありますー通常はビジネスとして、そして、私たちはそのことにもっと気付き、考える必要があります。

ブランド戦略は、デザインによるビジネスの成果をより効率的に結びつける方法の一つです。

もし、デザイナーとして、完璧なデザインをクライアントに却下され、やり直しと言われたら、あなたは地獄から来たクライアントに出会ったことになるかもしれません。

また、クライアントとして、名刺のようなシンプルなものに小さな修正を依頼する必要があった場合、Macで簡単に作業をするだけの人を雇ってしまうかもしれません。

いずれにせよ、どちらの場合も、より戦略的なアプローチを考える必要があります。

その前に、私が戦略的ブランドデザインの世界に入った経緯を簡単にご紹介します。

ブランド戦略に気づくまで

私は自分のことを平均的なデザイナーだと思っていますが、戦略的でクリエイティブな思考力は平均以上だと感じています。

90年代初頭にロゴを初めてデザインして以来、私はクライアントに深い質問をするようにしてきました。

ロゴが、彼らのブランドとユニークな個性を体現するように作りたかったからです。

私は、もしブランドが人であった場合、「顧客にあなたのブランドについて、どのような印象を抱き、どのように説明して欲しいか」と尋ねてきました。

どのような人気映画キャラクターになるのか、と尋ねたこともあります。

何となく、私は直感的に、人はビジネスよりも、人と人との結びつきとしての方が強く印象に残ることを感じていました。

だから、ブランドをなんとか擬人化することができれば、もしかしたらもっと簡単に集客できるかもしれない。

このような戦略的思考を、ロゴであれ、アニメーションであれ、ポスターであれ、ウェブサイトであれ、どんなデザインプロジェクトにも応用するようにしていました。

ブランディングの全貌

フリーランスのデザイナーとして数年間、ロゴや印刷用のラベルを作成した後、約10年間、オンラインの顧客体験のデザインに挑戦してきました。

クライアントから「ウェブサイトを作って欲しいだけ」と言われても、ブランドの本質を込める必要があると熱く語っていたのを覚えています。

それでも、何の合理的な説明もなく、クライアントに色やフォントの選択を指示してしまうことが多々ありました。

広告代理店に移行してからは、ブランディングがビジネスのあらゆる面で大きな役割を果たし、それがデザインやマーケティングの意思決定にどのような影響を与えるのかを十分に理解し始めました。

また、明確なブランド戦略を持たないことが何を意味するのかも理解していましたが、20~30年前はそんなことはなく、当時は、“build it and they will come”(一旦作ってしまえばなんとかなる)という考え方に頼っていました。

マーティ・ノイマイヤーは、彼の著書『The Brand Flip』の中で、マス向けのビジネスから、ブランドを形成している一人一人の顧客へ、どのようにブランドという力がシフトするかついて解説しているのにもかかわらず。

ブランド戦略はどのようにしてこれらすべてに当てはまるのでしょうか?

ブランド戦略は業界の流行語となり、他のフリーランスのデザイナーや代理店が10,000ドル規模の予算を施策として投下しています。

そして、そこからくる失敗もよくあります。

通常、それはあなたのこれまでのロゴデザインプロジェクトと比較してより高い予算を投下しているため、魅力的なものが作られることでしょう。

しかし多くの場合、それは顧客に発生する価値観の変遷が考慮されていないのです。

実際には、ブランド戦略とは、「きれいなものをデザインする」ことから脱却し、「ビジネスの全体像を見てみよう」と試みることを意味します。

そのビジネスは何をしているのか、なぜやるのか、他と何が違うのか、顧客が他の製品よりもあなたの製品を選ぶ理由は何か、などの問いかけが戦略的思考の基本です。

ブランディングは、ロゴやウェブサイトだけではなく、ビジネスのために存在する顧客との接点全てにできます。

顧客サービスのやり取りや会社のレビューなども含めて、顧客がビジネスとの接点で抱く認識やイメージとなるのです。

そこでブランド構築としてできることは、ブランド戦略を通じてこれらの認識を形にし、顧客のニーズに沿ったものにすることです。

ブランド戦略を実行する方法

戦略的ブランドプロセスの魅力は、深く問い続けることにより、ビジネスにおける戦略の「思い込み」を無くし、真の問題を明らかにできる点です。

そのため、クライアントからロゴやウェブサイトを依頼されたとき、最初にすべきことは、なぜこの依頼がビジネス上の挑戦を実現し得るのかを明らかにすることになります。

  • あなたのビジネスのために、実現したい具体的な目標はありますか?
  • このプロジェクトとあなたのビジネス全体のビジョンについて教えてください。
  • どのようなターゲティングをしているのか、顧客のどのような課題を解決するための支援をしていくのか。
  • 顧客は何を大切にしているのか、他にどのような要素が購買決定の原動力になっているのか?
  • この成果物で顧客に何を伝えたいのか?
  • このプロジェクトの成功をどのように定義し、測定するのか?

医者や歯医者に診てもらうときのことを思い出してください。

医者や歯医者は、あなたの状態について質問し、症状、可能性のある原因、および詳細な検査をし、治療のために最善の方法を明らかにしようとします。

この好奇心に満ちた調査のおかげで、私たちは、市販の風邪薬ですべての病を治療するのではなく、医者や歯医者が専門性の高い問題を解決してくれると考えるようになります。

もちろん、ブランド戦略はこれら以上に深い質問を必要とします。

しかし、このような最初の会話でさえも、クライアントとデザイナーの間の信頼関係を高めてくれます。

また、より戦略的なアプローチを実現するため、ブランドバリュー、ブランドパーソナリティ、顧客ニーズ、確固たるブランドポジショニングなど、より広く議論を展開することも大切になります。

これらに分解されたブランドの構成要素はすべて、今後のブランディング活動の方向性を示す指針の役割を果たします。

これにより、デザイナーとクライアントの双方にとって、デザインの決定と検証が容易になります。

ブランド戦略の実践

堅実なブランド戦略を用いると、隠された宝にたどり着くまでの正確な手順が書かれた、完璧なロードマップを描いたような気分になれるかもしれません。

あるいは、暗闇の中で何かを狙おうとするのではなく、確実に的を射るブルズアイターゲットを掲げているような感覚です。

このようなブランドの明確なロードマップ、戦略的な方向性が明確になったら、ロゴやウェブサイトなど、ビジュアルの成果物について考え始めることができます。

私たちが作成するすべての成果物は、それ以前の細かい検討の部分から始まり、すべてのデザインは戦略によって導かれるのです。

これらはデザインに対する主観的な解釈ではなく、会社のブランドやビジュアルが伝えたいブランドストーリーに沿っているか、伝えられるかどうかという事実なのです。

まとめと事例の紹介

最後に、ブランド戦略がウェブサイトのデザイン決定にどのように役立つか、実践例も用いて考えてみましょう。

slackより

Slackの主要なブランド価値は「共感」と「遊び心」[1]ですが、遊び心のある鮮やかなカラースキームや、包容力のある魅力的なイメージを通して、それをどのように表現しているかを感じることができます。

次回、あなたが配色や画像スタイルを選ぶときには、自分の選択すした色や画像が、自社のコアブランドの価値観に合致しているかどうかを自問自答してみるといいでしょう。

Airbnbより

Airbnbは、包括的で刺激的な言葉を使い、イメージやイラストを工夫することで、顧客のニーズである「帰る場所があること」や「コミュニティ」[2]につながる素晴らしい成果をあげています。

Airbnbのアイコンは親しみやすく、魅力的で、暖かさと帰属意識を感じさせてくれるほか、ウェブサイトにおけるすべてのUIの要素を慎重に検討し、顧客の心に響くようにコミュニケーションが取れるようにしています。

Virginより

Virginは、ターゲット層の共感を得るための最適なアピール方法[3]をよく知っています。

それは、活気に満ちた大胆な個性、フォント、言語を通してそれを映し出すことで、原動力があり、現代的でエネルギッシュである理想的な顧客と一致しています。

レイアウト、コントラスト、フォントの選択などを考えるとき、あなたが定義したブランドのペルソナと、最適なコミュニケーションができるかを検討するといいでしょう。

ブランドの戦略家でなくても、より戦略的にデザインにアプローチできること、それは必然的に、より良い、より関連性のある、価値のある作品を生み出せることを忘れないでください。


コンテンツ提供:Ilya Lobanov

デザイン会社へ勤務したのち、フリーランスとして独立。現在はStudeo inc. を創業し、クリエイティブディレクターを兼務。Instagramはこちら

原文:Why Brand Strategy Matters More Than Ever, Even Online


[1]…Careers Slack
[2]…Careers at Airbnb
[3]…Our story | Virgin

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