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ランキング(2025/05/12週)

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Mark Zuckerberg says AI could soon do the work of some engineers at Meta. Here's how AI is shaking up other Big Tech firms.

#海外ビジネス一般
BusinessInsider
2025/05/10
>Meta CEO Mark Zuckerberg says entrepreneurs building businesses today should take advantage of tools like AI that he couldn't lean on when he was starting Facebook 20 years ago.Manuel Orbegozo/REUTERSMark Zuckerberg says founders today should take advantage of a tool he didn't have when he started Facebook: AI.The Meta CEO says technologies like AI can help today's entrepreneurs do more with smaller teams.Other tech executives have shared similar sentiments.Mark Zuckerberg said today's founders and entrepreneurs should take advantage of the technology he couldn't when he was building Facebook two decades ago."If you were starting whatever you're starting 20 years ago, you would have had to have built up all these different competencies inside your company, and now there are just great platforms to do it," the Meta CEO said said at the Stripe Sessions conference this week.Zuckerberg says using technologies like AI can help today's founders "focus on the core idea" of a company."I think that this is just going to lead to much better quality stuff that gets created around the world because now you're just being able to have these, like, very small talent-dense teams that are, like, passionate about an idea," Zuckerberg said.Replacing the 'midlevel engineer'Zuckerberg has talked about the effect of AI on much larger companies, including Meta, on the Joe Rogan Experience podcast in January."Probably in 2025, we at Meta, as well as the other companies that are basically working on this, are going to have an AI that can effectively be a sort of midlevel engineer that you have at your company that can write code," he said.Of course, LLMs have been known to have troubling hallucinations at times, and companies could see negative repercussions from hollowing out their mid-level engineer ranks."Ease of use is a double-edged sword," Harry Law, an AI researcher at the University of Cambridge, previously told BI. "Beginners can make fast progress, but it might prevent them from learning about system architecture or performance."Using AI too extensively in coding could also make scaling or debugging difficult, he warned."Security vulnerabilities may also slip through without proper code review," he said.Still, companies are finding ways to charge ahead with AIY Combinator CEO Garry Tan said in a CNBC interview in March that "vibe coding" will help startups stay leaner by allowing smaller teams of engineers to produce work that would otherwise take a team of 50 to 100 developers."I mean, the wild thing is people are getting to a million dollars to 10 million dollars a year revenue with under 10 people, and that's really never happened before in early stage venture," he said."You can just talk to the large language models and they will code entire apps," Tan continued. "You don't have to hire someone to do it."Vibe coding, the hot new buzzword in the valley, was coined by OpenAI cofounder Andrej Karpathy in a post on X in February."There's a new kind of coding I call 'vibe coding,' where you fully give in to the vibes, embrace exponentials, and forget that the code even exists," Karpathy wrote in his post. "I'm building a project or webapp, but it's not really coding — I just see stuff, say stuff, run stuff, and copy paste stuff, and it mostly works."Shopify CEO Tobi Lütke recently told managers that before asking to hire someone new, they must prove AI couldn't do the job better alone.In March, Anthropic cofounder and CEO Dario Amodei said AI could be "writing essentially all of the code" in 12 months' time.Google CEO Sundar Pichai said in the company's third-quarter earnings call in October that more than 25% of the new code created at the company is generated by AI and then checked by employees.Pichai said using AI to code boosted the company's "productivity and efficiency.""This helps our engineers do more and move faster," Pichai said.OpenAI CEO Sam Altman said in early February that he expected software engineering would look "very different" at the end of 2025.The use of AI at large tech companies to aid, expedite, or outright do their employees' work dovetails with the industry's growing focus on efficiency in recent years.Zuckerberg proclaimed 2023 a "year of efficiency" for the company, which has seen several rounds of mass layoffs in recent years. Several of its peers have also slashed thousands of jobs as they focus on flattening their organizational structures and pushing out their "lowest performers."Read the original article on Business Insider
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「データはあるのに使えない」日本企業の盲点──97%の企業が取り残されるAI革命の真実

#人工知能(AI)
fastgrow
2025/05/08
>「AIを導入したのに、成果が出ない」 そんな声が、多くの日本企業の現場で聞かれるようになってきた。 生成AIを導入する企業は増える一方で、データ活用で成果を出せている企業はわずか3%、言い換えれば97%は成果を出せていない。なぜ、ここまで“使いこなせていない”のだろうか? 調査を進めると、そこには技術の問題ではなく、データを取り巻く「使えない状態」があった。部門ごとに構築された数百のデータベースが分断され、全社的な活用ができていない。ツールを導入しても、肝心のデータが整っていないために、現場で使われずに終わってしまう。 この状態を解決すべく、これまで多くの企業が「データ統合プロジェクト」に挑戦してきたが、その大半はコストと時間を費やした末に頓挫してきた。「全部をひとつにまとめる」発想そのものが、もはや現実的ではないのだ。 そんな中でいま、「既存のデータの持ち方や在処を変えず、横断的な検索により必要なデータを取り出す」──という新たなアプローチが注目されている。 本記事では、日本企業に横たわる“使えないデータ”という課題を解きほぐしながら、その打開策として取り組むスタートアップ・フライウィールの実例を紹介する。彼らの設計思想や導入事例を通じて、AI活用の"前提条件"をどう整えるべきか、探っていきたい。
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失敗が養う「選ぶ力」は、タイパ思考では得られない──紀伊國屋書店ゆめタウン下松店・池田匡隆

#ビジネススキル
サイボウズ式
2025/05/07
> 働き方の価値観が多様化している時代に、本が教えてくれる働き方のヒント。 その可能性を掘り下げるべく、サイボウズ式の出版チームである「サイボウズ式ブックス」では、本のプロである書店員さんにお話を伺うことにしました。 今回お越しいただいたのは、紀伊國屋書店ゆめタウン下松(くだまつ)店の池田匡隆さん。人文書に詳しく、本が持つ「知」を届け続ける書店員さんです。 池田さんには、シェア型書店「ほんまる神保町」で開催中の企画「書店員さん選書リレー by サイボウズ式ブックス」にご協力いただきました。 自分なりの美学を持って働けば、楽しい仕事になる 森 選書のラインナップ、硬派な本から手に取りやすい本まで揃っていて、かっこいい選書ですね。今回のテーマ「働く+美学」はどう思いつかれたんですか? 森潤也(もり・じゅんや)。出版社勤務。宣伝プロモーションとデジタルマーケティングに携わりながら、編集者として書籍の編集も手掛ける。主な編集担当作に、凪良ゆう『わたしの美しい庭』、ほしおさなえ『活版印刷三日月堂』、やなせたかし『わたしが正義について語るなら』など。SNSで本についての発信を行っており、noteでは本づくりの裏側や、魅力的な書店の紹介記事を投稿している。 「書店員さん選書リレー」 池田さんの選書(2025年3月~4月) 選書テーマ:「働く+美学」 『手仕事の日本』柳宗悦 岩波文庫 『自分のために料理を作る』山口祐加 星野概念 晶文社 『料理人という仕事』稲田俊輔 筑摩書房 『庭とエスキース』奥山淳志 みすず書房 『人類堆肥化計画』東千茅 創元社 『センス・オブ・ワンダー』レイチェル・カーソン 筑摩書房 『不屈の棋士』大川慎太郎 講談社現代新書 『瞬間を生きる』羽生善治、岡村啓嗣 PHP研究所 『青い壺』有吉佐和子 文春文庫 『雲を紡ぐ』伊吹有喜 文春文庫 『大いなる眠り』レイモンド・チャンドラー ハヤカワ・ミステリ文庫 『月と六ペンス』サマセット・モーム 新潮文庫 『生きのびるための事務』坂口恭平、道草晴子 マガジンハウス 『はたらかないで、たらふく食べたい』栗原康 筑摩書房 『あなたのための短歌集』木下龍也 ナナロク社 『ヨーロッパ退屈日記』伊丹十三  『言葉の贈り物』若松英輔 亜紀書房 池田 最初は「これからの働き方」や「チームワーク」といったテーマをイメージしていましたが、そうしたテーマの本はたくさんあります。視点を変えて「個でどう働くか」という部分にフォーカスを当てたときに「美学」というテーマが浮かびました。 池田匡隆(いけだ・まさたか)。山口県下松(くだまつ)市にある「紀伊國屋書店ゆめタウン下松店」店長。管理業務を中心に、人文書、社会科学書、新書などに長く携わる。新書大賞選考委員・紀伊國屋じんぶん大賞選考委員も務める。 森 「美学」を持って働くと、どんな良いことがあるんでしょうか? 池田 仕事にこだわりがあれば、もっと極めようと思い、それが結果に繋がれば喜びが生まれます。ただ働くだけだと、日々の仕事は単純作業の「労働」ですが、自分なりの美学を持って働けば「楽しい仕事」になるんです。仕事が楽しくなれば生きることも楽しくなるので、人生全てに前向きな影響を与えてくれると思います。 森 ただ働くだけだと仕事は労働になる……という言葉が心に刺さります。選書した本は、どういう人に読んでほしいですか? 池田 若い人や、仕事がまだ手に馴染んでない人たちですね。苦しいこともありますが、仕事の中に楽しさを見出すきっかけにしてほしいです。 「わからないなりにもがくこと」の大切さを教えてくれる本とは 森 働くことを考える上で、おすすめの本をお伺いしたいです。 池田 料理家・山口祐加さんの『自分のために料理を作る』という本です。誰かのために料理を作るときは頑張ろうとしますけど、一人だとカップラーメンで済ますことがありますよね。でも、もっと自分を慈しむために作っていいんです。仕事帰りで適当になってしまう晩御飯も、ひと手間加えるだけで料理と呼んでいいんだよ、という希望をもらえる一冊です。 『自分のために料理を作る』(山口祐加・星野概念/晶文社刊) 著者のもとに寄せられた「自分のために料理が作れない」人々の声。「誰かのためにだったら料理をつくれるけど、自分のためとなると面倒で、適当になってしまう」。そんな「自分のために料理ができない」と感じている世帯も年齢もばらばらな6名の参加者を、著者が3ヵ月間「自炊コーチ」! その後、精神科医の星野概念さんと共に、気持ちの変化や発見などについてインタビューすることで、「何が起こっているのか」が明らかになる――。「自分で料理して食べる」ことの実践法と、その「効用」を伝える、自炊をしながら健やかに暮らしたい人を応援する一冊。(晶文社ホームページより) 森 食事を補給作業にしてしまいがちなので、読んでみたいです。レシピではなくエッセイのような本ですか? 池田 むしろ自己啓発に近い本です。一般の人の悩みに寄り添いながら調理する章がありますが、料理を通して心が解きほぐされるんですよ。過程を大切にすることや、手間暇をかけて積み重ねることの意味を教えてもらえます。 森 なるほど。できあがった料理ではなく、その過程を大事にすべきなんですね。生きることもそうだし、働くことにおいても学びが多そうです。 池田 まさにその通りで、最近、社会全体で考える行為がおろそかになっているように感じます。答えをすぐ求めるのではなく、わからないなりにやってみたり、もがいてみたり、失敗したり。料理と同じで、働くうえでもプロセスが大切なんです。 森 「考える行為がおろそかになってないか」というのは大事なご指摘で、自分自身も思い当たる節があります。 池田 今回の選書企画では将棋の棋士の本も入れています。将棋の最適な指し手はコンピューターが瞬時に教えてくれますが、棋士たちは答えにたどり着くために十時間考えたりします。でも答えを知っていることと理解していることはまったく別で、考えるプロセスを経ることで自分の血肉になるんじゃないでしょうか。 失敗した経験があるから選ぶ力が養われていく 森 働くことを考える上で、本がヒントをくれることはありますか? 池田 タイパ重視の世の中なので、欲しい答えを最速でくれるのは本ではないのかもしれません。でも、読書は過程を養うものなんです。本を一冊読み切った時間こそが考える力を与えてくれます。 森 映像も過程の時間を楽しむことができますよね。他のメディアと比べて、本ならではの良さはありますか? 池田 映像は情報量が多いぶん、「こんな見方もできるんじゃないかな?」という解釈の余地が本より少ないのではないでしょうか。本は文字というシンプルな表現方法だからこそ、受け取りかたが人によって異なったりします。そこに正解はなくて、自分で考えることを求められるのが本なのかなと思います。 森 人によって受け取り方が違うというのは、たしかに本の特徴かもしれません。 池田 人によっても違うし、自分の中でも受け取り方が変わったりします。僕は同じ本を読み返すことがありますけど、20代で読むとき、30代で読むとき、子供が生まれてから読むときで、感じ方が変わったりします。昔はピンとこなかった内容が理解できることもあるし、その逆もある。読み返すごとに気づきがあるんですよ。 森 本は廃れなさがあるとも言えますね。読み返すに値する作品を見つけるのも大変じゃないですか? 池田 面白いと思うのは、十冊のうち一冊のときもあります。でも残る九冊が自分に刺さらなかったからこそその一冊が輝いているわけで、読んだ時間は決して無駄ではない。失敗した経験があるから選ぶ力が養われていく部分もあると思います。 企画・編集:小野寺真央(サイボウズ) 執筆:森潤也 撮影:高橋団(サイボウズ) サイボウズ式特集「本とはたらく」 働き方の価値観が多様化し、どのように働き、どのように生きるのかが問われている現代。そんな時代にあって、「本」というメディアは「働くこと」を自分で見つめ直すきっかけをくれるのではないでしょうか。「本を読むこと」を通じて、私たちと一緒に、仕事やチームワークに繋がる新たな発見を探しに行きませんか? 特集ページを見る